高御位山 流紋岩の縦走路

兵庫県 

 高御位山(最高点304m、三角点300m)、鷹ノ巣山260m、長尾奥山260m、小高御位山180m、中塚山170m  2017年8月20日

(高御位山)関西百名山

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遠目に見えていた岩盤の斜面(百閒岩)が目の前に迫る。どこが登山道だ?やや、この岩をそのまま登るのか。しかしその岩は沢靴のようによくグリップが利き、ぐんぐん登れる。こいつは面白い。

西側で一番高いピークが二つあるが、西側の低い方が鷹ノ巣山250mで、高い方が三角点峰264m。このあたりではトレイルランニングの人に数人、すれ違ったり追い越されたり。走れ、走れ、人生は短い。

長尾奥山には大きな座りやすい岩があり、そこに気持ちよさそうに座って写真を撮っている女性。そうそう、急がず、騒がず、ゆったりと、余裕をもって山登りするのがいいんだ。

高御位山の最高点近くに祠があり、そこにお参り。南側は切れ落ちた断崖で、その向こうに池や神社の田園風景。高度300メートルとは思えない高度感と眺望。

そして北側には一段低い狭い敷地に社が建っており、人々がお参りしている。私も一段下ってお参り。敷地を掃き清めているジャージ姿の若い女性は神社の人かなあ。

南東尾根に下っていくと、ところどころに美しい薄紫のキキョウが咲いていて、日向に我慢して撮影。綺麗なものは人を駆り立てる。

北には高御位山が標高300mとは思えない雄大さでそびえている。うーん、これもまた、なかなかいいねえ。

町のすぐ近くにあり、堅牢な岩なのに登りやすく、瀬戸内海や田園風景の眺めは最高、そこは人々の憩いの場、魅力いっぱいの縦走路だった。

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ゆるゆると、陽炎の立つ車道から

林の中の道を登って稜線に出ると

涼しい風が吹いてくる

白い花が風に揺れ、古ぼけた地蔵尊が佇む

私は汗をぬぐい、雲に霞む遠い景色を見つめる

ふと下を見ると

花の間を小さな蝶が舞っている

(夏山散策)

 北には高御位山が標高300mとは思えない雄大さでそびえている。うーん、これもまた、なかなかいいねえ。
 頂上の社と掃除娘
 ところどころに美しい薄紫のキキョウ
 竿池には白いガガブタらしき水草が咲いている
大きな絵馬
 遠目に見えていた岩盤の斜面(百閒岩)が目の前に迫る。どこが登山道だ?やや、この岩をそのまま登るのか。しかしその岩は沢靴のようによくグリップが利き、ぐんぐん登れる。こいつは面白い。
  5:59 大鳥居P発(標高20m)  6:04 鹿嶋神社  6:19 縦走路  6:26 百閒岩  7:06 鷹ノ巣山  7:16 三角点峰  7:59 長尾奥山  8:20 高御位山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り2時間21分  8:33 高御位山発  9:00 小高御位山  9:27 中塚山  9:53 登山口10:05 阿弥陀新池10:20 竿池10:28 大鳥居P・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周回4時間29分
周回8.0㎞、標高差755m

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GPS入力していた鹿嶋神社の駐車場は「参拝者限定」とあるので引き返し、大鳥居手前の大きな駐車場に停めて歩く。鹿嶋神社手前には登山道の案内があり、それに従い、鹿嶋神社本堂左の階段を登る。縦走路に上がると視界が開けてきて、展望台から縦走路の全景を見渡す。高御位だけは逆光だが、なかなかの迫力の景観が広がっている。

遠目に見えていた岩盤の斜面(百閒岩)が目の前に迫る。どこが登山道だ?やや、この岩をそのまま登るのか。しかしその岩は沢靴のようによくグリップが利き、ぐんぐん登れる。こいつは面白い。

鉄塔と反射板のところから平坦になり、西にも山が連なっているのが見えてくる。その西の山への分岐のあるP1・210m峰のあたりでトレイルランニングの男性に会う。その先に西側で一番高いピークが二つあるが、西側の低い方が鷹ノ巣山250mで、高い方が三角点峰264m。そのときはそうとは知らず、写真の石標は本当の三角点なのだろうか。このあたりではトレイルランニングの人に数人、すれ違ったり追い越されたり。走れ、走れ、人生は短い。

