2017/12/1 Class 9

投稿日: 2017/12/01 21:37:42

記録

    • [11/30オフィスアワーズには 2人来訪.約15分と1時間]

    • 事務連絡 1033まで

    • 武藤 IV 章導入部および1-3節.1120まで47分

    • 天谷5章124-127頁 (120-123頁は各自で) 1136まで16分

    • 中間試験. 1140-1220

      • 20分あれば十分だと思うが,最初の提出が1205くらい.3名がほぼ最後まで粘った.

  • 5名出席.

  • 図表を中心に本の内容を MetaMoJi Note で投影して書き込みながら.武藤に関しては補助教材4.1節の大部分も投影.天谷は予定より短時間だったが,特に急いだわけではない.

事務連絡

    • 第2回中間試験 (in-class) は次回返却予定.

    • 問題はすでに Moodle にアップロードした.

      • 満点は20点 (零基準点による調整なし).

      • 合格点は14点 (満点の70パーセント) とした.

      • 受験者は5名で,合格3名,不合格2名だった.

      • 平均は15.2点,中央値は14点.

      • 得点分布は 20, 20, 14, 12, 10点だった.ただしヒントをいくつか途中で与えた.

      • 今回はできが悪かったと思う.今回中央値の14点を取った人はぎりぎりで合格したことになるが,(in-class で失格者がいなかった) 前年度だったら最下位に相当したはず.(In-class の配点が前年度と多少異なるので失点で比較すると,今回の失点の中央値は6点で最大値は10点.前年度の失点の中央値は1点で最大値は6点.) 中間試験は以後の授業の理解に欠かせない基礎事項に絞っているので,満点取れて普通と考えて欲しい.

      • 特に目立った点を指摘しておく (makeup 解答の参考に):

        • 「ある戦略がべつの戦略を支配するときはかならず弱支配している」と試験開始 1 分前にも言ったのに,2名には伝わってなかった!

        • 戦略の文字数とか個数とかいまだに分かってないのはまずいよ.

        • 問題4 (ii) または (iii) で (a, d) だけ挙げた人は,情報集合を無視して逆向き帰納法をやった可能性がある.同一情報集合内の上の点と下の点でバラバラには意思決定できないぞ.

        • 試験中「部分ゲーム完全均衡は必ずナッシュ均衡である」とヒントを与えたのに,ナッシュ均衡以外のものを挙げた人がいた.

  • Makeup (救済試験) について.中間試験不合格による評価切り下げ (「可」が「不可」になるなど) を免れたい受講生は,過去の「事務連絡」に従って Makeup を提出するといい.救済の基準点は8割から9割ていどを目安に設定するつもり.深刻な誤りは厳しく減点したいので,完璧でなければ安心はできない.失点が少なければ中間の点数を14点を上限に更新できる可能性もある.質問や解答の修正があれば,締め切り当日のオフィスアワーズか授業前後にでもどうぞ.

  • In-class exam の不合格者がみな救済されたばあい,全員が S (秀) を取る可能性はまだ残されている.「ぎりぎりC (可) で合格するのが賢い」と思ってる人もいるかもしれないけど,そういう中途半端なレベルを狙うと容易に不可になるし,あまり勉強した意味がないし (思考のトレーニングにならない),GPA も悪くなるので,S とは言わずとも A (優) くらいは目指して欲しい.課題に挙げた「演習」に類似した問題が大部分だったことはわかっただろうが,その点は期末も同じようなもの.

授業の内容への補足

    • 補助教材4.1節のほか,4.6節のコメントと4.8節の読書案内を見落とさないように.

課題および次回の予定

取り組むべき課題,読むべき文献,次回の予定については,シラバスの「授業計画」を参照.

    • 次回 Class 10 では武藤 IV 章 (muto01ch4) 4-7節とその準備のための事例3-4をやる.