大阪市立大学2012(数Ⅲ)

道に幅1m,深さ1mの穴が空いています。道路を歩いていると穴の底はどのくらい見えるでしょう。

また、木に登って穴の底を見ようとしたらどうでしょう。

そんな現実的な問題が2012年の大阪市立大学の問題です。

(実際の問題は上記のような設定ではありませんが)

図で、x軸上の0から1までが穴で、ABが底です。

Pは座標が(s,1)です。道を歩く人の目ですね。上の状況では穴の底は見えていません。

Qは座標が(2,t) (t>0) です。木に登って見ようとしている人ですね。上の状況では緑の部分が見えています。

問題は、Pから見える範囲の長さをsの関数として表し、グラフを描くことと

Qから見える範囲の長さをsの関数として表し、グラフを描くこととです。

状況がわかれば計算はそれほど難しくはないでしょう。

実際に動かして見ると面白いですね。動かせるものがこちらにあります。

また、答のグラフはこちらです

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