三角点峰の少し先と長尾奥山260mからは南に分岐があり、登山道の見える細い尾根が見えていて、そこを登ってきた人が長尾奥山に数人。大きな座りやすい岩があり、そこに気持ちよさそうに座って写真を撮っている女性。そうそう、急がず、騒がず、ゆったりと、余裕をもって山登りするのがいいんだ。一般登山の人たちも増えてきた。私の意見に同調してくれそうな人、そうでない人もいるなあ。

西から見ていた高御位山頂上には反射板が目立っていたが、その反射板を越え、更に高い岩の上に立っている人が見える。その大岩の上の最高点近くに祠があり、そこにお参り。南側は切れ落ちた断崖で、その向こうに池や神社の田園風景。高度300メートルとは思えない高度感と眺望。そして北側には一段低い狭い敷地に社が建っており、人々がお参りしている。私も一段下ってお参り。敷地を掃き清めているジャージ姿の若い女性は神社の人かなあ。社の脇のベンチで休んでいる人たちがいたので、奥の空いているところで休憩。三角点があるはずだが、どこだろう。GPSによるとこの近くだ。社の裏を回り、社の南東角のところにぽつんとしている三角点を発見。こんなところにあったのか。大きくはなく、寂しそうに見えたが、立派な三等三角点。高御位山の標高の情報は304mと300mの二通りあるが、岩の上の最高点が304m、岩の下にある三角点が300mなのだろう。

山頂にいた人たちの多くは北東側から登ってきていたようで、そっちは林で日陰になっている。私の下った南東側は流紋岩の日向道で、サングラスをかけて日差しに耐えながらの下り。木陰に入るとほっとする。崖下に「断食」と書かれた建物が見えるが、道場らしい。登り返しと日向道で疲労困憊で、北山までは行かず、中塚山の先の分岐から西に下る。その下りにも日向や登り返しがあったが、ところどころに美しい薄紫のキキョウが咲いていて、日向に我慢して撮影。綺麗なものは人を駆り立てる。北には高御位山が標高300mとは思えない雄大さでそびえている。うーん、これもまた、なかなかいいねえ。ようやく登山口に着き、何かの運送会社の駐車場のようだったが、日陰の台のところで休憩させてもらう。ここには赤白の花(ヘクソカズラ)。ちょっと変わってる。

日向の車道を歩いていくと、阿弥陀新池という大きな池の駐車場があり、そこから山に向かっている人、橋の上で釣りをしている家族。日向なのに暑くないのかな。大通りを横切り、竿池というこれも大きな池のほとりを歩くと、何やらカンコンと音がする。なんと、池の対岸にあるのはゴルフ練習場で、そこからこちらに向かって打っている。竿池には白いガガブタらしき水草が咲いているが、水面までが遠いのでよく見えない。じっと立ち止まって花を見つめていると、ゴルフボールが飛んできそうで怖かったが、そこまで飛ばす人はいなかったようだ。たぶん、300メートルくらい。大鳥居の駐車場は2~3分の入り。うまく日陰になっていて、ゆっくり着替える。町のすぐ近くにあり、堅牢な岩なのに登りやすく、瀬戸内海や田園風景の眺めは最高、そこは人々の憩いの場、魅力いっぱいの縦走路だった。

朝焼けと高御位山

 麓から見る高御位山

大鳥居

GPS入力していた鹿嶋神社の駐車場は「参拝者限定」とあるので引き返し、大鳥居手前の大きな駐車場に停めて歩く。鹿嶋神社手前には登山道の案内があり、それに従い、鹿嶋神社本堂左の階段を登る。縦走路に上がると視界が開けてきて、展望台から縦走路の全景を見渡す。高御位だけは逆光だが、なかなかの迫力の景観が広がっている。

鹿嶋神社

大きな絵馬

縦走路

 展望台からのパノラマ:

百閒岩:遠目に見えていた岩盤の斜面(百閒岩)が目の前に迫る。どこが登山道だ?やや、この岩をそのまま登るのか。しかしその岩は沢靴のようによくグリップが利き、ぐんぐん登れる。こいつは面白い。

百閒岩から見下ろす

 百閒岩の上からのパノラマ

上島

淡路島と高砂市街

鷹ノ巣山

鉄塔と反射板のところから平坦になり、西にも山が連なっているのが見えてくる。その西の山への分岐のあるP1・210m峰のあたりでトレイルランニングの男性に会う。その先に西側で一番高いピークが二つあるが、西側の低い方が鷹ノ巣山250mで、高い方が三角点峰264m。そのときはそうとは知らず、写真の石標は本当の三角点なのだろうか。このあたりではトレイルランニングの人に数人、すれ違ったり追い越されたり。走れ、走れ、人生は短い。

三角点?

