n進数とその計算

「nだけ進んだら1桁あがる」というルールで位取り記数法をしたのがn進数です。

n進数と10進数の関係は次のようになります。左がn進数でこれを10進数に換算する式が右です。

たとえば3進数の場合、次のように計算します。

10進数をn進数に変換するには、その数をnで割って余りを求め、さらにその商をnで割って余りを求め、・・

ということを繰り返していきます。その原理は上の式をよく考えればわかるでしょう。

コンピュータでよく使われる16進数では、数字が足りないため、9の次はアルファベット大文字を使います。

0,1 ,2 ,3 ,4 ,5 ,6 ,7 8, 9,A ,B ,C ,D ,E ,F 

 で15まできますので、つぎに16になるときに1桁繰り上がって 10 となります。

このままだと、10進数の10(じゅう)に見えますので、右下に括弧がきで何進数かを書いておきます。

10進数の16は、16進数の 10(16) といったぐあいです。

n進数の変換をするツールがこちらにあります。次の図がその画面です。画面は16進数から2進数への変換ですが、どちらも任意に設定できます。ただし、16進数まで。

n進数どうしの四則計算は、いったん10進数に直してからやってもいいのですが、できればそのままやれるとよいでしょう。かけ算や割り算の筆算も10進数での計算原理がわかればできます。

n進数での四則計算をするn進数計算機がこちらにあります。ただし、正の整数だけで、計算方法は示されません。次の図がその画面です。画面はたし算ですが、引き算、かけ算、割り算もできます。

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