七宝つなぎ

七宝つなぎは円だけでできています。円は1行で書けますので,あとは平行移動量を計算すれば簡単に描けます。

円は中心と半径を指定すれば描けます。

方法は2つあります。

・Cindyscript にもともと用意されている drawcircle(中心,半径) を用いる

・sasiko.cdy に用意されている arc(中心,半径,描き始め,描き終わり) を用いる

タイプ量が少ないのは arc() ですね。

arc() はもともと弧を描くためのものですが,円は弧の一部,逆にいうとぐるっと全部描けば円になるのです。

 arc(中心,半径,描き始め,描き終わり) は,描き始めと描き終わりを指定しなければ円を描きます。

drawpat() の中身は次の1行だけです。

drawpat():=(

arc([0,0],2);

);

//drawpat(); の先頭の// を削除して基本パターンを描くと,半径2の円が描かれます。

arc([0,0],3);

とすれば半径3の円になります。

平行移動量は簡単にわかりますね。

Shiftx=[4,0];  // 1行分描くための横への平行移動量

Shifty=[2,2];  // 上への平行移動量

です。

始めの位置と,描く個数を適当に設定して描いてみましょう。

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