高御位山

三角点峰の少し先と長尾奥山260mからは南に分岐があり、登山道の見える細い尾根が見えていて、そこを登ってきた人が長尾奥山に数人。大きな座りやすい岩があり、そこに気持ちよさそうに座って写真を撮っている女性。そうそう、急がず、騒がず、ゆったりと、余裕をもって山登りするのがいいんだ。一般登山の人たちも増えてきた。私の意見に同調してくれそうな人、そうでない人もいるなあ。

男鹿島(たんが)

高御位山の反射板

西から見ていた高御位山頂上には反射板が目立っていたが、その反射板を越え、更に高い岩の上に立っている人が見える。その大岩の上の最高点近くに祠があり、そこにお参り。南側は切れ落ちた断崖で、その向こうに池や神社の田園風景。高度300メートルとは思えない高度感と眺望。

 高御位山からのパノラマ:

頂上の祠


北山を見下ろす

頂上の社と掃除娘

そして北側には一段低い狭い敷地に社が建っており、人々がお参りしている。私も一段下ってお参り。敷地を掃き清めているジャージ姿の若い女性は神社の人かなあ。

三等三角点

社の脇のベンチで休んでいる人たちがいたので、奥の空いているところで休憩。三角点があるはずだが、どこだろう。GPSによるとこの近くだ。社の裏を回り、社の南東角のところにぽつんとしている三角点を発見。こんなところにあったのか。大きくはなく、寂しそうに見えたが、立派な三等三角点。高御位山の標高の情報は304mと300mの二通りあるが、岩の上の最高点が304m、岩の下にある三角点が300mなのだろう。

最初のキキョウ

高御位山

北山

 北山への縦走路からのパノラマ:

高御位山

山頂にいた人たちの多くは北東側から登ってきていたようで、そっちは林で日陰になっている。私の下った南東側は流紋岩の日向道で、サングラスをかけて日差しに耐えながらの下り。木陰に入るとほっとする。崖下に「断食」と書かれた建物が見えるが、道場らしい。登り返しと日向道で疲労困憊で、北山までは行かず、中塚山の先の分岐から西に下る。

高御位山

キキョウ

その下りにも日向や登り返しがあったが、ところどころに美しい薄紫のキキョウが咲いていて、日向に我慢して撮影。綺麗なものは人を駆り立てる。北には高御位山が標高300mとは思えない雄大さでそびえている。うーん、これもまた、なかなかいいねえ。ようやく登山口に着き、何かの運送会社の駐車場のようだったが、日陰の台のところで休憩させてもらう。ここには赤白の花(ヘクソカズラ)。ちょっと変わってる。

登山口

赤白の花(ヘクソカズラ)

阿弥陀新池

日向の車道を歩いていくと、阿弥陀新池という大きな池の駐車場があり、そこから山に向かっている人、橋の上で釣りをしている家族。日向なのに暑くないのかな。

阿弥陀新池の標識

白いムクゲ?

竿池

ガガブタ

大通りを横切り、竿池というこれも大きな池のほとりを歩くと、何やらカンコンと音がする。なんと、池の対岸にあるのはゴルフ練習場で、そこからこちらに向かって打っている。竿池には白いガガブタらしき水草が咲いているが、水面までが遠いのでよく見えない。じっと立ち止まって花を見つめていると、ゴルフボールが飛んできそうで怖かったが、そこまで飛ばす人はいなかったようだ。

ガガブタ

たぶん、300メートルくらい。大鳥居の駐車場は2~3分の入り。うまく日陰になっていて、ゆっくり着替える。町のすぐ近くにあり、堅牢な岩なのに登りやすく、瀬戸内海や田園風景の眺めは最高、そこは人々の憩いの場、魅力いっぱいの縦走路だった。

百閒岩