学生による授業評価の結果

投稿日: 2012/10/22 1:33:31

「学生による授業評価」アンケート集計結果が出た (添付した babygames12evaluation.pdf を参照).数ある科目のなかでも最高レベルの評価結果だと思われる.

レーダチャート

(受講者が5名に限られていたし,高い評価を獲得する努力もしたため) この結果は当然といえば当然だが,よい授業をしてもなかなかよい評価を得にくいのも事実.成熟した学生に恵まれていたという面もあるだろう.(欠席も一度もせず) 文字どおり毎回参加してくれた学生のみなさんに感謝する.

ただし「成熟した学生」と言っても,例外的に勉強熱心だったわけではない.

  • シラバスにある「自習時間を週4時間は確保すべき」という基準を満たした学生は残念ながらいなかった.

  • 授業への参加も,夜間主や地域マネジメント研究科の社会人学生とくらべて活発ではなかった.

ちなみに少人数ゆえ本音を書きにくくなる影響を抑えるため,入学年度や所属学部は答えなくてよいと伝えておいた.実際には4人が回答した.

以下,Q1 の回答で自習時間の長かった学生の順に,自由記述欄のコメントを紹介する.授業計画等シラバスが詳細であったことを2名が明示的に評価していることが分かる.そのシラバス故にこの科目の周知を妨害して来た大学教育開発センターおよび修学支援グループには猛省してもらいたい.学生の満足度を下げるような妨害行為を彼らは繰り返すべきではない.

  • 「他の授業と違い Moodle で次回の内容が詳しく書かれていたので,自分で学習を進めることができた.シラバス (配られたプリント) も内容が細かく具体的だったのでそれもよかった.1回目〜15回目 (14回) までの内容が全て細かく最初に示されている点もよかった.」

  • 「先生には丁寧に教えてもらいました.この科目はとても広がりがあるものだと分かりました.」

  • 「授業計画が細かく,次は何をするのか分かることがとても良かった.内容が面白く,実用的な数学を学べた.次からは公式のシラバスにぜひ,のってもらいたい.」

  • 「始めはゲーム理論がどんなものか分からなかったが,授業を重ねて行くうちは,少しは理解できた.面白い分野だと思った.」