「母校に巣くう怪獣達」とその続編を読んで

P戸松孝夫2018.5.30

兼松講堂に、こんなに沢山の怪獣・奇獣が住んでいるとは全く知らなかった。

後期の2年間、一応真面目に国立へ通学し、その都度兼松講堂の前を通り何度も外観を眺め、時には中に入っていたのに動物の存在に全然気づかなかったとは、僕には観察力が著しく欠如していた為だろうか。それとも宮沢洋のイラストに手書きであるように「遠景ですぐに気付くような派手な置き方ではない」からか。学生時代の交流仲間、前期クラス(P)、後期ゼミ(井藤)、部活(国際部)の誰も僕に怪獣の存在を教えてくれなかったということは、この貴重な情報を知らないまま卒業した輩も少なくないのでは。と考えると卒業後60年経った今回の羽島君の寄稿文は我々にとって非常に貴重な情報だ。東京に在住の方で僕同様に無知だった方は、本文を読んで早速国立を訪れることが可能だろうが、遠い田舎に住んでいる僕には今や国立まで出かける元気はなく、生涯実物を観ることはないだろう。

しかし日経アーキテクチュア記載の磯達雄の詳細な説明文を読み、漫画(宮沢洋のイラスト)を見て、ロマネスク建築の兼松講堂の実物写真をパソコン上で改めて眺めていると、怪獣たちのイメージが湧きあがってくるのは面白い。更にはAからHまでの8枚の写真を300倍に拡大して、詳しい解説文と照らし合わせたり、玄関アーチ部分の展開図を見るなどすることで、「建築は人を楽しませるもの」との伊東忠太の建築哲学を自宅パソコンで理解できた。

続編の「妖怪が語り始めた」.のTV放映再生も見たかったので、紹介されたURLからのダウンロードを試みたが、僕のパソコン、僕のIT操作知識では無理なようで諦めた。いじっているうちに有料ボタンをクリックせよとの表示が出たので怖くなって操作を止めた。日頃メールと単純な検索以外にはパソコンを使っていないため、技術用語が判らず、Yes、No選択肢のどちらのボタンを押したらいいかに迷い、新しい技術から取り残されている悲哀をつくづく感じた次第である。

以上

伊東忠太「いま、妖怪が語り始めた」兼松講堂の妖怪たち・・・Q羽島賢一2018.5.22

母 校 に 巣 食 う 怪 獣 達…Q羽島賢一2018.5.19

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