青森県 ドコノ森804m、大黒森719m 2017年9月16日
(ドコノ森)青森110山
(大黒森)青森県の山、青森110山
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おーい秋風さん、
今日も元気に吹いてるね
山の上に行ったら、少し休んでくれ
おーい秋風さん、
そんなに寂しいのかい
もうすぐ大勢が登っていくよ
そうしたら秋を連れてきてくれ
赤や黄に染まる、まぶしいばかりの秋を
(秋風にさそわれて)
☁☁☁☁☁
道端の花はヨメナやマツヨイグサ。雑草でも美しいものは美しい。
気付くと、道端にウメバチソウが咲いている。小さな葉っぱから体に似合わぬ長い茎の先に大きな白い花。自分の栄養のほとんどを花に注ぎ込んでいるに違いない。懸命に首を伸ばし、精いっぱい今を生きる。
三つ目の林道分岐のあたりからドコノ森の頂上付近が見える。深い緑の林の上に、分厚く緑に覆われた平らな頂上。楽には登れそうもない。
ドコノ森の頂上付近は再びブナの笹原。背の高い笹をかき分けて進むが頂上広場のような空間はなく、笹ヤブの中に三角点を発見。周囲の笹を取り除き、笹の葉で三角点を清掃。二等三角点かもしれない。背の高い笹の中で少し休憩。見上げると笹ヤブの合間に青い空
下りの林道にはウメバチソウの小群落がたくさん。もの珍しそうにヒトを見ている小さな白い顏。
昔、登ったことのある大黒森に向かう。その名の通り、黒々とした森だが、頂上近くまで車で登れる。頂上には展望台があり、ドコノ森が見えるはず。大黒森の頂上直下まで続く道に入ると、手前に広い展望所があり、パラグライダーを飛ばしていた。
ドコノ森にはあんなにたくさん咲いていたウメバチソウは、大黒森には頂上に少しだけ咲いていた。やあ、そこにいたのかい
DDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDDD
道の駅さんのへに入る。昔、一度泊まったことがあるかもしれない。夜中に気温が下がり、ダウン上下を着込む。もう青森は秋。ドコノ森は青森110山で残された最後の難関。登山道はなく、地理院地図の破線は山の南側から頂上西の尾根までしかない。その破線も含めると距離3.2㎞、標高差500m弱、2~3時間の行程だが、全行程ヤブ覚悟。
R4から大黒森方面へ左折。途中の大黒森への分岐に、ドコノ森登山口の道標発見。なんだ、登山道ができていたのか、拍子抜けだが、だいぶ気が楽になる。分岐に入ってすぐ、林道の上をごうごう流れる水を横切る。車でないと渡れなかっただろう。その後の林道は荒れていて、頃合いのところで方向転換して駐車。登山道はあるかもしれないが、ヤブに備え、スティックはラチェット式のをザックに入れ、ヘルメットをかぶっていく。キャラバン・シューズに黄色いスパッツ。これは着脱しにくい。レインウェア上下を着ていくが、すぐに上は脱ぐ。道端の花はヨメナやマツヨイグサ。雑草でも美しいものは美しい。
気付くと、道端にウメバチソウが咲いている。小さな葉っぱから体に似合わぬ長い茎の先に大きな白い花。自分の栄養のほとんどを花に注ぎ込んでいるに違いない。懸命に首を伸ばし、精いっぱい今を生きる。林道にはウメバチソウの小群落がいくつも現われた。すぐ先の最初の林道分岐には作業小屋。これは山の南側直下に向かう破線の道らしい。二つ目の林道分岐で二つ目のドコノ森登山口の道標発見。その先の三つ目の林道分岐のあたりからドコノ森の頂上付近が見える。深い緑の林の上に、分厚く緑に覆われた平らな頂上。楽には登れそうもない。
西尾根までもう少しというあたりで三つ目のドコノ森登山口の道標。そこが登山口らしいが、道も踏跡も見当たらない。そこは尾根手前の斜面で、ヤブに覆われている。道標に従わず、林道を更に先に進む。西尾根乗越地点に達し、林の中をうかがうと、笹は低く、薄ヤブのようだ。そこで、そこから尾根に取付く。レインウェア上を着込み、レイングローブをはめるが、笹が濡れていたので、デジカメもタフに持ち替えるべきだった。ブナ林の薄ヤブ尾根をしばらく登り、背の高い笹原に突入してもがき、灌木が多くなってさらに足取りがにぶるが、まわりが明るくなっているのに気づき、振り返ると西の景色が見えていた。あのピラミッドは十和利山に違いない。風車のある平原に緑の草原のある平らな山。それは牧場のある768m峰らしい。
