この山は私にとってはいつも燧岳とペアで思い出される。登山口は同じ桧枝岐で、どちらも山スキーで登り、所要時間もほぼ同じ。それぞれ4回づつ、同じ年に日を置かずに登ったが、どちらも花の名山なのに、花をまだ見ていない。深田が登ったのは6月で、林を抜けたあたりで「おびただしい残雪で輝いている」景色を私は4度見て、夏ならば花咲き乱れる湿原のある中門岳にも行き、主稜線を大戸沢岳まで足を延ばしたが、肝心の花は見ていないのは深田と同じである。
深田はその残雪で輝く会津駒を「天馬の疾駆する様」に見たのだが、どうやら会津駒にも馬の雪形が現われるらしい。「田かき馬」という映像がネットに紹介されている。
燧岳に登って振り返ったとき「北にあたって長い山稜を持った山」を見て、それが「会津駒だ!」と気づいたのは深田と同じ。桧枝岐は一時旅館やペンションで賑わったようだが、今は車中泊や日帰り組が増え、大きな道の駅はできたが静かな村という感じがする(夏はもっと賑わうのかもしれないが)。
深田が帰りに道に迷い、上ノ沢を下って顔に傷を作ったとき、宿の主人が「下ノ沢だったら絶対下れません」と言ったのは、おそらく下ノ沢の下流にある龍門ノ滝のためであろう。この沢は今では沢登りの対象になっていて、私も一時はトライしようかと思ったが、難しそうなので止めた。その場合でもこの滝はもちろん高巻きすることになる。
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この山は私にとってはいつも燧岳とペアで思い出される。登山口は同じ桧枝岐で、どちらも山スキーで登り、所要時間もほぼ同じ。それぞれ4回づつ、同じ年に日を置かずに登ったが、どちらも花の名山なのに、花をまだ見ていない。深田が登ったのは6月で、林を抜けたあたりで「おびただしい残雪で輝いている」景色を私は4度見て、夏ならば花咲き乱れる湿原のある中門岳にも行き、主稜線を大戸沢岳まで足を延ばしたが、肝心の花は見ていないのは深田と同じである。
深田はその残雪で輝く会津駒を「天馬の疾駆する様」に見たのだが、どうやら会津駒にも馬の雪形が現われるらしい。「田かき馬」という映像がネットに紹介されている。
燧岳に登って振り返ったとき「北にあたって長い山稜を持った山」を見て、それが「会津駒だ!」と気づいたのは深田と同じ。桧枝岐は一時旅館やペンションで賑わったようだが、今は車中泊や日帰り組が増え、大きな道の駅はできたが静かな村という感じがする(夏はもっと賑わうのかもしれないが)。
深田が帰りに道に迷い、上ノ沢を下って顔に傷を作ったとき、宿の主人が「下ノ沢だったら絶対下れません」と言ったのは、おそらく下ノ沢の下流にある龍門ノ滝のためであろう。この沢は今では沢登りの対象になっていて、私も一時はトライしようかと思ったが、難しそうなので止めた。その場合でもこの滝はもちろん高巻きすることになる。
標高が上がると視界が開け、行く手にゆったりした白い尾根が広がり、丸い会津駒の頂上が見えてくる。青空の下の絶景。
大杉岳の頂上の北にぽっかりあいた空間に、北に続く縦走尾根が見えており、その尾根に下ると、中門岳から会津駒の全景が目の前に広がっていた。絶景!
駒ノ小屋・・・・・頂上のひとつ前のピークにある。私は駒ノ小屋ピークの北側をトラバースしたので、小屋には寄らなかったが、大勢人がいたようだ。
会津駒ケ岳の雪形「田かき馬」(佐藤剛の日日雑記)