岩倉山、宝立山、石動山 能登の里山2
石川県 岩倉山 357m、宝立山(最高点471m、三角点469m)、石動山 564m 2017年5月1日
(宝立山、石動山)日本の山1,000
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棚田のある風景を海岸沿いに下り、東に進むと岩倉山が見えてくる。海からの目印にもなったのだろう。山の中腹にある岩倉寺から少し登ると頂上の三角点。途上にはドウダンツツジ、シャガ、ミツバツツジ、イカリソウなど。そして日本海と砂浜と白い波。朝の雨はすっかり上がり、快晴になっていた。
海岸から内陸に進み、宝立山ポケットパークに上がる。カーナビに従い細い道を車で上がり、たどり着いた古い祠のある頂上は最高地点471m。三角点はどこだ?東に少し戻った電波塔のある峰で三角点468.5mを発見。一等三角点だった。ちょっとした探検登山。
半島北部の山地から平地に下ると、平地の南に石動山が見えてくる。これも緑の林に覆われた山。ここは、最盛期には院坊360、衆徒3,000だったとあり、山のいたるところに遺物、遺跡がある。もう暗くなってきた石段の道を登り、五重塔や多宝塔などが建っていた跡を巡り、頂上の社に着く。山から車道を下っていくと、日本海に夕日が沈んでいく。
(能登の里山)
・富山から西岸沿いに、宝達山、高洲山、鉢伏山に登り、
・半島先端から東岸沿いに、岩倉山、宝立山、石動山を巡る
(岩倉山)
13:04 駐車地点4発13:33 岩倉山・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り29分13:34 展望所13:53 岩倉神社13:59 駐車地点4・・・・・・・・・・・・・・往復55分(宝立山)
15:01 駐車地点5発15:05 宝立山・最高点471m15:08 駐車地点5・・・・・・・・・・・・・・・往復7分15:19 駐車地点6発15:22 宝立山・三角点469m15:25 駐車地点6・・・・・・・・・・・・・・・往復6分
(石動山)
17:16 駐車地点7発17:36 石動山(大御前)・・・・・・・・登り20分17:45 石動山城跡17:52 伊須流岐比古神社18:20 駐車地点7・・・・・・・・・・周回1時間4分*****************
棚田を見る。まだ田植前。棚田のある風景を海岸沿いに下り、東に進むと岩倉山が見えてくる。海からの目印にもなったのだろう。山の中腹にある岩倉寺から少し登ると頂上の三角点。途上にはドウダンツツジ、シャガ、ミツバツツジ、イカリソウなど。岩倉神社への車道を登り、石段の前の駐車場に駐車。もう少し上まで車道があるが、狭くて急なので止めておく。
鳥居の脇に丸いドウダンツツジの赤い花。急な石段を登るとオトコエシやシャガの花。古い石段の途中に仁王堂。神社手前に登山口があり、真っ青な日本海が見える。神社に行く前に登山道に入る。ピンクのミツバツツジにイワカガミ。岩倉山の案内には「頂上からの眺めは絶景」とあったが、二等三角点は木々に囲まれていて眺望なし。道沿いの古い石仏は観音像に見える。三角点の奥にアンテナの立っている展望所があり、そこから見えていたのは宝立山だったようだ。寄り添った双耳の左(東)が469m三角点、右(西)が471m最高点だろうか。そして日本海と砂浜と白い波。朝の雨はすっかり上がり、快晴になっていた。
曽々木海岸の砂浜(窓岩ポケットパーク)に寄ってみる。砂浜の両側に岩峰の立つ情景。背後に岩倉山。観光客多数。
海岸から内陸に進み、宝立山ポケットパークの表示に右折。カーナビの宝立山に伸びる道を進むと砂利道に入り、少し戻ったスペースに駐車。砂利道スペースから作業道と登山道をたどってついたのは471m峰で、ミヤマシキミに古い祠が一つ。標識や三角点はなし。三角点はどこだ?車に戻って調べると、三角点は300メートルほど東にあるので、そちらに移動。舗装車道のところから崩壊した歩道を登ると電波塔があり、その少し奥に一等三角点があった。小さな頂上標識あり。ちょっとした探検登山。
ここも視界はなし。景色が見えないのはやや不満だが、一等三角点には満足。そこから下ると、さっきの西側の崩壊歩道とは別に、東側に踏跡が車道まで続いており、車道入口に小さな標識があった。これじゃあ分からないなあ。
また無料高速に乗り南下。終点の中能登町を更に南下していくと、平地の向こうに山並みが見えてくる。その中に石動山。これも緑の林に覆われた山。「石動山まで6㎞」の表示の狭い舗装路を行くと、稜線上に立派な車道が走っていて、その先に「史跡・石動山」の案内。その道の先に石動神社があるのだが、手前にあった登山口表示のところから登る。
