近畿大学 2002年
座標平面上の2つの動点
を結ぶ直線の通過(存在)領域を求める問題です。
問題では、直線の方程式を求めさせ、求める領域が円の周および外部であることも示しています。(穴埋め)
除外点も答えるようになっていますし、「これらの直線のうちただ1つだけが通る点のうち、x座標が最も大きい点」というおまけもあります。
しかし、ガイドがなくてもあることさえ知っていれば易しい問題でしょう。
「あること」とは、 変化するtについての2次方程式で実数条件(D≧0)を使う、ということです。
それで計算はすみますが、実際にコンピュータで描いてみるとなかなかきれいだということと、ここでできる円のような図形を「包絡線」という、高校の教科書には載っていない内容が含まれているということでとりあげてみました。