2015/2/13 Final Exam

投稿日: 2015/02/13 13:46:35

記録

    • 期末試験は6人受験.1110ころから始まって1135までに全員提出.

    • [2月12日木曜日のオフィスアワーの来訪者は学生 Nm のみ.1225-1308]

アナウンスメント

    • 期末試験問題・正解例・配点・採点基準は Moodle のコースページに 2月13日午後に掲載した.

      • 期末試験の採点は以下の3種類の点数を別々に計算して念入りに行った: (i) 獲得点を手計算で合計した点数,(ii) 獲得点を自動で合計した点数,(iii) 減点を手計算で合計した点数.

      • 期末試験は全般的にはよく出来ていたが,以下のような問題のできが悪かった.

      • 支配戦略や最適反応の定義にかかわる問題.これらの定義を理解していない人は問題解説ビデオを見るように伝えてあったにもかかわらずできが悪かった.今回の試験では唯一の大学レベルの抽象度を持つ問題であり,これができないということは大学生レベルの抽象的思考が身に付いていないと言ってよいだろう.内容的には基本中の基本である「定義」を聞く問題に過ぎない.

        • 支配戦略による均衡を持つような反例を挙げなければならない問題で,ほとんどの学生が支配戦略による均衡を持たないゲームを挙げていた.

        • 投票の木」をまともに描けていない解答が多かった.

        • 男女争いゲームの混合戦略均衡を求める問題で,利得が単なる数字であることを理解していない答案がいくつかあった.

      • 期末試験問題は返却しない.内容を確認したい人は三原オフィスへ.あらかじめメールで連絡を取った方がいい.

    • 試験結果 (中間試験,期末試験,それら合計の平均点・中央値・得点分布および成績評価 [秀はS, 優は A, 良は B, 可は C, 不可は X] の分布) はこちら.

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    • 期末試験の各問題ごとの得点分布・平均・中央値は,上のスプレッドシート左下の「期末詳細」タブをクリックすると現れる.得点分布は問題ごとに高い得点から順にリストしており,横の並びに意味はない.

    • 7点を上限とする救済点 (ボーナス点) は,中間試験と期末試験の合計点が 53-69点の者 (追加により不可が可になるか可が良になる可能性がある者) を対象に,研究室訪問,授業への貢献,出席回数などを考慮して与える予定だった.66点を取った1名が該当したが,成績評価を改善するために必要な救済点4点を与えるには値しないと判断した.

    • [修正] 個別の成績は Moodle で確認できる (2月14日午前3時前に掲載; その後,見れないとの連絡を受けて2月27日に見えるように修正).大学から後日受け取った成績が Moodle で表示される成績と一致していない場合は,修学支援グループに「成績調査依頼票」を提出のこと.

      • [追記] 以下の全項目の点数が確認できる (このような詳細な情報を提供していることを知ることもなく終わってしまう人が毎年のようにいるけど): 中間1 中間2 中間計 期末 総点 失格数 評定 期末1 期末2 期末3 期末4 期末5 期末6 期末7 期末8 期末9 期末10

      • Moodle コースページは 4月10日以降のいずれかの日に閉鎖する予定.必要なファイルは各自保存すること.

      • [教員向け情報] Moodle に成績評定を載せる方法をアップデートした.

    • ゲーム理論についてもっと知りたければ,あらためてシラバスの「参考文献」欄を見るとよい.読み物の類いも載っている.

    • なにか相談したいことがあったら今後も会いに来てくれていい.ただしメールで連絡をとっておかないと捕まりにくいだろう.経済学のこと,学問や大学院進学のこと (分野を問わない) など,アカデミックなことならかなり適切なことが言えるはず.一方,普通の就職とか経済情勢なんかについて尋ねてくれてもあまりためになることは言えないと思う.また,自分はひとの名前だけでなく顔もすぐ忘れてしまうので,ゲーム理論を取っただれだと教えてくれないと分からないかもしれない.

では,ごきげんよう!