2016/2/12 Final Exam

投稿日: 2016/02/23 7:32:39

記録

    • [2月12日金曜日のオフィスアワーの来訪者なし]

    • 期末試験は14名受験.1125から提出を認め,1125に3名,1133までに4名,1146までに4名,1158までに残り3名が提出.

アナウンスメント

    • 期末試験問題・正解例・配点・採点基準は Moodle のコースページに 3月4日に掲載した.

      • 期末試験の採点は以下の3種類の点数を別々に計算して念入りに行った: (i) 獲得点を手計算で合計した点数,(ii) 獲得点を自動で合計した点数,(iii) 減点を手計算で合計した点数.

      • 期末試験は全般的にはよく出来ていた.できが悪かった問題には次のようなものがある:

      • 支配戦略や最適反応の定義にかかわる問題.内容的には基本中の基本である「定義」を聞く問題に過ぎない.これらの定義を理解していない人は問題解説ビデオを見るように伝えてあったにもかかわらず5人しかできていなかった.今回の試験では唯一の大学レベルの抽象度を持つ問題であり,これができないということは大学生レベルの抽象的思考が身に付いていないと言えるだろう.

        • 繰り返し囚人のジレンマにかかわる問題.6人だけ正解.繰り返しが有限回か無限回で解に違いがあることを正確に理解していない人が多かった.

      • 期末試験問題は返却しない.内容を確認したい人は三原オフィスへ.あらかじめメールで連絡を取った方がいい.

    • 試験結果 (中間試験,期末試験,それら合計の平均点・中央値・得点分布および成績評価 [秀はS, 優は A, 良は B, 可は C, 不可は X] の分布) はこちら.

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    • 期末試験の各問題ごとの得点分布・平均・中央値は,上のスプレッドシート左下の「期末詳細」タブをクリックすると現れる.得点分布は問題ごとに高い得点から順にリストしており,横の並びに意味はない.

    • 7点を上限とする救済点 (ボーナス点) は,中間試験と期末試験の合計点が 53-59点あるいは63-69点の者 (追加により不可が可になるか可が良になる可能性がある者) を対象に,授業への貢献や研究室訪問などを考慮して与える予定だった.該当者はいなかった.

    • 個別の成績は Moodle で確認できる (2月23日午前2時までに掲載).大学から後日受け取った成績が Moodle で表示される成績と一致していない場合は,修学支援グループに「成績調査依頼票」を提出のこと.

      • 以下の全項目の点数が確認できる (このような詳細な情報を提供していることを知ることもなく終わってしまう人が毎年のようにいるけど): 中間1 中間2 中間計 期末 総点 失格数 評定 期末1 期末2 期末3 期末4 期末5 期末6 期末7 期末8 期末9 期末10.

      • Moodle コースページは 4月1日以降のいずれかの日に閉鎖する予定 (現時点ではゴールデンウィークまでという情報が有力).必要なファイルは各自保存すること.

      • [教員向け情報] Moodle に成績評定を載せる方法をアップデートした.

    • ゲーム理論についてもっと知りたければ,あらためてシラバスの「参考文献」欄を見るとよい.読み物の類いも載っている.

    • [追記して再掲] 図書館では「Maruzen eBook Library 試読トライアル」というものを4月30日までやっていて,いくつかの書籍の全文が閲覧できる.

    • [修正] なにか相談したいことがあったら今後も会いに来てくれていい.ただしメールで連絡をとっておかないと捕まりにくいだろう.学問一般とか若者・学生事情にかんする雑談,経済学関連分野大学院進学にかんする相談など歓迎する.一方,普通の就職とか経済情勢なんかについて尋ねてくれてもあまりためになることは言えないと思う.また,自分はひとの名前だけでなく顔もすぐ忘れてしまうので,ゲーム理論を取っただれだと教えてくれないと分からないかもしれない.

では,ごきげんよう!