2018/10/12 Class 2

投稿日: 2018/10/12 8:17:30

記録

    • 連絡ページ 1030-1037

  • 補助教材2.1節続き.神取 例6.2. 1048まで

  • 補助教材2.2節

    • 2.2.2節の最後まで.1200 まで

    • 16名参加.前回より6名減少.まだ出席は取らず.出身地が瀬戸内に集中してるのと,経済学部の学科の区別がなくなったことで,覚えるのは大変そう.

    • MetaMoJi ノートとプロジェクタ利用.囚人のジレンマの説明は大部分省略.書き込みは図,支配の導入部にある3*3ゲームにおける不等式3本,支配関係の定義.一方,集合,組,直積,関数などの数学の用語は文中にマークする感じ.

  • この日15:30時点の履修登録者は1名減の23名,Moodle コースページ登録は19名,アンケート回答者は15名.

    • 学生は実に退屈そうだった.「コーディネーションゲーム」や「合理的な豚」のような具体的ゲームの部分はともかく,抽象数学の部分は数人除いて死んでる感じ.だがここは,来週の履修取り消し締め切りまでに科目への適合性を自己判断してもらうためには今やらざるを得ないところ.

事務連絡

  • この科目を知った情報源や参加した動機などを尋ねるアンケートへの回答よろしく.正式な案内は「連絡ページ」の Class 1 の記事を参照.自己紹介が不十分だと救済点を与えない可能性もあることは本日伝えた.該当者は後日 Moodle で発表する.締め切りあとでいいので回答よろしく.

      • [10/13修正] Moodle のコースページに「学生も投稿できるフォーラム」を用意した.自己紹介もそこでできる.

    • たぶん今後も311講義室で続ける.人数が10人切れば三原オフィスに移動することはできるけど,プロジェクタの貸し出しとかで手間がかかりそうだからこのまま続けるつもり.

    • トップページにシラバスの「確定」バージョンを置いた.主な修正項目はそこに書いたが,すでに印刷した人は改めて印刷し直すほどでもない.

    • 東京大学の松井彰彦教授が11月9日金曜3コマの時間帯に「ゲーム理論がおもしろい」という講演を行う.この授業の必読教材の著者のひとりでもある.ゲーム理論の意外な側面を垣間見られるのではないか.

    • [10/14 追記] 図書館中央館が除籍図書を無料で配布している.もう遅いかも.僕も忘れていた.

授業の内容への補足

    • 「ゲーム理論: 補助教材」の2.7節にコメントが,2.9節に読書案内がある.他の章にもコメントや読者案内があるので見落とさないように.

    • 補助教材2.2節はこの授業でもっとも抽象度が高く「大学の数学」らしい雰囲気が漂うところ.集合や関数など高校で既出な話が多いので退屈かもしないが,例年学生が苦手とするところでもある.抽象数学が読めない「文盲」は学生時代に克服しておこう.「定義2.2」のようにナンバーを振った定義を書けることを目標にするといい.一度聞いただけで分かる人は少ないかもしれない.次の動画も参考に:

    • Game Theory Online に支配関係に関する7分強の解説がある: GTO-1-09: Dominant Strategies

      • 演習問題を通した動画解説もある.授業でも近いうちにあつかうが,先取りしたい人はこちらを参照してほしい.

  • 用語の和訳付き英語スライド yasuda1504micro8.pdf を Moodle に置いてある.もっと英語で学びたい学生は,補助教材「はじめに」で紹介した Jehle and Reny (2011) あるいは Tadelis (2013) といったテキストの該当部分を拾い読みするだけでもためになるだろう.すでに日本語で理解した部分だけを拾って行くだけでも十分.

課題および次回の予定

取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.次回 Class 3 では以下をやる予定.「補助教材」と神取6章は持参した方がいい.

  • 補助教材2.2.3節.30分

    • 補助教材2.3.1節 (神取6.2節例6.3). 25分

    • 補助教材 非掲載? (神取6.2節例6.4) 高々5分

    • 補助教材2.3.2 節前半? (神取6.3節) 20分