龍護峰 カルストの山と草原
山口県 龍護峰426m、御鉢山406m 2012年11月18日
(龍護峰)中国百名山
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秋吉台の龍護峰には早朝の暗いうちから登る。石灰岩柱(カレンフェルト)やすり鉢状の窪地(ドリーネ)のあるススキの草原を登っている間に夜明け。東の山の端に赤い太陽。咲き残ったナデシコが一輪。
龍護峰と思って目指してきた丸い丘の頂上に着くと、御鉢山という古ぼけた標識が立っていて、丸い丘の二つ目が龍護峰だった。
だいぶ明るくなった空の下に山々が並ぶ。それらの山を同定できたのは5年後。一度登った山は特徴を覚えていて、同定しやすい。日の出のすぐ左横に西鳳翩山、その更に左の小ピークが東鳳翩山だろう。二重の懐かしさ。
高速に乗る前の車道からも、御鉢山と龍護峰と思われる巨大な丘が見えていた。
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道の駅きららあじすを3時半に出発する。車の往復2時間、登山口から往復2時間としても合計4時間。それでも8時前には空港に着ける。2時間弱のマージンがあれば大丈夫だろう。高速に乗る前にGSに寄り、コンビニでホットレモンを買う。小郡インターで高速に乗り、秋吉台インターで降りたのはまだ4時過ぎ。秋吉台の施設に入り、まだ閉鎖されている駐車場の手前に龍護峰登山道入口の標識を発見する。2.2km、所要40分。しかしまだ4時半、真っ暗なので、車の中でNFLビデオを見ながら夜明けを待つ。真っ暗な山頂に立っても何も見えないのでは仕方ない。まだ暗いうちに、車が数台やってきて、駐車場の閉鎖ゲートを開けて入っていった。施設管理の人たちだろう。6時を過ぎてもまだ暗かったが、これ以上待っていては空港着が9時を回ってしまう。ヘッドランプを準備し、出発する。
それは林の中の林道で、車でも奥まで行けたかもしれない。40分ほど歩き、林を抜ける頃に明るくなってくる。行く手にぼんやり、丘のような山が見える。「西の西山登山口、頂上まで20分」という標識があったが、寄らずに直進する。西の西山は、地図には山名がないが、ドリーネがたくさんある399m峰らしい。南東方向にも西山321mという別の西山がある。そこからはススキが一面に生えた草原で、丘陵のなだらかな凹凸がある。カルスト地形なので、ところどころに石灰岩柱カレンフェルトがあり、すり鉢状の窪地ドリーネがある。道はその間を進み、丸い丘に向かっていく。そっちが龍護峰の方向。東の眼下に出発点の秋吉台の施設が見えている。明るくなってきた空は曇っているようだ。そして夜明け。東の山の端に赤い太陽。咲き残ったナデシコが一輪。
龍護峰と思って目指してきた丸い丘の頂上に着くと、御鉢山という古ぼけた標識が立っていた。そして更に奥にもう一つの丸い丘がある。あれが龍護峰か。コルに降りると分岐があり、そこから秋吉台の家族旅行村に下る道がある。帰りはここを下ろうと決める。そして、広い龍護峰の頂上に着く。太い柱の頂上標識に、大きな石標がある。だいぶ明るくなった空の下に山々が並ぶ。それらの山を同定できたのは5年後。一度登った山は特徴を覚えていて、同定しやすい。日の出のすぐ左横に西鳳翩山、その更に左の小ピークが東鳳翩山だろう。二重の懐かしさ。まだ登っていないが、北に見える二等辺三角形は桂木山だろうか。南西に見える大きく山腹の削られた山はセメント鉱山らしい。石灰岩の上に座り、休憩。テルモスのホットレモンを飲む。
龍護峰を出発したのは7時過ぎ。ここから2時間としても9時には空港に着けるだろう。コルの分岐から家族村へ下ると、その道は草原から林に下り、休憩所を経て家族村の裏に出る。大きなテントやバンガローが並ぶ道を進み、巨大な駐車場に出る。もう車が数台。広すぎて、どっちが車を停めたところか分からなかったが、駐車場の反対側までいくと入口が見つかり、その外に停めてある青い車が分かった。駐車場は有料なので、その外に駐車していたうえにゆっくり着替えをするのも気が引けたので、とりあえずすぐに車を出し、少し先の無料駐車場に車を入れ、着替えと片づけをする。8時前にそこを出ると、背後に大きな丸い丘の一角が見え、高速に乗る前の車道からも、御鉢山と龍護峰と思われる巨大な丘が見えていた。
秋吉台は曇だったが、そこを出発する頃から青空が覗き始め、小郡インターを降りる頃には青空が広がり、山口宇部空港では快晴の状態。朝に給油したガソリンは満タンの表示だったのでそのまま空港に入り、レンタカーの係員に車を引き渡し、空港に入る、9時前。予定通り。空港ではバザールをやっていて、おみやげを一つ買う。
