畚岳 八幡平の丸ドーム

秋田県  畚岳 1,578m、諸桧岳 1,516m  2004年4月18日

岩手県  八幡平 1,613m

(八幡平)日本百名山

(畚岳、諸桧岳)秋田県の山

202

どことはしれぬ雪の原

さまようように歩き

目の覚めるような眺めで我に返る

魔法のような朝

🐡🐡🐡🐡🐡🐡

八幡平アスピーテ・ラインを車で走ると、行く手に印象的な丸いドームが見えてくる。それが畚岳。

快晴の八幡平駐車場から畚岳に向かうと、正面に捻じれた秋田駒や地味な乳頭。西には森吉の丸い頭に焼山の平らな頭。

岩手山の背中を見ながら広い稜線を滑り、諸桧岳の丘までいくと、北に八幡平の大きな高原が広がる。

八幡平アスピーテ・ラインを車で走ると、行く手に印象的な丸いドームが見えてくる。それが畚岳。
 秋田駒ヶ岳
 森吉山
 岩手山
 諸桧岳の丘までいくと、北に八幡平の大きな高原が広がる。
  8:08 見返り坂P発  9:04 畚岳・・・・・・・・・・・・・・・・(見返り坂Pから畚岳)56分10:03 諸桧岳・・・・・・・・・・・・・・(畚岳から諸桧岳)59分11:44 見返り坂P・・・・・・・・・・・(諸桧岳から見返り坂P)1時間41分12:28 八幡平頂上・・・・・・・・(見返り坂Pから八幡平頂上)44分13:08 八幡平頂上発13:24 見返り坂P・・・・・・・・・・往復合計(含休憩)5時間16分

◌●●●●●◌●●●●●◌●●●●●◌●●●●●◌●●●●●

八幡平アスピーテ・ラインを車で走ると、行く手に印象的な丸いドームが見えてくる。それが畚岳。快晴の八幡平駐車場から畚岳に向かうと、正面に捻じれた秋田駒や地味な乳頭。西には森吉の丸い頭に焼山の平らな頭。

ホットケーキを食べながら鹿角八幡平で高速を降りると、「アスピーテ・ラインは岩手に抜けられません」の表示。やっぱり除雪してないのか、前もって調べておくべきだった。一応、現地に行ってみると、アスピーテ・ラインには入れた。スキー場があるからこれは当然。山頂駐車場まではどうか?と思ったら、山頂駐車場まで除雪してあった。最近のことのようで、後でコンビニに貼紙がしてあった。やれやれ助かった。畚岳の丸ドームがすぐ近くに見えている。印象的。

(4/9)アスピーテ・ライン山頂まで開通、

(4/16)田沢湖まで開通、

(4/2?)アスピーテ・ライン岩手側まで開通

頂上駐車場から樹海ラインに入ろうとすると通行止になっているので、頂上駐車場に停め、めざす畚岳に出発。8時過ぎ。この時がいちばん天気良く、岩手山、秋田駒、森吉が良く見えている。焼山もいつもの姿。秋田駒は複雑なかっこうである。駐車場の先の展望台のところからスキーで滑り降り、樹海ラインの畚岳登山口まで行く。8時半前。左下には藤七温泉が見えている。

雪の無い舗装路を横断し、雪原に出てシールを着けて出発。進む毎に畚岳の丸ドームは大きくなっていく。雪原に灌木がでていて、ところどころ歩きにくい。畚の東面に達すると、頂上まで続く細尾根がある。その細尾根を登ると、足跡がたくさんついている。最初は固かった雪も、朝日で次第にやわらかくなっていた。

9時過ぎ、畚岳山頂。三等三角点あり。山頂部のみ丸く雪が融けている。西には森吉と焼山、南には秋田駒と乳頭山(こちらからはお椀形になっていて、乳首は目立たず)、東には諸桧岳と源太ヶ岳と大深岳(どれも平らで目立たない)、そして岩手山(頭がガスって見えなくなってしまった)、北には八幡平と茶臼岳。風も強いので、シールを外して早々に滑走開始。めざす諸桧岳は広大な稜線のこんもりした大きな丘で、たぶんあそこだろうという程度。鞍部までなるべく長く滑り、斜面の手前でシールを着けて登る。今回はシール・ワックスをぬってみる。

