西安から敦煌感想(続)…P戸松孝夫2017.10.2

P戸松孝夫2017.10.2

package tourが「空飛ぶ老人ホーム」だとのことは知らなかった。定年後これだけたっぷりと時間があったのに今まで利用しなかったとは大失敗だったと後悔。今から新規に旅券をとりなおしてまで、「空飛ぶ老人ホーム」を体験するかは、これからの健康次第だが、生きた旅券を現在所有している方々は是非、期限が切れる前にこのpackage tourを何度も楽しまれることをお勧めしたい。

観光ガイドは女の仕事との古い観念で、楊さんを女性と決めつけて、年齢は?容姿は?美貌は? 等々「大島はうまいことやってるな」なんて想像していた老人はいやらしい。そういえば飛行機の添乗員も昔は可愛いスチュワーデスに限られていたが、今や色気のない男が客室を回ってきたりするので、空旅の楽しみも半減している。また添乗員とガイドの区別がつかず、混同していたのも時代遅れの老人のせいだとご容赦願います。

(身体検査もなく荷物は重量を図るだけという夢のような時代でした。)

これも僕にはピンと来ない。思い出せば2005年にGuam空港(米国の所管)で不快な経験をして以降この十年余は、毎年冬眠目的の東南アジア(出入国手続きは夢の時代のまま変わらず)にしか行ってない。国際派を任じていた俺も、いつの間にか時代の流れから取り残されていたのだ。

「長安が西安になったのは明代から」とのご指摘有難う。前便でグーグルに1934年に改名と書いてあったと言ったのは「1934年に西安の市制が始まった」を読み誤ったもの。長安→西安は遥かに前だったわけだ。

「われわれの中国史に関する知識は古代に片寄っており、そこから辛亥革命まではブランクに近い」とか「中国の都市名が易姓革命的な思考によりしばしば変更される」等、中国の歴史文化についてよく勉強され、素人にも判る興味深いことを教えてくれたことに感謝。

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