飛行機からは瀬戸内海が良く見えていた。青い海に浮かぶ島々、海を渡る本四架橋、それに山や港。その後は雲が覆ってしまうが、白い雲の果てに青く輝く地平線、雲の上に突き出した富士山、海岸沿いの三保の松原を見る。
登山口標示
道の駅きららあじすを3時半に出発する。車の往復2時間、登山口から往復2時間としても合計4時間。それでも8時前には空港に着ける。2時間弱のマージンがあれば大丈夫だろう。高速に乗る前にGSに寄り、コンビニでホットレモンを買う。小郡インターで高速に乗り、秋吉台インターで降りたのはまだ4時過ぎ。秋吉台の施設に入り、まだ閉鎖されている駐車場の手前に龍護峰登山道入口の標識を発見する。2.2km、所要40分。
朝焼け
しかしまだ4時半、真っ暗なので、車の中でNFLビデオを見ながら夜明けを待つ。真っ暗な山頂に立っても何も見えないのでは仕方ない。まだ暗いうちに、車が数台やってきて、駐車場の閉鎖ゲートを開けて入っていった。施設管理の人たちだろう。6時を過ぎてもまだ暗かったが、これ以上待っていては空港着が9時を回ってしまう。ヘッドランプを準備し、出発する。
カレンフェルト(石灰岩柱)
それは林の中の林道で、車でも奥まで行けたかもしれない。40分ほど歩き、林を抜ける頃に明るくなってくる。行く手にぼんやり、丘のような山が見える。「西の西山登山口、頂上まで20分」という標識があったが、寄らずに直進する。
ドリーネ(すり鉢状の窪地)
西の西山は、地図には山名がないが、ドリーネがたくさんある399m峰らしい。南東方向にも西山321mという別の西山がある。そこからはススキが一面に生えた草原で、丘陵のなだらかな凹凸がある。カルスト地形なので、ところどころに石灰岩柱カレンフェルトがあり、すり鉢状の窪地ドリーネがある。道はその間を進み、丸い丘に向かっていく。そっちが龍護峰の方向。東の眼下に出発点の秋吉台の施設が見えている。明るくなってきた空は曇っているようだ。そして夜明け。東の山の端に赤い太陽。咲き残ったナデシコが一輪。
ウバーレ(連続ドリーネ)
御鉢山
ナデシコ
日の出
御鉢山頂上
龍護峰と思って目指してきた丸い丘の頂上に着くと、御鉢山という古ぼけた標識が立っていた。そして更に奥にもう一つの丸い丘がある。あれが龍護峰か。コルに降りると分岐があり、そこから秋吉台の家族旅行村に下る道がある。帰りはここを下ろうと決める。
龍護峰
そして、広い龍護峰の頂上に着く。太い柱の頂上標識に、大きな石標がある。だいぶ明るくなった空の下に山々が並ぶ。それらの山を同定できたのは5年後。一度登った山は特徴を覚えていて、同定しやすい。日の出のすぐ左横に西鳳翩山、その更に左の小ピークが東鳳翩山だろう。二重の懐かしさ。まだ登っていないが、北に見える二等辺三角形は桂木山だろうか。南西に見える大きく山腹の削られた山はセメント鉱山らしい。石灰岩の上に座り、休憩。テルモスのホットレモンを飲む。
西鳳翩山と日の出
龍護峰から東の眺望: 桂木山、東鵬翩山、西鳳翩山
セメント鉱山
御鉢山
龍護峰を出発したのは7時過ぎ。ここから2時間としても9時には空港に着けるだろう。コルの分岐から家族村へ下ると、その道は草原から林に下り、休憩所を経て家族村の裏に出る。大きなテントやバンガローが並ぶ道を進み、巨大な駐車場に出る。もう車が数台。広すぎて、どっちが車を停めたところか分からなかったが、駐車場の反対側までいくと入口が見つかり、その外に停めてある青い車が分かった。
家族休暇村
駐車場は有料なので、その外に駐車していたうえにゆっくり着替えをするのも気が引けたので、とりあえずすぐに車を出し、少し先の無料駐車場に車を入れ、着替えと片づけをする。8時前にそこを出ると、背後に大きな丸い丘の一角が見え、高速に乗る前の車道からも、御鉢山と龍護峰と思われる巨大な丘が見えていた。
龍護峰と御鉢山
空撮
山口宇部空港
秋吉台は曇だったが、そこを出発する頃から青空が覗き始め、小郡インターを降りる頃には青空が広がり、山口宇部空港では快晴の状態。朝に給油したガソリンは満タンの表示だったのでそのまま空港に入り、レンタカーの係員に車を引き渡し、空港に入る、9時前。予定通り。空港ではバザールをやっていて、おみやげを一つ買う。
琴石山と柳井港
飛行機からは瀬戸内海が良く見えていた。青い海に浮かぶ島々、海を渡る本四架橋、それに山や港。
周防大島
来島海峡大橋
魚島
三崎半島と紫雲出山
瀬戸大橋
飯野山
五色台
屋島と五剣山
児島湖と岡山港と豊島
小豆島
明石海峡大橋
神戸空港
白い雲の果てに青く輝く地平線
その後は雲が覆ってしまうが、白い雲の果てに青く輝く地平線、雲の上に突き出した富士山、海岸沿いの三保の松原を見る。
三保の松原と富士山
富士山
伊豆半島