岩手山の背中を見ながら広い稜線を滑り、諸桧岳の丘までいくと、北に八幡平の大きな高原が広がる。

スキーの跡を辿って最高点を探し、10時過ぎ諸桧岳頂上。ピンクの布が木に着けてあり、たぶんここだろう。秋田駒と乳頭が近い。その左に雫石の高倉山。南の大深岳もここと似たような平坦な形をしている。三石山はあの向こうだろうか。シールのままで戻る。途中の坂は木が少なく、トロトロと滑り、大きくターン。畚岳は丸い形でなく四角くなっている。右下には赤い屋根の藤七温泉。諸桧岳にいるとき、畚岳に登っている人影が見えたような気がしたが、畚岳登山口付近で三人の登山者に会う。二人はスキーをかつぎ、一人はシール・スキー。

登山口に車が停めてあったが、入れないはずでは?11時半前、畚岳登山口。舗装路を横断し、駐車場に登り返す。天気は回復してきたようで、一度隠れていた岩手山がぼんやり見えてきた。駐車場には車が増えてきたもよう。展望台の親子連れ。11時半過ぎに駐車場着。スキーを担ぎ、八幡平登山口へ。こちらには足跡がたくさんついており、青空の下をゆっくり登る。青空に白いジェット雲。地図を見ておけば良かったのだが、まっすぐ登らずに小屋の方へ右折したため、かなり回り道をしてしまった。

途中で雪に埋まったガマ沼と八幡沼を見て、その間を通って先に進む。沼の上を通ったら沈むだろうか?東には源太森のコブ。八幡平頂上の標識はなかなか見えてこない。ガマ沼のところからだいぶ歩いたなあと思ったら、雪原の向こうに矢の的のような頂上の標識が見える。12時半、山頂着。展望台は台座まで雪に埋まっており、山頂名標識も半分埋もれている。

周りを一周し、東側の風下側に陣取り食事。風はあるが、しのげないほどではない。湯も比較的早く沸いた。カゼは完全に直ってはいないが、やはりビールも飲む。他の人には、登っているときに一人、頂上で一人に声をかけられたのみ。日曜の晴の日にしては少ないか。ただし、足跡はたくさんある。13時過ぎ、頂上発。シールを外し、ビンディングを外して歩いてみる。なかなか調子良い。ラストで滑り降り、13時半前、登山口着。車に入るとほっと一息。朝よりは車の増えた道をゆっくり帰る。帰りに寄ったコンビニで除雪予定を発見。事前に調べておくべきだったが、ともかく、来て良かった。コンビニの横に八幡平神社の大きな鳥居。コンビニの前には無料のふかし湯。

畚岳

ホットケーキを食べながら鹿角八幡平で高速を降りると、「アスピーテ・ラインは岩手に抜けられません」の表示。やっぱり除雪してないのか、前もって調べておくべきだった。一応、現地に行ってみると、アスピーテ・ラインには入れた。スキー場があるからこれは当然。山頂駐車場まではどうか?と思ったら、山頂駐車場まで除雪してあった。最近のことのようで、後でコンビニに貼紙がしてあった。やれやれ助かった。畚岳の丸ドームがすぐ近くに見えている。印象的。

(4/9)アスピーテ・ライン山頂まで開通、

(4/16)田沢湖まで開通、

(4/2?)アスピーテ・ライン岩手側まで開通

乳頭山と秋田駒ヶ岳

森吉山

岩手山

焼山

畚岳

車道と畚岳

頂上駐車場から樹海ラインに入ろうとすると通行止になっているので、頂上駐車場に停め、めざす畚岳に出発。8時過ぎ。この時がいちばん天気良く、岩手山、秋田駒、森吉が良く見えている。焼山もいつもの姿。秋田駒は複雑なかっこうである。駐車場の先の展望台のところからスキーで滑り降り、樹海ラインの畚岳登山口まで行く。8時半前。左下には藤七温泉が見えている。

