各週詩篇の中から一篇選び、神を思う時を持ちます。
このときをディボーションの時とします。祈りつつ以下の事をみていきます。
考慮すべき点:
神はどのように描かれているか
このメッセージは何か
強調される事(もしあれば)
新約のどこにこの点をみるか
詩篇を学ぶ時要求される事:
1.その詩篇にタイトルを付ける
2.パラグラフに分けそれぞれにタイトルを付ける
3.自分の人生に時間的制限の無い真理を適用する
詩篇の分類:
1.悔悟の悔い改め:
罪に対する悔い改めの祈り、赦しのための叫び、神の憐れみと恵みだけにより頼む。
6、25、32、38、39、51、102、130、143。
2.知恵:
知恵と神にある聖い生活がもたらす徳の反映で、従うことにより祝福を望む。
箴言のように読む。
36、37、49、73、112、127、128、133、と箴言8。
3.悲嘆:
a. 個人的悲嘆:
個人的な危機、苦難、失望を神に打ち明ける。
3の一部、22、31、39、42、57、71、120、139、142。
b. 公共の悲嘆:
差し迫った、または既に起こってしまった国家的な惨事を表現。
12、44、80、94、137。
4.感謝:
a. 個人の感謝の詩:
人が神からある特定の祝福を受けた時の応答で聖所へ感謝を捧げに来る。
18、30、32、34、40、66、92、116、118、138。
b. 公共の感謝の詩:
65、67、75、107、124、136。
5.賛美の歌:
神のご性格に対する応答。創造主として、イスラエルを守るお方として、歴史の支配者として称賛される。
8、19、33、66、100、103、104、111、113、114、117、
145~147、148、149。
6.救いの歴史の詩:
イスラエルにおこった神の救いのみ業の歴史を思い出させる。特に、エジプトからの解放と
一国家としての建国。
78、105、106、135、136。
7.信頼の歌:
絶望の中にあっても神は信頼できるお方という事実に注目させる。神に信頼していることを表現する助けとなる。
11、16、23、27、62、91、121、125、131。
8.忠誠の詩:
ダビデと彼のような王の生涯の特別な出来事に由来している。または、神のイスラエルの国への仲介者としての彼らの役割に感謝。
2、18、20、21、35、40、45、72、101、110、144。
9.契約再行典礼:
シナイ山で立てられた契約の再行に導く。おそらく神にコミットする礼拝の中で用いられた。
50、81。
10.即位の詩:
年ごとのイスラエルの王の即位の祝い。
24、29、47、93、95~99。
11.シオンの歌:
神を拝する中心としてのエルサレムの聖都の祝い。神の地上での臨在の象徴。
46、48、76、84、87、122。
12.メシヤ詩篇:
59のメシヤに関する予言が詩篇の中にある。
2、8、16、22、23、24、26、27、35、40、41、45、68、69、72、78、87、89、102、109、110、118、132。
13。呪いの詩篇:
これらの詩篇は聖書のことばとしては受け入れがたいような極端な感情の表現を含む。他人について神に怒りの表現をするものを含む。しばしば、とげとげしく根に持つかのように見える。これらの詩を通して、神は私達に罪を犯すことなく怒りを持つことを許される。怒りが他人を傷つけることを許すことなく怒りを持つこと、それらは私達の怒りを神に表現することの助けとなる。それは、神の契約を破り神に反逆した悪者に対する復讐への叫びを含む。
12、35、52、58、59、69、70、83、109、137、140.
14.捕囚後の詩篇:
バビロンの捕囚後に書かれた。
74、85、106、126、129、137.