吾妻山、比婆山 雪のミニ縦走

広島県  吾妻山1,238m、比婆山1,264m、烏帽子山1,225m 2007年2月10日

(吾妻山)日本三百名山

(比婆山)中国百名山

200

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大膳原に滑ってゆくと空が晴れてきて、背後に吾妻山が姿を現わした。左右に稜線を張った大きな姿、その上に広がるすがすがしい空!

烏帽子山に登り返し、ぼんやり見えている比婆山に向かう。

比婆山頂上(御陵10合目)はうっそうとした林の中で、大きな石*の周りを鎖で囲ってある。ここだけ他の場所と違う神聖な雰囲気。けれども踏跡がたくさんあり、訪れている人は多いようだ。こんにちわ!

*伊邪那美命の御陵と伝えられる苔むした巨石

 空が晴れてきて、背後に吾妻山が姿を現わした。吾妻は左右に稜線を張った大きな姿。
 烏帽子山に登り返し、ぼんやり見えている比婆山に向かう。
 比婆山御領の大岩と祠
  9:29 リフト頂上発10:17 比婆山10:37 烏帽子山11:59 吾妻山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り2時間30分12:12 吾妻山発13:39 烏帽子山14:24 比婆山14:54 スキー場・・・・・・・・・・・・・・・・・往復5時間25分

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天気は曇。駐車場に着き、スキー場が離れているので少しためらうが、スキーをしょって歩いていく人がいるので準備して出発。スキー場まで歩き、4,000円の一日券を購入。このときは午前中で降りてくると思っていた。リフト2本を乗り継ぎ、頂上駅でシールを貼る。

向かって右側から山に入る。沢筋のようなところで、少し歩くとスキーの跡が見つかる。だんだんスロープがきつくなるがトレースやリボンも見つかり、安心して前進。やがて稜線上の標識にたどり着く。しかし、比婆山ではなく「御陵」という標識だったので左か右か分からず。GPSをつけてみるとどうも右が比婆山らしい。左にも小さなピークがあるらしいので一応行ってみてから引返す。すぐに比婆山(御陵10合目)に到着。比婆山頂上(御陵10合目)はうっそうとした林の中で、大きな石*の周りを鎖で囲ってある。ここだけ他の場所と違う神聖な雰囲気。けれども踏跡がたくさんあり、訪れている人は多いようだ。こんにちわ!

古い踏み跡を辿って烏帽子山に向かう。少し下ってから登り。標識があって根本に「烏帽子」とあるのでここが烏帽子の頂上なのだろう。もう10時半を過ぎてしまい、すぐに吾妻に向かう。九十九折の下りなので一応GPSで確認。ガスで視界はないが、GPSだとオン・ルートである。九十九折の細い急斜面のシール滑降に苦労するが、自然体で無理に止まらずに滑っていくのが一番楽なようだ。それにしても時々岩が出ているのは避けないといけない。(シールがまた切れてしまった)鞍部まで降りると標識あり。吾妻まで1.6km、烏帽子から1.5kmなのでちょうど中間点。ここから緩い登りで大膳原という雪原に出る。

雪の山道を辿っていくと正面にあるはずの吾妻の左側を巻いて行く。カモシカの足跡はまっすぐ吾妻に登っていたが、山道を辿っていく。すると三叉路の標識があり、吾妻へは右に登るとある。急坂の登りとなり、すぐに山道は分からなくなるが、古いスキー・トレースがたくさんついており、最大斜度を登っていく。やがて前方に稜線上のヤブ木立が現われ、その少し先が頂上であった。大きな標識に三角点。今日のものと思われるスノーシューの跡あり。ちょうど12時。予定2時間を2時間半かかった。

ペットボトルの紅茶を飲んで出発。頂上の北側は崖になっているようだ。頂上を降りると少し空が晴れてきて、行く手の斜面とその先の大膳原がぼんやり見える。そちらに向かって滑走。ブッシュが出てきて右手にかわしたところで登りのトレースに遭遇。トレース上を滑走していく。大膳原に滑ってゆくと空が晴れてきて、背後に吾妻山が姿を現わした。左右に稜線を張った大きな姿、その上に広がるすがすがしい空!鞍部まで滑り降り、そこでシールを貼って登り返す。この登りはきつく、途中でへばる。先週のストーブ修理(結局リフターの取替え)のときに悪化させた風邪の影響もあるだろう。

