2013/12/6 Class 9

投稿日: 2013/12/06 7:32:05

記録

    • [12月3日1440-1550. 学生 Md 向け補講.Class 7 の内容]

    • [12月5日特別オフィスアワーズ.学生 Yu が 1525-35 に来室.先に動いた人の選択内容を知っているかどうかといった情報集合のこと.]

  • [12月6日 1000-1015. 学生 Bd が中間試験 2 (makeup) 問題 3 について質問.プレーヤー2の戦略を誤解していた模様.]

    • 武藤 45-53頁.1030-1103

    • 渡辺5章168-175頁.1130まで?

    • 渡辺5章176-179頁.1145まで

    • 中間試験 2 (in-class). 1145-1158

    • 10名出席.

    • 100万円が 1/2 の確率で当たるくじよりも確実な50万円を好むというリスク回避的の人が多数派だった.1名は逆とのことでリスク選好的.

アナウンスメント

    • 第2回中間試験 (in-class) は次回返却予定.

    • 素点による満点は9点で配点も9点 (零基準点 0 点),

    • 得点分布は 9, 9, 9, 9, 6, 5, 5, 4, 3, 1 点だった.平均は6.0点,中央値は5.5点.

    • 合格点は 5点 (満点の約56パーセント) で,In-class 分の合格7名不合格3名だった.

      • 部分ゲーム完全均衡の理解と解き方がやや不十分.解き方は逆向きに解く方法と全体ゲームのナッシュ均衡を絞り込む方法がある.過去問題の正解例参照.

      • Moodle に掲載した中間試験 2 (makeup) をチェックせずに in-class を受験した人が1名いた模様.Moodle 上のコースページの存在を忘れたのか.Makeup に真剣に取り組まないと挽回は困難だろう.

    • Take-home makeup も in-class exam もすでに Moodle にアップロードした.Makeup を提出する場合は次回12月13日の授業開始時までに提出のこと.オフィス斜め前のレターボックスに入れてもいい.(事情があって遅れる場合は連絡のこと.他の方法で提出できない場合は答案をスキャンまたは判読できるように撮影したファイルをメールで送ってくれてもいい.)

      • Makeup の問題 2 は与えていないので回答不要.

    • [追記] この科目に履修登録していない学生3名を Moodle コースページ参加者から削除した.

授業の内容への補足

「ゲーム理論: 授業内容補足」の第5章の該当部分をチェックすること.

    • 前回分へのコメントになるが,ペナルティーキックの分析結果が,プレーヤーの心理的要素など考慮しなくても合理的計算だけで出て来るのは面白い.なお,武藤165頁に「自分の得意技を使うばかりでは能がない」とあるのは,あくまで一方の技を防御するような対戦相手がいる競技の話.

    • 混合戦略ナッシュ均衡の求め方は武藤流 (両方のプレーヤーの戦略の確率 p, q を入れたままで各人の利得を計算し最適反応グラフで解く方法) も渡辺流 (あるプレーヤー戦略の確率 q を求めるのに他のプレーヤーがどちらの戦略を選んでも同利得になることを使う方法) も理解しておくこと.

課題および次回の予定

取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.

    • 次回 Class 10 では渡辺5章180-187頁を40分で,188-199頁を50分でやる予定.