広島県 道後山(最高点1,271m、三角点1,268m)、岩樋山1,271m 2007年2月11日
(道後山)日本三百名山
201
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道後山・最高点峰に戻る途中で振り返ると、道後山・三角点峰の上に青空が広がっていた。雪の夏道にはスキーで歩いたトレース!初めて歩く道、初めて見る景色はすがすがしい。
頂上まで見えるようになった岩樋山に真っ直ぐ登り返していると、上から降りてくる人がいる。スノーシューの人だった。こんにちわ!
ガスの岩樋山頂でシールを外して滑走。九十九折をショートターンでこなしていく。東屋を過ぎ、眼下には月見ヶ丘が白く見えている
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久しぶりに晴れた雪山
まぶしいほどの銀世界
冷たく張りつめた空気
山好きたちの歩いた跡が延々と続き
白い息を切らし、軽い足取り
(雪山の散歩)
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猫山スキー場の先の道後山高原スキー場に着いたが、リフトは動いていない。通りの人に聞いてみると、やってないんじゃないかと言う。別のスキー客も2、3台来ていたが、戻っていく。
しかたないので通行止めの手前に止めてシールを貼り、雪の車道から休止中のスキー場ゲレンデを登る。除雪してない車道には新しいタイヤの跡がついているが、たぶん四駆だろう。最初のリフトの中間点に出る。車道は大きく反対側を迂回しているので、ここからスキー場を登る。新しい雪が積もってはいるが、全然少ない。リフトはずいぶん長く、インターネット・マップで4本あったリフトは付け直されて2本になっていたようだ。最初のリフトを登りきると店がいくつか並んでおり、スノーモービルを乗せてきたらしいトラックが一台とまっていた。通り過ぎているとエンジンの音がして、スノーモービルが現われた。その先には別のゲレンデと二つ目のリフトがあり、やや緩いスロープを登る。リフト頂上には東屋があり、そこが登山口標示のある月見ヶ丘であった。スノーモービルがまた現われ、去っていく。
月見ヶ丘から左手に登山道が続いており、雪道を辿る。新しいスノーシューの跡があったが、二つとも途中で戻っていた。二つ目の踏み跡の主は戻ってくる途中で会う。月見ヶ丘の右手に近道があるようだ。九十九折を登ると中腹の東屋があり、その先の急坂をがんばって岩樋山の山頂に到着。ガスで視界が悪く、頂上標識もないのでGPSを見たりしてしばらく行ったり来たりする。ここでもう12時。道後まではまだ1km。意を決して前進。広い斜面が広がっていたが、少し降りたところで左手に白い稜線を見つけ、そちらに向かう(これは正解)。稜線の雪道を辿るとやがて分岐標識発見。
その先の鞍部にも標識あり。道後山への直登ルートを登る。トレースは全く無い。鞍部から道後まで800mとあり、まだ400mくらいかなと思う頃に緩いピーク(ここが最高点だった)からの下りとなり、その先がガスで見えないので、もしやと思ってGPSを取り出す。GPSはここが最高点と出ている。もう着いたのか、それにしても頂上標識が無いのは変だ、GPSには何度かだまされているし、と思いながらも頂上に着いたことにして帰ろうと思っていると、少しガスが晴れ、下りの先に緩いピークがあって、その上に何か立っているのが見える。せっかくだからあそこまで行っておこう、と前進。振り返ると岩樋山が薄く見えている(実は、岩樋の右手のやや低い別のピークだった)。
たどり着いてみると果たしてそれは道後山の頂上標識であった。一等三角点もある(ここは1,268mの三角点ピーク)。あたりが晴れてきて、道後の最高点ピーク、岩樋、岩樋の右手ピーク1,240mが三つ並んでいるのが見える。少し休憩してペットボトル・コーヒーを飲む。さて、名残惜しいがもう午後1時。道後山・最高点峰に戻る途中で振り返ると、道後山・三角点峰の上に青空が広がっていた。雪の夏道にはスキーで歩いたトレース!初めて歩く道、初めて見る景色はすがすがしい。シールをつけたままで最高点に登り返し、鞍部に滑り降り、岩樋に登り返す。頂上まで見えるようになった岩樋山に真っ直ぐ登り返していると(下りではだいぶ南側によっていた)、上から降りてくる人がいる。スノーシューの人だった。こんにちわ!道後山の方はまたガスがかかってきて見えなくなっていた。頂上までの雪原、山道に沿って牧場のものだったと思われる石塀がある。
ガスの岩樋山頂でシールを外して滑走。九十九折をショートターンでこなしていく。少しは要領がわかってきたかな。無理に止まろうとしないで自然体で、上下リズムの中央重心が良いようだ。東屋を過ぎ、眼下には月見ヶ丘が白く見えている。下りきって広い道に出ると傾斜がなくなり、月見ヶ丘からはやや登り返し。リフトの上の東屋で休憩。岩樋山が頂上まで見えているが、道後はその裏側で見えない。休止中スキー場の向こう側には猫山スキー場。最後の滑走を楽しむ。