石動神社手前の登山口からの道は山腹を横切って神社からの参道に至るもので、やや遠回りだったと思う。ユキツバキの咲く、いかにも古い道で、仁王門跡や行者堂があり、更に立派な参道に合流する。参道沿いには五重塔跡、多宝塔跡、籠堂跡、開山堂跡。ここは、最盛期には院坊360、衆徒3,000だったとあり、山のいたるところに遺物、遺跡がある。もう暗くなってきた石段の道を登り、五重塔や多宝塔などが建っていた跡を巡り、頂上に着く。石動山の頂上は「大御前」と呼ばれていて、社が建っている。
参道を下ると広い境内があり、巨大な伊須流岐比小神社の本殿。ここは大宮坊と呼ばれ、石動山・天平寺の頃に栄えたが、明治の廃仏毀釈で瓦解した、とある。神社入口に車道があり、そこから車道を歩いて駐車地点まで戻る。ナノハナやキンポウゲ、まだ咲いてないミズバショウ。山から車道を下っていくと、日本海に夕日が沈んでいく。
岩倉山
棚田と日本海
棚田を見る。まだ田植前。
棚田
岩倉山
棚田のある風景を海岸沿いに下り、東に進むと岩倉山が見えてくる。海からの目印にもなったのだろう。山の中腹にある岩倉寺から少し登ると頂上の三角点。途上にはドウダンツツジ、シャガ、ミツバツツジ、イカリソウなど。
ドウダンツツジ
岩倉神社への車道を登り、石段の前の駐車場に駐車。もう少し上まで車道があるが、狭くて急なので止めておく
鳥居の脇に丸いドウダンツツジの赤い花。急な石段を登るとオトコエシやシャガの花。古い石段の途中に仁王堂。神社手前に登山口があり、真っ青な日本海が見える。神社に行く前に登山道に入る。
シャク(ヤマゼリ?)
シャガ
ミツバツツジ
ピンクのミツバツツジにイワカガミ。
イワカガミ
岩倉山の案内
岩倉山の案内には「頂上からの眺めは絶景」とあったが、二等三角点は木々に囲まれていて眺望なし。道沿いの古い石仏は観音像に見える。
岩倉山・二等三角点
宝立山
三角点の奥にアンテナの立っている展望所があり、そこから見えていたのは宝立山だったようだ。
寄り添った双耳の左(東)が469m三角点、右(西)が471m最高点だろうか。
イカリソウ
日本海と砂浜と白い波
そして日本海と砂浜と白い波。朝の雨はすっかり上がり、快晴になっていた。
砂浜と日本海と窓岩:曽々木海岸の砂浜(窓岩ポケットパーク)に寄ってみる。砂浜の両側に岩峰の立つ情景。背後に岩倉山。観光客多数。
海岸から見る岩倉山
宝立山
宝立山ポケットパークの案内
海岸から内陸に進み、宝立山ポケットパークの表示に右折。カーナビの宝立山に伸びる道を進むと砂利道に入り、少し戻ったスペースに駐車。
宝立山・471m最高点の祠
砂利道スペースから作業道と登山道をたどってついたのは471m峰で、ミヤマシキミに古い祠が一つ。標識や三角点はなし。三角点はどこだ?
ミヤマシキミ
宝立山・一等三角点(469m)
車に戻って調べると、三角点は300メートルほど東にあるので、そちらに移動。舗装車道のところから崩壊した歩道を登ると電波塔があり、その少し奥に一等三角点があった。小さな頂上標識あり。ちょっとした探検登山。
ここも視界はなし。景色が見えないのはやや不満だが、一等三角点には満足。そこから下ると、さっきの西側の崩壊歩道とは別に、東側に踏跡が車道まで続いており、車道入口に小さな標識があった。これじゃあ分からないなあ。
石動山
石動山
また無料高速に乗り南下。終点の中能登町を更に南下していくと、平地の向こうに山並みが見えてくる。その中に石動山。これも緑の林に覆われた山。
「石動山まで6㎞」の表示の狭い舗装路を行くと、稜線上に立派な車道が走っていて、その先に「史跡・石動山」の案内。
その道の先に石動神社があるのだが、手前にあった登山口表示のところから登る。
ユキツバキ
石動神社手前の登山口からの道は山腹を横切って神社からの参道に至るもので、やや遠回りだったと思う。ユキツバキの咲く、いかにも古い道で、仁王門跡や行者堂があり、更に立派な参道に合流する。
参道沿いには五重塔跡、多宝塔跡、籠堂跡、開山堂跡。
石動山頂上の社(大御前)
ここは、最盛期には院坊360、衆徒3,000だったとあり、山のいたるところに遺物、遺跡がある。もう暗くなってきた石段の道を登り、五重塔や多宝塔などが建っていた跡を巡り、頂上に着く。石動山の頂上は「大御前」と呼ばれていて、社が建っている。
伊須流岐比古神社
参道を下ると広い境内があり、巨大な伊須流岐比小神社の本殿。ここは大宮坊と呼ばれ、石動山・天平寺の頃に栄えたが、明治の廃仏毀釈で瓦解した、とある。
夕日の境内
神社入口に車道があり、そこから車道を歩いて駐車地点まで戻る。ナノハナやキンポウゲ、まだ咲いてないミズバショウ。
ナノハナ
キンポウゲ(ウマノアシガタ?)
日本海に沈む夕日
山から車道を下っていくと、日本海に夕日が沈んでいく。