2011/4/26 Class 3

投稿日: 2011/04/26 7:44:25

■やったこと

    • [カウントゲームやアナウンスメント]

    • 補助教材2節定義2.2から定義2.4まで.1035-1120.

    • 補助教材 演習2.4, 追加2.1, 演習2.6. 1120-1156.

    • [カウントゲーム]

■アナウンスメントなど

    • 11名参加.履修登録したのは13名で Moodle コースページに現時点で9名参加.Moodle に参加していない4名は授業には来た.

    • 演習 2.6 の (i), (ii) の最適反応については二人を指名し,いずれも正解.指名されるのはあまりうれしくないかもしれないけれど (特にボク自身がそうだったように,あとでゆっくり復習するタイプの学生ほどそうかもしれない),学期最後の満足度は高くなる傾向があるので,今後もときどきやるつもり.

    • 今日やらなかった演習 2.8 は,「課題のあつかい」にある予定どおり期末試験直前に解説する.

    • 授業冒頭に数名相手にカウントゲームをやったが,いずれも三原の勝ち.授業最後に「勝てる人」に挙手を求めたら学生 Mb が手を挙げて先手を取り,確かに正しいプレーで勝った.説明は伏せるが,このゲームは先手さえ取れば勝てるはずのゲームである.

    • 授業後数名から質問あり.記号の使い分けや,演習2.6の支配弱支配の再確認,事務的なことなど.いったんダウンロードした補助教材の置き場を忘れた学生がいた.シラバスや公開教材などは,メイン講義ページ下側の「添付ファイル」から入手できる.

    • [追記] 授業記録で学生に言及することがある.氏名をもとに Mb のように2文字ていどで記号化したコードを用いるが,それでは困るひとは別名など代替案をメールで教えて欲しい.

■授業の内容にかんする補足

先週も書いたように,補助教材2節は抽象度が高い.定義2.4までの説明を終えた段階でむずかしいと思うか尋ねたところ,ほぼ全員が挙手した.一般に定義というのは簡単ではない.たとえば形のない「愛」はもちろん,形があるものでも簡単ではない.一応知っているはずの「大学」や,よく知っているはずの「ネコ」をみんは定義できるだろうか.すべての概念を定義する必要はないが,きちんと定義しておかなければ正確な議論ができなくなるような概念は定義したほうがいい.さいわい,上記の「愛」「大学」「ネコ」などとちがって,(「支配する」であれ「最適反応」であれ「ナッシュ均衡」であれ) ゲーム理論の主要概念は,いずれも数学的に簡単に定義できる.[三原の個人メモ: 「補足」ドキュメントに記録済み.]

■次回までの課題

取り組むべき課題や読むべき文献については,シラバスの「授業計画」を参照.これまでの講義で,第1回中間試験より前の内容をすべてカバーした.学生が自分でシラバスを参照することを推奨するため,今後は,授業ログのこの項目 (「次回までの課題」のこと) には,主としてシラバスの「授業計画」に載っていないものを載せる.

  • 中間試験の準備を忘れずに!

■次回の予定

    • 渡辺2章60-71頁.20分?

    • 渡辺2章72-73頁 (85頁時間差じゃんけんの後手の戦略も).15分?

    • 渡辺3章75−85頁 (できれば 91頁まで). 35分?

    • 第1回中間試験.20分?

      • 範囲や重点そして特に重視する課題は,シラバスの「授業計画」を参照.

      • [修正] Take-home makeup の問題を5月2日に Moodle にアップロードした (このサイトの左窓「外部サイト」から行ける).In-class exam の準備にもなるように問題を作ったので,in-class 実施以前に取り組んだ方が有利.締め切りは 5月17日の授業開始時.(提出方法は追って連絡する.修学支援グループへの提出あるいは授業開始時持参になる.)