2020/1/31 Class 15

投稿日: 2020/01/31 8:56:11

記録

  • 出席確認,事務連絡,GeoGebra による正規分布の例示. 1038まで

  • 問題解説 3「試験対策用課題一覧」で「期末試験直前」とある演習

    • 補助教材 演習 4.12.1128 まで (50分; 45分は必要か)

  • おわりの言葉.1148 まで

    • シラバスに書いた到達目標などを再確認.目標達成に向けて (やり過ぎなくらい) 入念に授業を組み立てている (つもりである) ことは伝わっただろうか?

    • 「ゲーム理論: 補助教材」5.2節の「おわりに」と5.3節「コメント」と5.5節「最後の読書案内」から拾い読み

  • 学生による授業評価.1155までに全員終えて退出 (大部分の学生は5分以内に回答)

  • 12名出席,5名欠席.

    • MetaMoJi Note とプロジェクタ利用.書き込みは少なかったが,レーザーポインターで指しながらゆっくり進めた.

事務連絡

  • 期末試験直前の特別オフィスアワーズは2月6日木曜13時から18時.

    • Class 14 の事務連絡を参照.病気などでキャンセルする場合はできるかぎりこの連絡ページで知らせる.

    • [追記] 過去に受けた小テストのスコアを表示できない場合の対処法を Moodle に掲載した.

  • 期末試験の形式,受験上の注意,出題ポイントにかんする情報は2018年度の期末試験直前情報と大差ない (試験問題冊子に記載する「注意」項目が多いので,あらかじめリンク先で把握しておくといいだろう).Class 14 の事務連絡も参照.追加情報があれば以下に追記するかもしれない:

    • 試験問題,正解,配点,および採点基準は試験直後に Moodle に掲載するつもり.しかし成績分布や個別の結果の通知は今年は遅くなる見込み.(例年だと数日以内に通知できてるのだけど.)

    • 試験対策用課題一覧」は学期開始時から多少修正されている.

    • 支配とかナッシュ均衡の定義は大事.くどいけど.

    • 演習2.7 (戦略形ゲームにかんする真偽問題) については,均衡からひとりが離れるかふたりが離れるかという小問 g または h の類題を出すことが多かった.今年は他の小問の類題も含める.偽の命題に関しては反例を挙げられるようにしておこう.

    • 演習2.11 (混合戦略均衡) に手を入れて類題を作っていたら,小テストのとまったく同じになってしまったので (笑) 作り直すつもり.利得の数値の違いはもちろん,Player A と B どちらの戦略を尋ねられても対応できるようにしておくべし.

    • ある問題のヒントが他の問題に書かれていることが結構ある.たとえば定義問題で答えるべき式のヒントが別の問題中の式で与えられているとか,情報集合や戦略の意味をうろ覚えでも別の問題の脚注を読めば思い出せるとか,そういう類いのこと.

      • [追記] 問題文の意味さえ正確に把握できれば,ゲーム理論を学んでいなくても正解できるはずの問題もある.

    • 追加演習4.1, 4.2, 4.3 (4.7節の最初の3問) の類題は出題しない.

    • 演習4.10または4.12の類題 (オークションを扱ったもの) は出題する.第三価格オークションについて場合分けして議論する問題を作成したいのだが,断念するかも.4.12の類題については,問題文中に出てこない文字を断りなく使わないように注意 (たとえば人数は n 人ではなくて10人となってるかもしれない; 入札額は b ではなくて y となってるかもしれない).解答中に改めて n=10 などと導入すれば可.

  • 小テスト5を本日締め切り,記述式バージョンと正解例を Moodle に掲載した.

      • 受験者は14名で,合格者14名不合格者0名だった.

      • 合格までの受験回数は1回が1名,2回が7名,3回が1名,4回が2名,5回が3名.

授業の内容への補足

    • 卒業要件の例外を認めてもらった話は誤解した人がいたかも.落としてしまった必修科目を「別科目で代替したい」と事後的に相談するんじゃなくて (それでも交渉力ある人は成功するかもしれんが卒業間際にやるとリスクが高い),あらかじめ相談して約束しておくのがポイント.相談の目的は落とした単位の救済ではなく,必修という要件自体を外してもらうこと.また,自分のばあい相談相手は教員ではなく学生の学業成績記録を管理する大学職員だった.といっても,香川大学でそういう権限のある事務職員 registrar はいないだろうな.履修計画を相談できる教員 (アドバイザー) ということになるだろうか.だが教員は registrar のような権限はないからやはりダメか.いずれにせよ,落とした単位の救済を求めると不正とされる可能性が高いので注意.

次回の予定

期末試験を実施する.2018年度の「期末試験直前情報」を参照.