愛知教育大学2002年

座標空間内において、原点を中心とする半径1の球面上に、点N(0,0,1)とP(p,q,r)があります。

直線NPとxy平面との交点をQとします。

yz平面をx軸方向に1/2だけ平行移動した平面とこの球面との交線(円)上をPが動くときQの軌跡を求めます。

実際の問題は、Q(u,v,0)として、u,vをp,q,rで表す、という設問がまずあって、次にQの軌跡を求めさせています。

図は次のようになります。

y軸方向に回り込んでみてみると次のようになります。

さて、Qの軌跡が想像できるでしょうか。

球面を地球とすればNは北極ですね。xy平面は赤道面。ここにPの影を映しているわけです。

こういうものを 立体射影 といいます。

u,vをp,q,rで表すのはベクトルの考え方を使えば簡単にできるでしょう。

軌跡の方程式を求めるのは少し計算が面倒です。

実際に動かしてみることのできるものがこちらにあります

戻る