頂上西側の灌木帯には踏み跡らしきものがあったが、ドコノ森の頂上付近は再びブナの笹原。背の高い笹をかき分けて進むが頂上広場のような空間はなく、笹ヤブの中に三角点を発見。周囲の笹を取り除き、笹の葉で三角点を清掃。二等三角点かもしれない。背の高い笹の中で少し休憩。見上げると笹ヤブの合間に青い空。下りの時、少し北側に下り、戸来岳を写す。ピラミッドの峰と台形の峰がならぶ双耳が特徴的。西尾根には細かな枝傾斜がたくさんあり、往路を辿るのが難しいので、GPSを見ながら下る。濡れたレイングローブでイクシー3を使い続けていたが、林道に降りてからやや動作がぎこちなくなる。水に濡れたためだろう。タフに持ち替えるべきだった。
林道分岐3を左に、山の東側に入ってみる。東奥の青森110山に記載の「刻線石」があるかもしれないと思ったためだが、それらしきものはなかった。林道は予想通り、林道分岐1からの破線に連結しており、大きく回って往路に戻る。下りの林道にはウメバチソウの小群落がたくさん。もの珍しそうにヒトを見ている小さな白い顏。
昔、登ったことのある大黒森に向かう。その名の通り、黒々とした森だが、頂上近くまで車で登れる。頂上には展望台があり、ドコノ森が見えるはず。大黒森の頂上直下まで続く道に入ると、手前に広い展望所があり、パラグライダーを飛ばしていた。その先で車道は砂利道となり、だいぶ痛んでいたので、途中のスペースに駐車。一度脱いだ登山用の服をもう一度着込み、登山靴を履いていると、荒れた道を車(レガシー?)で登っていく人。管理人かな。砂利道の終点には赤い大黒森神社のある広場。前回はここまで車で登ったに違いない。
頂上には記憶のとおりの大きな展望台。ヤブ山ではないのに、ちょっと場違いな”ヤブ山集団”トライアングルポイントの頂上標識。三角点は、その頂上標識の草の中に埋もれていて、何等なのか分からない。前回、2003年に登った時は、展望台から戸来岳を見た記憶があるが、今回は周囲の木が繁っていて見えず。ドコノ森は、手前の768m峰の上に半分見えていた。この頃は雲が濃くなっていて、写りはいまいち。ドコノ森にはあんなにたくさん咲いていたウメバチソウは、大黒森には頂上に少しだけ咲いていた。やあ、そこにいたのかい。
ドコノ森の最初の道標
道の駅さんのへに入る。昔、一度泊まったことがあるかもしれない。夜中に気温が下がり、ダウン上下を着込む。もう青森は秋。ドコノ森は青森110山で残された最後の難関。登山道はなく、地理院地図の破線は山の南側から頂上西の尾根までしかない。その破線も含めると距離3.2㎞、標高差500m弱、2~3時間の行程だが、全行程ヤブ覚悟。
R4から大黒森方面へ左折。途中の大黒森への分岐に、ドコノ森登山口の道標発見。なんだ、登山道ができていたのか、拍子抜けだが、だいぶ気が楽になる。分岐に入ってすぐ、林道の上をごうごう流れる水を横切る。車でないと渡れなかっただろう。その後の林道は荒れていて、頃合いのところで方向転換して駐車。登山道はあるかもしれないが、ヤブに備え、スティックはラチェット式のをザックに入れ、ヘルメットをかぶっていく。キャラバン・シューズに黄色いスパッツ。これは着脱しにくい。レインウェア上下を着ていくが、すぐに上は脱ぐ。道端の花はヨメナやマツヨイグサ。雑草でも美しいものは美しい。
ウメバチソウ
気付くと、道端にウメバチソウが咲いている。小さな葉っぱから体に似合わぬ長い茎の先に大きな白い花。自分の栄養のほとんどを花に注ぎ込んでいるに違いない。懸命に首を伸ばし、精いっぱい今を生きる。林道にはウメバチソウの小群落がいくつも現われた。すぐ先の最初の林道分岐には作業小屋。これは山の南側直下に向かう破線の道らしい。二つ目の林道分岐で二つ目のドコノ森登山口の道標発見。その先の三つ目の林道分岐のあたりからドコノ森の頂上付近が見える。深い緑の林の上に、分厚く緑に覆われた平らな頂上。楽には登れそうもない。
