「絶滅戦争をしたければするがいい。絶滅するのは彼らのほうなのだ!」
緒戦の大勝利にわくドイツ軍は東方へのさらなる進撃を続ける。奇襲のショックから立ち直ろうとするソ連軍は各地で、絶望的な反撃に転じる。キエフ、レニングラードを巡る一連の攻防戦の中で、次第に独ソ両軍の間で、指導者・将軍たちの思惑が衝突し始め、戦争の趨勢に大きな影響を及ぼしていく。