2010/7/27 Final Exams

投稿日: 2010/07/29 8:59:13

■やったこと

期末試験は5人受験.全員が1140から1150のあいだに提出した.

■授業の内容にかんする補足

■期末試験および総合成績にかんするアナウンスメント

    • 期末試験問題と正解例および講評 (各問ごとの得点分布も) は Moodle のコースページに置いた.

    • 試験結果 (中間試験,期末試験,総合点の平均点,中央値,得点分布および成績評価 [秀はS, 優は A, 良は B, 可は C, 不可は X] の分布) は,このエントリー下の添付ファイル babygames10record.pdf に載っている.

      • 期末試験問題は返却しない.内容を確認したい人は三原研究室へ.あらかじめメールで連絡をとって来たほうが確実.

      • 期末試験の採点では,獲得点と失点をそれぞれもとめた上で両方の和が80点になることを確認した.採点に誤りはないと思う.

      • 期末の成績は中間試験結果から予想していたものより悪かった (2名を除く).特に期末試験直前に解説した問題のできが悪かった.昨年も小テストと期末試験では大幅な順位の入れ替わりが見られたので,ひとつの傾向かもしれない.

      • ボーナス点は5点が限度.総点が75点以上80点未満の2名についてはボーナス点の追加により成績が B から A に変わる可能性があったが,授業への貢献や欠席回数から考えて A には至らなかった.

      • [修正] 個別の成績は7月29日20:30までにメールで通知した.[追記] 大学から後日受け取った成績がこのメールの grade のしめす成績と一致していない場合は,修学支援グループに「成績調査依頼票」を提出してください.

    • 以下,総合点で分けた各グループにたいしてアドバイス:

      • 90点代 (2名).ゲームを解くことにかんしては経済学大学院レベルに近いところまで到達しています.理論を専門とする大学院生にとっては「ゲームを解く」というのははじまりに過ぎないのですが,応用を専門とする大学院生や研究者にとっては「ゲームを解く」ところまで行けばかなりのことができます.学問の先端もそう遠くはないです.

      • 70点代 (3名).このうち2人は中間試験ができていたため最後になって気を抜いた可能性がある.1 人はその逆.C と S の差はそんなには大きくない.どうせ B をとれるくらい勉強するなら S を狙ったらいいんじゃないでしょうか.

    • ゲーム理論についてもっと知りたければ,あらためてシラバスの「参考文献」欄を見るとよい.読み物の類いも載っている.

    • なにか相談したいことがあったら今後も会いに来てくれていい.ただしメールで連絡をとっておかないと捕まりにくい.経済学のこと,学問や大学院進学のこと (分野を問わない) など,アカデミックなことならかなり適切なことが言えるはず.一方,普通の就職なんかについて尋ねてくれてもあまりためになることは言えないと思う.[追記] あと,自分はひとの名前だけでなく顔もすぐ忘れてしまうので,ゲーム理論を取っただれだと教えてくれないと分からないかもしれない.

では,ごきげんよう!