2020/1/24 Class 14
投稿日: 2020/01/24 6:23:49
記録
出席確認,事務連絡,GeoGebra による正規分布等の例示.10:42 まで
問題解説 3:「試験対策用課題一覧」で「期末直前」とある演習:
4.2, 4.3, 4.4, 4.5. 1108 まで
4.7. 1118 まで
4.8. 1142 まで
4.10. 1200 まで
4.6 と 4.9 はほんの少しだけ言及し,詳細は各自に任せた.
10名出席,7名欠席.
MetaMoji Note の投影.4.2-4.5 はあらかじめ描いておいた図に書き込み.4.7 と 4.8 は印刷された図に書き込み.
ところどころ学生への質問をはさみながら進めた.
事務連絡
小テスト 5 の締め切りは1月31日金曜 10:30 (予定).
試験前日の2月6日木曜日13時から18時にオフィスアワーズを設ける予定.
開始時刻を早めて欲しいという希望があれば申し出るように.
直前のオフィスアワーズに期待しすぎないように.例年,質問をいくつも持ち込んで来る学生が複数いるため,一人に割ける時間が限られることがある.また,2016年には講師がインフルエンザにかかり試験2日前に予定していたのをキャンセルした実績もある.できるだけ通常のオフィスアワーズを利用しよう (来週授業後しか残ってないけど).あるいは教えてくれそうな大学生を家庭教師アプリで探すとか (僕は使ったことがないからよく知らんが).
期末試験の形式,受験上の注意,出題ポイントにかんする情報は2018年度の期末試験直前情報と大差ない.
問題数や配点などの細かい数値とか「演習 xx の類題は出るぞ!」といった具体的予告は参考程度に.
試験場はいつも授業をやっている教室.公式情報もそうなっているはず.
他の科目にも役立つかもしれない試験勉強のヒント.今さらだが,以下のふたつのタイプの勉強法は分けた方がいいと思う.後者だけでは現状の能力内での対応の練習にはなっても,能力向上にはあまり役に立たない感じがある (試験が済めばなにも残らない):
普段の勉強では時間をたっぷりかけて問題をじっくり理解する.
試験直前の勉強では問題の理解を再確認し,すぐに答えを「取り出せる」(思い出せる) 状態にしておく.
授業の内容への補足
ゲーム理論の講義はほぼ完了した.将来まだゲーム理論あるいは経済学とかかわりを持ちたいか持たざるを得ない学生は,補助教材「はじめに」にある「経済学を学ぶ方のための読書案内」やシラバスの「必読文献・参考文献」をじっくり読むといいだろう.
授業冒頭に GeoGebra で正規分布の確率密度関数のグラフ [リンク] を例示した.横軸の選択した区間に確率変数が含まれる確率は,グラフ下の青色部分の面積で表される.区間を変更するなどの操作をして,視覚的に納得しておくことを勧める.来週また出てくる一様分布では,単純すぎて確率密度関数の概念を掴みづらいかもしれないので.
GeoGebra は多くのアプリに比べて作図が簡単にできるし,教材も作りやすいみたいだ.図を作成して (数式などをふくんだ文書作成システムの標準) LaTeX に取り込みたい人や,算数/数学教材の開発をしたい教育学部生なんかに勧められる.
課題および次回の予定
取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.
最終回 Class 15 では以下を予定:
問題解説 3.「試験対策用課題一覧」の「期末直前」演習 4.12
終わりの言葉.「ゲーム理論: 補助教材」5.2 節の「おわりに」(20分)
学生による授業評価 (15分)