雪の無い舗装路を横断し、雪原に出てシールを着けて出発。進む毎に畚岳の丸ドームは大きくなっていく。雪原に灌木がでていて、ところどころ歩きにくい。

乳頭山、笊森山、秋田駒ヶ岳

諸桧岳、源太ヶ岳、大深岳

畚岳直下

畚の東面に達すると、頂上まで続く細尾根がある。その細尾根を登ると、足跡がたくさんついている。最初は固かった雪も、朝日で次第にやわらかくなっていた。

畚岳への登り

畚岳頂上

9時過ぎ、畚岳山頂。三等三角点あり。山頂部のみ丸く雪が融けている。西には森吉と焼山、南には秋田駒と乳頭山(こちらからはお椀形になっていて、乳首は目立たず)、東には諸桧岳と源太ヶ岳と大深岳(どれも平らで目立たない)、そして岩手山(頭がガスって見えなくなってしまった)、北には八幡平と茶臼岳。風も強いので、シールを外して早々に滑走開始。めざす諸桧岳は広大な稜線のこんもりした大きな丘で、たぶんあそこだろうという程度。鞍部までなるべく長く滑り、斜面の手前でシールを着けて登る。今回はシール・ワックスをぬってみる。

三等三角点

 東八幡平

南から見る畚岳

 高倉山、三角山、乳頭山、笊森山、秋田駒ヶ岳

諸桧岳頂上

スキーの跡を辿って最高点を探し、10時過ぎ諸桧岳頂上。ピンクの布が木に着けてあり、たぶんここだろう。秋田駒と乳頭が近い。その左に雫石の高倉山。南の大深岳もここと似たような平坦な形をしている。三石山はあの向こうだろうか。

岩手山、源太ヶ岳、大深岳、嶮岨森

諸桧岳

シールのままで戻る。途中の坂は木が少なく、トロトロと滑り、大きくターン。畚岳は丸い形でなく四角くなっている。右下には赤い屋根の藤七温泉。諸桧岳にいるとき、畚岳に登っている人影が見えたような気がしたが、畚岳登山口付近で三人の登山者に会う。二人はスキーをかつぎ、一人はシール・スキー。

                                                     

八幡平登山口

登山口に車が停めてあったが、入れないはずでは?11時半前、畚岳登山口。舗装路を横断し、駐車場に登り返す。天気は回復してきたようで、一度隠れていた岩手山がぼんやり見えてきた。駐車場には車が増えてきたもよう。展望台の親子連れ。11時半過ぎに駐車場着。スキーを担ぎ、八幡平登山口へ。こちらには足跡がたくさんついており、青空の下をゆっくり登る。青空に白いジェット雲。地図を見ておけば良かったのだが、まっすぐ登らずに小屋の方へ右折したため、かなり回り道をしてしまった。

ガマ沼

途中で雪に埋まったガマ沼と八幡沼を見て、その間を通って先に進む。沼の上を通ったら沈むだろうか?東には源太森のコブ。八幡平頂上の標識はなかなか見えてこない。ガマ沼のところからだいぶ歩いたなあと思ったら、雪原の向こうに矢の的のような頂上の標識が見える。12時半、山頂着。展望台は台座まで雪に埋まっており、山頂名標識も半分埋もれている。

氷結した八幡沼と源太森

八幡平頂上

周りを一周し、東側の風下側に陣取り食事。風はあるが、しのげないほどではない。湯も比較的早く沸いた。カゼは完全に直ってはいないが、やはりビールも飲む。他の人には、登っているときに一人、頂上で一人に声をかけられたのみ。日曜の晴の日にしては少ないか。ただし、足跡はたくさんある。13時過ぎ、頂上発。シールを外し、ビンディングを外して歩いてみる。なかなか調子良い。ラストで滑り降り、13時半前、登山口着。車に入るとほっと一息。朝よりは車の増えた道をゆっくり帰る。帰りに寄ったコンビニで除雪予定を発見。事前に調べておくべきだったが、ともかく、来て良かった。コンビニの横に八幡平神社の大きな鳥居。コンビニの前には無料のふかし湯。

八幡平神社

問合せ・コメント等、メール宛先: kawabe.goro@meizan-hitoritabi.com