ドコノ森
マツヨイグサ
ゲンノショウコ
林道分岐2と二つ目の道標
ヨメナ
三つ目の道標
西尾根までもう少しというあたりで三つ目のドコノ森登山口の道標。そこが登山口らしいが、道も踏跡も見当たらない。そこは尾根手前の斜面で、ヤブに覆われている。道標に従わず、林道を更に先に進む。西尾根乗越地点に達し、林の中をうかがうと、笹は低く、薄ヤブのようだ。そこで、そこから尾根に取付く。レインウェア上を着込み、レイングローブをはめるが、笹が濡れていたので、デジカメもタフに持ち替えるべきだった。ブナ林の薄ヤブ尾根をしばらく登り、背の高い笹原に突入してもがき、灌木が多くなってさらに足取りがにぶるが、まわりが明るくなっているのに気づき、振り返ると西の景色が見えていた。あのピラミッドは十和利山に違いない。風車のある平原に緑の草原のある平らな山。それは牧場のある768m峰らしい。
尾根取付き点
ドコノ森・頂上手前
ドコノ森から西の眺望: 768m峰と十和利山
十和利山
大黒森
清掃前の三角点
頂上西側の灌木帯には踏み跡らしきものがあったが、ドコノ森の頂上付近は再びブナの笹原。背の高い笹をかき分けて進むが頂上広場のような空間はなく、笹ヤブの中に三角点を発見。周囲の笹を取り除き、笹の葉で三角点を清掃。二等三角点かもしれない。背の高い笹の中で少し休憩。見上げると笹ヤブの合間に青い空。下りの時、少し北側に下り、戸来岳を写す。ピラミッドの峰と台形の峰がならぶ双耳が特徴的。西尾根には細かな枝傾斜がたくさんあり、往路を辿るのが難しいので、GPSを見ながら下る。濡れたレイングローブでイクシー3を使い続けていたが、林道に降りてからやや動作がぎこちなくなる。水に濡れたためだろう。タフに持ち替えるべきだった。
清掃護の三角点
ドコノ森頂上
頂上のヤブの上の空
戸来岳・・・・・三ツ岳と大駒ヶ岳の双耳峰
コウゾリナ?
ウメバチソウ
林道分岐3を左に、山の東側に入ってみる。東奥の青森110山に記載の「刻線石」があるかもしれないと思ったためだが、それらしきものはなかった。林道は予想通り、林道分岐1からの破線に連結しており、大きく回って往路に戻る。下りの林道にはウメバチソウの小群落がたくさん。もの珍しそうにヒトを見ている小さな白い顏。
ウツボグサ
ウメバチソウ
キオン
大黒森
ドコノ森
ウメバチソウたち
サラシナショウマ
車道入口と大黒森
昔、登ったことのある大黒森に向かう。頂上の展望台からドコノ森が見えるはず。大黒森の頂上直下まで続く道に入ると、手前に広い展望所があり、パラグライダーを飛ばしていた。その先で車道は砂利道となり、だいぶ痛んでいたので、途中のスペースに駐車。一度脱いだ登山用の服をもう一度着込み、登山靴を履いていると、荒れた道を車(レガシー?)で登っていく人。管理人かな。砂利道の終点には赤い大黒森神社のある広場。前回はここまで車で登ったに違いない。
ドコノ森
大黒森
パラグライダー
高堂山、貝名森、名久井岳
階上岳
ヨメナ
ゲンノショウコ
大黒森神社
遊歩道の標識
大黒森頂上
頂上には記憶のとおりの大きな展望台。ヤブ山ではないのに、ちょっと場違いな”ヤブ山集団”トライアングルポイントの頂上標識。三角点は、その頂上標識の草の中に埋もれていて、何等なのか分からない。前回、2003年に登った時は、展望台から戸来岳を見た記憶があるが、今回は周囲の木が繁っていて見えず。ドコノ森は、手前の768m峰の上に半分見えていた。この頃は雲が濃くなっていて、写りはいまいち。ドコノ森にはあんなにたくさん咲いていたウメバチソウは、大黒森には頂上に少しだけ咲いていた。やあ、そこにいたのかい。
ドコノ森
埋まった三角点
ウメバチソウ
リンドウ
迷ヶ平で見た鷹