宮城県 710m 2009年5月5日
東北百名山
226
防火線になっている登山道を登り、賑やかな頂上へ。最初に目に付いたのは赤白の旗、それから二等三角点。頂上は広く、少し奥に立派な祠と石板と石の山名板がある。石板には、度重なる山火事対策で火防線工事を1910年頃に行い、山ツツジを守る、とある。
頂上の北から東に広がる大森山から気仙沼湾のパノラマは見事。なだらかな山並みが海岸線まで連なり、海岸には陸と海が複雑に入り組み、狭い平地に市街地が広がる。その右手(南)には小泉湾と太平洋。
だが、肝心のツツジの花はまだツボミだった。午前中に登った夫婦岩や岩岳では咲いていたのに、同じ宮城県内でも100㎞離れていると花の時期は違うようだ。ツボミがびっしりのツツジの木を見て、花が咲いているところを想像する。
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山の東側に回って市街地を外れて少し行ったところに「徳仙丈山入口、これより5.3km」の標識があり、それに従って幹線路から枝道に入り、細い舗装路を延々と車で登る。
舗装路の終点の広い駐車スペースに停めて歩き始めると、少し山道を進んだところに案内標識あり。ルートが三つあるようで、第一遊歩道、第二遊歩道、防火線、とある。防火線は尾根上に記してあり、山火事防止の切り開きのようである。まず中間の第二遊歩道を取り、帰りに第一遊歩道を戻ろう、と思って正面の切り開きを登り始めたが、急な斜面を登った先は尾根で、どうやら防火線に出てしまった。道理で傾斜がきつかった訳だ。しかし、これは怪我の功名で、尾根からは四周を見渡すことができた。気仙沼の湾と海、それになだらかな山地。
尾根のアップダウンを進み、汗びっしょりになってピークに到達。徳仙丈か・・・・・と思ったらコルの数百メートル先に徳仙丈が立っている。やれやれまだまだか。コルへ下っていく途中でおじさんに会う。道端で何かしていたが、山菜取りかな、それとも管理人かな。コルには分岐が両側にあり、北側からも来れるようだ。まっすぐ頂上に向かう。
頂上で最初に目に付いたのは赤白の旗、それから二等三角点。頂上は広く、少し奥に立派な祠と石板と石の山名板がある。石板には、度重なる山火事対策で火防線工事を1910年頃に行い、山ツツジを守る、とある。ルート案内もあり、登ってきたのは本吉町ルートで、北に気仙沼からのルートがあるようだ。
頂上の北から東に広がる大森山から気仙沼湾のパノラマは見事。なだらかな山並みが海岸線まで連なり、海岸には陸と海が複雑に入り組み、狭い平地に市街地が広がる。その右手(南)には小泉湾と太平洋。
だが、肝心のツツジの花はまだツボミだった。午前中に登った夫婦岩や岩山では咲いていたのに、同じ宮城県内でも100㎞離れていると花の時期は違うようだ。ツボミがびっしりのツツジの木を見て、花が咲いているところを想像する。
もう16時近くなっており、帰路につく。北には気仙沼からの登山道がまっすぐ、くっきり見えている。あっちからのほうがメインルートのようだ。人の話し声が聞こえていた。コルからは遊歩道に右折する。トイレの脇を過ぎ、緩やかな道を下って駐車場に戻り、服を着替えて車に乗り込む。歴史があり、観光地が近くて訪れる人が多いようで、手入れが行き届いた山であった。
メモ :日本一のツツジの名所と呼び声高い徳仙丈山・・・・自生するヤマツツジとレンゲツツジは50ha(東京ドーム10個分)もの広範囲にわたり、その数は実に50万本とも言われます。(気仙沼市役所)
徳仙丈山の道標
市街地を外れて少しいったところで「徳仙丈山入口、これより5.3km」の標識発見。それに従って幹線路から枝道に入ると、細い舗装路が延々と続く。大神宮山の山腹あたりを東から南回りに抜け、行く手に徳仙丈らしき丸い山が見えてくる。まだ遠いな。
広い駐車スペース
舗装路の終点の右手は工事中で、左側の広い駐車スペースに停めて出発。
スミレ
遊歩道案内
少し山道を進んだところに案内標識あり。ルートが三つあるようで、第一遊歩道、第二遊歩道、防火線、とある。防火線は尾根上に記してあり、山火事防止の切り開きのようである。まず中間の第二遊歩道を取り、帰りに第一遊歩道を戻ろう、と思って正面の切り開きを登り始めたが、急な斜面を登った先は尾根で、どうやら防火線に出てしまった。道理で傾斜がきつかった訳だ。しかし、これは怪我の功名で、尾根からは四周を見渡すことができた。気仙沼の湾と海、それになだらかな山地。
防火線
徳仙丈山
尾根のアップダウンを進み、汗びっしょりになってピークに到達。徳仙丈の頂上かな・・・・・と思ったらコルの数百メートル先に徳仙丈が立っている。やれやれまだまだか。コルへ下っていく途中でおじさんに会う。道端で何かしていたが、山菜取りかな、それとも管理人かな。コルには分岐が両側にあり、北側からも来れるようだ。まっすぐ頂上に向かう。
気仙沼市街地
細長い気仙沼湾の手前に市街地。その手前にまだツボミのツツジ。
越えてきた680m峰
頂上の赤白の旗
頂上で最初に目に付いたのは赤白の旗、それから二等三角点。頂上は広く、少し奥に立派な祠と石板と家屋スタイルの頂上標識がある。石板には、度重なる山火事対策で火防線工事を1910年頃に行い、山ツツジを守る、とある。ルート案内もあり、登ってきたのは本吉町ルートで、北に気仙沼からのルートがあるようだ。
二等三角点
石板
家屋スタイルの頂上標識(祠?)
上の拡大
北の情景:大森山、室根山、熊山、気仙沼湾、680m峰、長ノ森山 (ツツジの花は合成)
東の情景:毛延沼湾、680m峰、長の森山、大神官山
帰路の尾根道からは海と湾の手前の山の全景が見えており、山腹に車道があるので、大神官山なのだろう。北には気仙沼からの登山道がまっすぐ、くっきり見えている。あっちからのほうがメインルートのようだ。人の話し声が聞こえていた。
ツツジのツボミ
だが、肝心のツツジの花はまだツボミだった。午前中に登った夫婦岩や岩山では咲いていたのに、同じ宮城県内でも100㎞離れていると花の時期は違うようだ。ツボミがびっしりのツツジの木を見て、花が咲いているところを想像する。
岩岳のヤマツツジ
遊歩道
コルからは遊歩道に右折する。トイレの脇を過ぎ、緩やかな道を下って駐車場に戻り、服を着替えて車に乗り込み、出発。歴史があり、観光地も近く、訪れる人が多いようで、手入れが行き届いた山であった。
徳仙丈山