緑の道
「こんにちは」
「今日の調子はいかが」
「爽快の一歩手前」
「それでは今朝はコーヒーですか紅茶ですか」
「あなたはどうですか」
「いえわたし店のものですから」
「店の人はだめなんですか」
「お客様のために働いてるんですよ」
「そうなんですか、でもいっしょに飲んだほうが楽しいでしょう」
「それはそうですが、わたしはあなたはコーヒーで目を覚ましたほうがいいと思いますよ」
「午後は紅茶がいいのですが」
「あーそれもいいですね」
「コーヒーは砂糖を入れますか」
「いいえ」
「ミルク入れますか」
「いいえ」
かくっ
「じゃあ、ブラック。ちょっと待っていてください。入れ直します」
「それではお願いします。水もください。あっ、午後の紅茶はミルク入りでお願いします」
「やっぱりごいっしょはむりですか」
「他のお客様もいらっしゃいますので」
「それではしかたないので店をスケッチしてもいいですか、美人のあなたも風景に入れますが」
「素敵です。ごゆっくりお願いします」
「ありがとうございます」
「おそくなりましたごゆっくりどうぞ」
「おいしい。ようやく目が覚めた。11時30分に出発なんです。あと1時間もある。ゆっくりいただきます」
「やっぱりあなたはご一緒に飲まないんですね、お支払いもしますが」
「はい。そのとおりです」
「ざんねんですね。ゆっくりおはなしできたらとおもったのですが、いつからこちらで」
「どうしうても、お聞きになるのですね」
「はい、おはなしできたらとおもいましたので」
「すみません意地でもできません」
「ではゆっくりさせていただきます。おいしいですね。あったまります」
「よかった」
「ところでわたしはここから直接車に向かうわけですね」
「多分そうされます。運転手を呼ばれますか。ゆっくり味わってください」
「よかったおはなしできて。ありがとうございます」
「またきてくださいね。明日」
「ちょっとそれはできませんが、たのしみにしています」
私は荷物を整えた。
わたしはじかんまでゆっくりコーヒーをいただいた。
「わたしはあしたここに紅茶を飲みに来ようと思いまいましたが、そういえば私は明日は別に向かう用がありました。明日は無理ですが、今度紅茶をお願いします。そのときは先ほども言いましたが、ミルクいりで、またご一緒させてください美人さん」
「まあ、おじょうずをいってもだめですよ」
「美人さんは本当のことだからしかたないです。おいしいコーヒーをありがとうございました」
「1000円になります。またおいでください」
「そろそろやっぱり、呼んでもらうかな」
「はい」
この客ようやく帰る。助かった。
2023/10/13