休みながら登り、1時間以上かかって烏帽子に登り返し、今回は頂上周辺を少し歩いてみる。頂上広場になっているようだが、頂上標識はないようだ。ぼんやり見えている比婆山に向かう。烏帽子には新しいスノーシューの踏み跡があり、どうやら烏帽子から北に降りていったようだ。比婆に登り返すと今度はスキーの跡があり、これはスキー場からきて、比婆から戻ったようである。比婆でシールを外して滑走。スキー・トレース2本は稜線標識よりも手前で稜線から降りていたが、標識のところまで戻って自分のトレースに沿って降りる。最後は同じところから登っていたようで、スキー場に到着。しかし、もう3時になっていたのでリフトに乗るのは止めてそのまま車に戻る。いったん晴れかかった空もまた曇り、雪も降っていたが、下に降りると雨になっている。(朝も雨だった)

夏道の標識

天気は曇。駐車場に着き、スキー場が離れているので少しためらうが、スキーをしょって歩いていく人がいるので準備して出発。スキー場まで歩き、4,000円の一日券を購入。このときは午前中で降りてくると思っていた。リフト2本を乗り継ぎ、頂上駅でシールを貼る。


比婆山頂上

向かって右側から山に入る。沢筋のようなところで、少し歩くとスキーの跡が見つかる。だんだんスロープがきつくなるがトレースやリボンも見つかり、安心して前進。やがて稜線上の標識にたどり着く。しかし、比婆山ではなく「御陵」という標識だったので左か右か分からず。GPSをつけてみるとどうも右が比婆山らしい。左にも小さなピークがあるらしいので一応行ってみてから引返す。すぐに比婆山(御陵10合目)に到着。大きな石の周りを囲ってある。

比婆山御稜

「山頂のブナ純林の中に開けた円丘の中央には樹齢千年を越える七本のイチイの老木に囲まれ、伊邪那美命の陵墓とされる苔むした巨石が横たわる」

比婆山御稜の祠と岩

比婆山

烏帽子山頂上

古い踏み跡を辿って烏帽子山に向かう。少し下ってから登り。標識があって根本に「烏帽子」とあるのでここが烏帽子の頂上なのだろう。もう10時半を過ぎてしまい、すぐに吾妻に向かう。九十九折の下りなので一応GPSで確認。ガスで視界はないが、GPSだとオン・ルートである。九十九折の細い急斜面のシール滑降に苦労するが、自然体で無理に止まらずに滑っていくのが一番楽なようだ。それにしても時々岩が出ているのは避けないといけない。(シールがまた切れてしまった)鞍部まで降りると標識あり。吾妻まで1.6km、烏帽子から1.5kmなのでちょうど中間点。ここから緩い登りで大膳原という雪原に出る。

吾妻山頂上

雪の山道を辿っていくと正面にあるはずの吾妻の左側を巻いて行く。カモシカの足跡はまっすぐ吾妻に登っていたが、山道を辿っていく。すると三叉路の標識があり、吾妻へは右に登るとある。急坂の登りとなり、すぐに山道は分からなくなるが、古いスキー・トレースがたくさんついており、最大斜度を登っていく。やがて前方に稜線上のヤブ木立が現われ、その少し先が頂上であった。大きな標識に三角点。今日のものと思われるスノーシューの跡あり。ちょうど12時。予定2時間を2時間半かかった。

吾妻山

ペットボトルの紅茶を飲んで出発。頂上の北側は崖になっているようだ。頂上を降りると少し空が晴れてきて、行く手の斜面とその先の大膳原がぼんやり見える。そちらに向かって滑走。ブッシュが出てきて右手にかわしたところで登りのトレースに遭遇。トレース上を滑走していく。すると更に晴れてきて、行く手の烏帽子と比婆、後の吾妻が見えてきたので立ち止まって写す。吾妻は左右に稜線を張った大きな姿である。

吾妻山

烏帽子山と比婆山

登り返し

鞍部まで滑り降り、そこでシールを貼って登り返す。この登りはきつく、途中でへばる。先週のストーブ修理(結局リフターの取替え)のときに悪化させた風邪の影響もあるだろう。休みながら登り、1時間以上かかって烏帽子に到着。

今回は頂上周辺を少し歩いてみる。頂上広場になっているようだが、頂上標識はないようだ。ぼんやり見えている比婆山に向かう。烏帽子には新しいスノーシューの踏み跡があり、どうやら烏帽子から北に降りていったようだ。

スキー場

比婆に登り返すと今度はスキーの跡があり、これはスキー場からきて、比婆から戻ったようである。比婆でシールを外して滑走。スキー・トレース2本は稜線標識よりも手前で稜線から降りていたが、標識のところまで戻って自分のトレースに沿って降りる。最後は同じところから登っていたようで、スキー場に到着。しかし、もう3時になっていたのでリフトに乗るのは止めてそのまま車に戻る。いったん晴れかかった空もまた曇り、雪も降っていたが、下に降りると雨になっている。(朝も雨だった)