P戸松孝夫:ザルツカンマーグートからドロミテへ(続)―追記を読んで 2018.10.4

そうですか! 最近の高級package tourでは「ビジネス・クラスで行く…」がうたい文句ですか。隠遁生活をしている輩には世の新しい動きを知る機会が少なく、恥を掻くことばかりです。この20年間更新されていない僕の常識では「飛行機のBusiness Classはビジネス専用、公金で乗るものであって、個人が観光にポケットマネーで利用するものではない」ということでした。昔はBusiness ClassのTicketは定価でしか買えず、割引運賃など考えられなかったのだが、今の時代は個人旅行でも、Business Classを安く利用できるということなら、13年前の僕の決意「地球を横に動く旅は中止」を考えなおす必要性が出てきたようです。定年後の欧米への旅は時差克服がうまく出来ず、これを年齢の所為とばかり思い込み、旅先を専ら大洋州と東南アジア地区に限定していました。今回大島レポートを読んで、Business Classでゆっくり眠れ時差は全く問題なかった現役時代のことを思い出し、大変元気付けられました。前回の拙文でアルプス行きは自分にはもはや叶わぬ夢だと書きましたが、これはエコノミー症候群を前提としての発想であり、Business Class利用が年金生活者の射程範囲にあるとすれば話は別です。激しく変化する世の動きに疎い僕には、このこの一橋33ネットは大変有難い情報源です。

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