茶臼山 白神岳の展望

青森県  896m(地理院)(894m(ガイド)、892m(頂上標識))  2006年5月27日

青森110山

青森県の山

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深浦から山間の道に入り、舗装路をぐんぐん登っていって、長慶平というところまで来ると、学校の向こうに茶臼山が見えていた。青空の下に緩やかな丸い緑のピークが並んでおり、一番奥が頂上のようだ。ここはもう春。

山道の途中にはシラネアオイの薄紫。最後の急登の道にはコゴミがたくさん。頂上尾根にはツツジも咲いていた

頂上は南側が開けていて、正面に向白神岳と白神岳が並んでいた。958m峰の大きな緑の尾根の上に、残雪の多い青い稜線が覗いていて、そこにはまだ冬が宿っている。

その青い稜線の左端は太夫峰と吉ヶ峰、その右に、静御殿と向白神岳、中央の低いピークが玄関岳で、その右に白神岳、そして稜線の右端に大峰岳と崩山が並ぶ。二つの主峰の周囲に広がる冬の世界に一瞬、引きこまれ、我に返ると春に戻っていた。

 学校の向こうに茶臼山が見えていた。青空の下に緩やかな丸い緑のピークが並んでおり、一番奥が頂上のようだ。ここはもう春
 シラネアオイ
 頂上標識とツツジ
 コゴミ
 頂上は南側が開けていて、正面に向白神岳と白神岳が並んでいた。958m峰の大きな緑の尾根の上に、残雪の多い青い稜線が覗いていて、そこにはまだ冬が宿っている: 958m峰、向白神岳、白神岳、大峰岳、崩山
 その青い稜線の左端は太夫峰と吉ヶ峰、その右に、静御殿と向白神岳、中央の低いピークが玄関岳で、その右に白神岳、そして稜線の右端に大峰岳と崩山が並ぶ。二つの主峰の周囲に広がる冬の世界に一瞬、引きこまれ、我に返ると春に戻っていた: 太夫峰、直角峰、吉ヶ峰、静御前、向白神岳、玄関岳、白神岳、大峰岳、崩山
15:07 登山口発16:09 822m峰16:35 茶臼山・・・・・・・・・・・・・・・・・登り1時間28分16:42 茶臼山発17:03 822m峰17:38 登山口・・・・・・・・・・・・・・・往復2時間31分

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五所川原から木造に出るあたりで見る岩木山は左右均等の姿だが、市浦から深浦に向かうとき、鰺ヶ沢の海岸側からの岩木山を初めて見る。それは上下二段のいかつい姿だった。深浦から山間の道に入り、舗装路をぐんぐん登っていって、長慶平というところまで来ると、民家がたくさん建っていて、学校の向こうに茶臼山が見えていた。青空の下に緩やかな丸い緑のピークが並んでおり、一番奥が頂上のようだ。ここはもう春。少し下りにさしかかったところに登山口があった。

駐車場がないので路肩に停めたが、車の轍のある広い道を少し登ると広場があり、そこまで車で入ればよかった。広い道はしばらく続き、ついに狭い山道になるとどんどん登りだす。もう遅いので、スピードを出して登る。急登から尾根に出るところで視界が開け、西側には霞む日本海が遠く広がり、南側には崩山と雪が見えている。尾根途中の822m峰に達すると開けた広場と三角点があった。山道の途中にはシラネアオイの薄紫。

そこからは行く手の樹間に茶臼の頂上が見えていた。高さはそんなに変わらない。いったん鞍部に下る。右手に下る分岐があったが、水場だろうか。左手には残雪が目立ちはじめる。最後の急登の道にはコゴミがたくさん。頂上尾根にはツツジも咲いていた。北東に傾いた岩木山が見え、残雪跡らしき歩きにくいルートを過ぎて頂上に着く。思ったよりも狭い頂上で、立派な頂上標識のほかに古い標識もあった。(頂上標識には892mとあるが、地理院地図には896m、ガイドには894mと意見が割れている)

たぶん白神展望のために南側を刈り払いしたのだろう。頂上は南側が開けていて、正面に向白神岳と白神岳が並んでいた。958m峰の大きな緑の尾根の上に、残雪の多い青い稜線が覗いていて、そこにはまだ冬が宿っている。その青い稜線の左端は太夫峰と吉ヶ峰、その右に、静御殿と向白神岳、中央の低いピークが玄関岳で、その右に白神岳、そして稜線の右端に大峰岳と崩山が並ぶ。二つの主峰の周囲に広がる冬の世界に一瞬、引きこまれ、我に返ると春に戻っていた。もう4時半を過ぎており、座る間を惜しんでデジカメを撮って引き返す。急坂が多いのでスピードを出しにくい。