途中の店のところを歩いていると、トラックはもういなかったが、キャタピラのトラックがやってきた。店の人らしい。二つのスノーシューの跡はずっとスキー場の下から続いているようだ。下のスキー場はやや傾斜がきつく、ショートターンをしていて草にスキーを取られて転倒。油断禁物。最後の部分はだいぶ土が出ている。車道の雪はもう解けているので、スキー場の下まで滑り、雪を拾って車のところまで歩く。雪解けの土の道を歩きたくはない。川沿いに残っている雪の上をスキーで歩き、車のところに達すると、民家の犬が吼える。登り3時間、下り1時間半の、気ままなスキー散策。大入り満員の猫山スキー場の前を通って岡山に向かう。下はもう春。
猫山スキー場
猫山スキー場の先の道後山高原スキー場に着いたが、リフトは動いていない。通りの人に聞いてみると、やってないんじゃないかと言う。別のスキー客も2、3台来ていたが、戻っていく。
休業中スキー場を登る
しかたないので通行止めの手前に止めてシールを貼り、雪の車道から休止中のスキー場ゲレンデを登る。除雪してない車道には新しいタイヤの跡がついているが、たぶん四駆だろう。最初のリフトの中間点に出る。車道は大きく反対側を迂回しているので、ここからスキー場を登る。新しい雪が積もってはいるが、全然少ない。リフトはずいぶん長く、インターネット・マップで4本あったリフトは付け直されて2本になっていたようだ。
スキー場上部
最初のリフトを登りきると店がいくつか並んでおり、スノーモービルを乗せてきたらしいトラックが一台とまっていた。通り過ぎているとエンジンの音がして、スノーモービルが現われた。その先には別のゲレンデと二つ目のリフトがあり、やや緩いスロープを登る。リフト頂上には東屋があり、そこが登山口標示のある月見ヶ丘であった。スノーモービルがまた現われ、去っていく。
月見ヶ丘
月見ヶ丘から左手に登山道が続いており、雪道を辿る。新しいスノーシューの跡があったが、二つとも途中で戻っていた。二つ目の踏み跡の主は戻ってくる途中で会う。月見ヶ丘の右手に近道があるようだ。九十九折を登ると中腹の東屋があり、その先の急坂をがんばって岩樋山の山頂に到着。ガスで視界が悪く、頂上標識もないのでGPSを見たりしてしばらく行ったり来たりする。ここでもう12時。道後まではまだ1km。意を決して前進。広い斜面が広がっていたが、少し降りたところで左手に白い稜線を見つけ、そちらに向かう(これは正解)。稜線の雪道を辿るとやがて分岐標識発見。
岩樋山頂上
道後山・最高点
その先の鞍部にも標識あり。道後山への直登ルートを登る。トレースは全く無い。鞍部から道後まで800mとあり、まだ400mくらいかなと思う頃に緩いピーク(ここが最高点だった)からの下りとなり、その先がガスで見えないので、もしやと思ってGPSを取り出す。GPSはここが最高点と出ている。もう着いたのか、それにしても頂上標識が無いのは変だ、GPSには何度かだまされているし、と思いながらも頂上に着いたことにして帰ろうと思っていると、少しガスが晴れ、下りの先に緩いピークがあって、その上に何か立っているのが見える。せっかくだからあそこまで行っておこう、と前進。振り返ると岩樋山が薄く見えている(実は、岩樋の右手のやや低い別のピークだった)。
道後山・三角点・頂上
たどり着いてみると果たしてそれは道後山の頂上標識であった。一等三角点もある(ここは1,268mの三角点ピーク)。あたりが晴れてきて、道後の最高点ピーク、岩樋、岩樋の右手ピーク1,240mが三つ並んでいるのが見える。少し休憩してペットボトル・コーヒーを飲む。さて、名残惜しいがもう午後1時。道後山・最高点峰に戻る途中で振り返ると、道後山・三角点峰の上に青空が広がっていた。
道後山・頂上標識
雪の夏道にはスキーで歩いたトレース!初めて歩く道、初めて見る景色はすがすがしい。シールをつけたままで最高点に登り返し、鞍部に滑り降り、岩樋に登り返す。頂上まで見えるようになった岩樋山に真っ直ぐ登り返していると(下りではだいぶ南側によっていた)、上から降りてくる人がいる。スノーシューの人だった。こんにちわ!道後山の方はまたガスがかかってきて見えなくなっていた。頂上までの雪原、山道に沿って牧場のものだったと思われる石塀がある。
一等三角点
道後山・最高点峰、岩樋山、1,240m峰
道後山・三角点峰
岩樋山
岩樋山への登り返し
ガスの岩樋山頂でシールを外して滑走。九十九折をショートターンでこなしていく。少しは要領がわかってきたかな。無理に止まろうとしないで自然体で、上下リズムの中央重心が良いようだ。東屋を過ぎ、眼下には月見ヶ丘が白く見えている。下りきって広い道に出ると傾斜がなくなり、月見ヶ丘からはやや登り返し。
月見ヶ丘の東屋
リフトの上の東屋で休憩。岩樋山が頂上まで見えているが、道後はその裏側で見えない。休止中スキー場の向こう側には猫山スキー場。最後の滑走を楽しむ。
途中の店のところを歩いていると、トラックはもういなかったが、キャタピラのトラックがやってきた。店の人らしい。二つのスノーシューの跡はずっとスキー場の下から続いているようだ。下のスキー場はやや傾斜がきつく、ショートターンをしていて草にスキーを取られて転倒。油断禁物。最後の部分はだいぶ土が出ている。
休止中スキー場の滑走
車道の雪はもう解けているので、スキー場の下まで滑り、雪を拾って車のところまで歩く。雪解けの土の道を歩きたくはない。川沿いに残っている雪の上をスキーで歩き、車のところに達すると、民家の犬が吼える。登り3時間、下り1時間半の、気ままなスキー散策。大入り満員の猫山スキー場の前を通って岡山に向かう。下はもう春。