2016/12/2 Class 9

投稿日: 2016/12/02 13:25:32

記録

    • 武藤 IV 章導入部および1-3節.1034-1122

      • [追記] 板書で.武藤の本は新書であり文字がぎっしり書いてるからそれを投影しても見にくいかもと思った.また,文がきっちりとびっしりと書かれていて,神取のようにコンパクトで印象的な文を目立ちやすくするような書き方とは違うという理由も.武藤作成スライドでやることも考えたが,スキップした方が早い表 4-3 に解説が依存していた事と,その表の中でいちばん大事な利得の計算方法が載って無かったので採用せず.

    • 天谷5章124-127頁 (120-123頁は各自) 1144まで

      • [追記] 板書で.たぶん図解を中心にして本の内容を投影しても行けたと思う.でも図に書かれている情報は十分板書できる程度の量なので,それなら話の流れで順次必要な情報が現れる板書の方がいい気がした.

    • 中間試験2. 1202までに全員提出

    • 12/1 オフィスアワーズ 1310-1425. 2人いろいろ.

    • 12/2 オフィスアワーズ 1250?-1310? 1人 makeup について.

    • 9名出席.風邪の人もいた? というか,今週は僕はずっと風邪薬飲んでる.

アナウンスメント

    • 第2回中間試験 (in-class) は次回返却予定.

    • 素点による満点は9点で配点も9点 (零基準点は 0 点),

    • 合格点は 5点 (満点の約56パーセント) とした.

    • In-class exam の受験者は9名で,うち合格9名,不合格0名だった.

      • 平均は7.44点,中央値は8点.

      • 得点分布は 9, 9, 9, 8, 8, 8, 6, 5, 5点だった.

      • 試験日とその前日にオフィスを訪れた3名は救済が必要な事態には至らなかったけど (人によってはぎりぎり),持参してくれた makeup は (問題1もできていれば) 合格相当になるまでやり直してもらった.

      • 全員が合格点を取ってくれたため,僕が来週やらなきゃいけない作業が減ったのは嬉しい.(もっともテキストを変更した今年度は教材をいろいろ改訂しないといけないが.) Makeup を提出する必要がある人はいないが,質問があればオフィスアワーズか授業前後にでもどうぞ.

  • 中間試験2回分の得点分布は 17, 17, 17, 16, 16, 16, 14, 12, 11点.17点満点だから最大失点は6点.全員が S (秀) を取る可能性がまだ残されている.「ぎりぎりC (可) で合格するのが賢い」と思ってる人もいるかもしれんが,そういう中途半端なレベルを狙うと容易に不可になるし,あまり勉強した意味がないし (思考のトレーニングにならない),GPA も悪くなるので,S とは言わずとも A (優) くらいは目指して欲しい.

  • 第2回中間試験 In-class exam および正解と講評はすでに Moodle にアップロードした.特に誤答例をいろいろ載せたので参考に.

授業の内容への補足

    • 必読教材「ゲーム理論: 補助教材」の本日授業分に当たる4.1節の改訂版 (game_notes161202notes-bayesian) を Moodle に置いた.

    • 新たにその節を書いたうえ,4.7節に「追加演習」4.1から4.3を挿入した.

    • 天谷5章122頁の封筒の交換ゲームの結果は,あくまでふたりとも合理的でありそのことをふたりとも知っている場合の話.たとえば Player A が合理的であることを Player B は知っていることになる.それだけでは実は不十分で,「Player A が合理的であることを Player B は知っている」ことを Player A は知らない可能性があり,そうなると Player A としては Player B の行動を読めなくなり「それなら自分も」とおかしな行動を取るかもしれない.というわけで,200円ならたぶん交換を申し出た方がいいかも.笑

課題および次回の予定

取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.

    • 次回 Class 10 では武藤 IV 章4-7節をやる.板書でやるかどうかは決めていない.