登山口に戻るともう5時半過ぎ。元の道を戻らず、山道から見えていた車道の南に向かってみる。すると、思った通り、道路途中で双耳になっている茶臼山と822m峰を見ことができた。やがて白神スーパー林道に出るが、弘前側は通行止。西に下って岩崎村に出たところで白神温泉というのがあったので寄っていく。300円だが誰もおらず、湯もぬるかった。いまいち。(その後は、ウェスパ椿山や養老温泉に寄っている)

木造付近から見る左右均等の岩木山

五所川原から木造に出るあたりで見る岩木山は左右均等の姿だが、市浦から深浦に向かうとき、鰺ヶ沢の海岸側からの岩木山を初めて見る。それは上下二段のいかつい姿だった。

上下二段の岩木山

茶臼山

深浦から山間の道に入り、舗装路をぐんぐん登っていって、長慶平というところまで来ると、民家がたくさん建っていて、学校の向こうに茶臼山が見えていた。青空の下に緩やかな丸い緑のピークが並んでおり、一番奥が頂上のようだ。ここはもう春。少し下りにさしかかったところに登山口があった。

登山口

崩山

駐車場がないので路肩に停めたが、車の轍のある広い道を少し登ると広場があり、そこまで車で入ればよかった。広い道はしばらく続き、ついに狭い山道になるとどんどん登りだす。もう遅いので、スピードを出して登る。急登から尾根に出るところで視界が開け、西側には霞む日本海が遠く広がり、南側には崩山と雪が見えている。尾根途中の822m峰に達すると開けた広場と三角点があった。山道の途中にはシラネアオイの薄紫。

シラネアオイ

岩木山

樹間の茶臼山

三等三角点(822m)

822m峰

そこからは行く手の樹間に茶臼の頂上が見えていた。高さはそんなに変わらない。いったん鞍部に下る。右手に下る分岐があったが、水場だろうか。左手には残雪が目立ちはじめる。最後の急登の道にはコゴミがたくさん。頂上尾根にはツツジも咲いていた。北東に傾いた岩木山が見え、残雪跡らしき歩きにくいルートを過ぎて頂上に着く。思ったよりも狭い頂上で、立派な頂上標識のほかに古い標識もあった。(頂上標識には892mとあるが、地理院地図には896m、ガイドには894mと意見が割れている)

茶臼山の古い頂上標識

茶臼山の頂上標識とツツジ

 頂上は南側が開けていて、正面に向白神岳と白神岳が並んでいた。958m峰の大きな緑の尾根の上に、残雪の多い青い稜線が覗いていて、そこにはまだ冬が宿っている: 958m峰、向白神岳、白神岳、大峰岳、崩山

 その青い稜線の左端は太夫峰と吉ヶ峰、その右に、静御殿と向白神岳、中央の低いピークが玄関岳で、その右に白神岳、そして稜線の右端に大峰岳と崩山が並ぶ。二つの主峰の周囲に広がる冬の世界に一瞬、引きこまれ、我に返ると春に戻っていた: 太夫峰、直角峰、吉ヶ峰、静御前、向白神岳、玄関岳、白神岳、大峰岳、崩山

白神岳

たぶん白神展望のために南側を刈り払いしたのだろう。頂上は南側が開けていて、正面に向白神岳と白神岳が並んでいた。958m峰の大きな緑の尾根の上に、残雪の多い青い稜線が覗いていて、そこにはまだ冬が宿っている。その青い稜線の左端は太夫峰と吉ヶ峰、その右に、静御殿と向白神岳、中央の低いピークが玄関岳で、その右に白神岳、そして稜線の右端に大峰岳と崩山が並ぶ。二つの主峰の周囲に広がる冬の世界に一瞬、引きこまれ、我に返ると春に戻っていた。もう4時半を過ぎており、座る間を惜しんでデジカメを取って引き返す。急坂が多いのでスピードを出しにくい。

向白神岳

コゴミ

822m峰と茶臼山

登山口に戻るともう5時半過ぎ。元の道を戻らず、山道から見えていた車道の南に向かってみる。すると、思った通り、道路途中で双耳になっている茶臼山と822m峰を見ことができた。やがて白神スーパー林道に出るが、弘前側は通行止。西に下って岩崎村に出たところで白神温泉というのがあったので寄っていく。300円だが誰もおらず、湯もぬるかった。いまいち。(その後は、ウェスパ椿山や養老温泉に寄っている)