鍋倉山 田園風景逍遥と灌木パウダー滑走

長野県  鍋倉山1,289m、黒倉山1,242m  2017年1月7日

信州百名山

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雪の田園風景から土手を登ると雪の車道の上に出て、行く手に鍋倉山が見える。鍋倉山の北側の斜面を登っていくと日陰になっていて寒いが、雪質はよいようだ。霧氷になった樹木の白が青空に映えて美しい。

鍋倉山頂上から滑走。東には広くなだらかな尾根があり、日陰の雪は滑りやすい。滑走トレースが数本。急斜面となり、北東尾根の北斜面に滑り込む。灌木が増えてくるが、しばらくはショートターンを楽しむ。

 静かな田園風景の奥にたたずむ鍋倉山
 のどかな雪の田園風景
 青空に白く輝く霧氷
 関田峠
   8:59 除雪終点発(標高550m)10:21 斜面取付き11:31 黒倉山11:55 鍋倉山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り2時間56分12:16 鍋倉山発、滑走12:45 斜面取付き点13:11 除雪終点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・往復4時間12分
往復10.9㎞、標高差838m

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 飯山インターでは青空だったが朝霧が残っていて、戸狩温泉のあたりでガスに入る。戸狩スキー場を過ぎ、冬季通行止めの車道の除雪終点まで行くと、道路沿いにずらり駐車している。その列の手前に駐車し、最奥まで歩いてトレースを確認する。準備している間に2台ほどきて、一人は徒歩、一人はスキーで先に行く。今季初のシールを貼り、太いトレースの上を歩き始める。

雪の田園風景から土手を登ると雪の車道の上に出て、行く手に鍋倉山が見える。車道が右に逸れていくとトレースは車道を離れる。暑いのでネックウォーマーを外し、上着を脱ぎ、手袋もしまう。「ここから先は私有地につき立入はご遠慮ください。迂回路はあちら」の表示があり、迂回路に向かい、再び雪の車道に上がる。急傾斜。ブーツのセレクターを間違えてスキーに設定しており、気づかないまま苦労して登る。

雪原の灌木の中で休んでいた3人パーティの先に行き、3度目の車道合流。トレースは車道沿いにずっと右(東)に続いているが、それと別れて左(西)の斜面に向かうトレースが何本かある。黒倉山に行きたかったので車道沿いに進むが、GPSを見るとこのあたりで西に方向転換している。そこで、引き返し、西に向かうトレースをたどる。背後にいたスキーヤーはもっと手前(南)のトレースに入っていく。鍋倉山の北側の斜面を登っていくと日陰になっていて寒いが、雪質はよいようだ。霧氷になった樹木の白が青空に映えて美しい。傾斜がきつくなり、しんどい。休んでいるパーティやもう斜面を滑り降りてくる人を見かけ始める。ようやく北のコルに達し、まず黒倉山に向かう。背後の二人はコルから鍋倉山に向かったようだ。

黒倉山へもトレースがあり、予想に反し、団体さんがいて、これから滑ろうとしていた。私はもう少し先の最高地点まで灌木の中を歩く。灌木を掴むと、雪がたくさん落ちてくる。ここは関田峠に近く、さっきの雪の車道を西に上がったところが関田峠らしい。関田峠から巻峠、深坂峠は新潟百名山になっている。黒倉山頂上から戻ると、団体さんはいなくなっていたが、男性が一人いた。私はシールのまま滑り下り、コルから鍋倉に向かう。別の男性が登ってきて、「こちらはヤブはどうですか」と聞かれ、「どうだろう、雪は落ちてくるね」と答える。鍋倉への道は黒倉よりも長く急で、窪んだ地形のところを越え、やや左(北東)側から回り込んで頂上。

ちょうど一人が滑り降りてゆき、広い頂上にただ一人。頂上に座ってホットレモンを飲む。阿賀野川SAで沸かしたホットレモンは熱く、ゆっくり時間をかけて飲む。妙高らしいのが見えるが、周囲は灌木であまり視界はよくない。団体さんが大勢やってきたのと入れ替わりに鍋倉山頂上から滑走開始。

北へのトレースが多いが、南に向かってみる。しかし灌木が密集していて滑れないので、東に向かう。ターンしようとして転び、このときはじめてブーツのセレクターを間違えていることに気づき、正しくセットする(スキーのままでよかったのに、歩行に切り替えて滑っていた)。

東には広くなだらかな尾根があり、日陰の雪は滑りやすい。滑走トレースが数本。登ってきている人の声が聞こえた。急斜面となり、視界が開け、北東側に一つ尾根があり、そのまま東に滑ると往路に戻れなくなるので、北東尾根の北斜面に滑り込む。GPSが無ければわからなかったろう。北東尾根に上がると、登りトレースがあり、登ってきている人がいた。再び北斜面に滑り込む。灌木が増えてくるが、しばらくはショートターンを楽しむ。次第に障害物滑走。雪もベタついてくる。スノーモービルの音が聞こえ、2台が車道を登っていくのを見た覚えがあるが、車道に下った後には見なかった。

ここは関田峠に近く、さっきの雪の車道を西に上がったところが関田峠らしい。関田峠から巻峠、深坂峠は新潟百名山になっている。ほぼ車道からの取付き点で往路に合流。車道で休んでいるパーティ。車道に滑り込み、そのまま滑走。灌木障害滑走で数回転んでいたのでズボンは雪だらけ。往路に入らず、車道のトレースを滑走。GPSトレースによると、その車道トレースはいったん車道をショートカットしている。

車道滑走はわずかで、すぐに往路。写真がないが、灌木障害滑走だったと思う。再び車道に出て、ヘアピンの先に往路分岐があったが、その先の田園風景の往路は滑りにくいはずなので、そのまま車道を滑走。ただし、傾斜がなく、しばらく歩く。再び傾斜が出て滑り出し、除雪終点に到着。

除雪終点のトレース

飯山インターでは青空だったが朝霧が残っていて、戸狩温泉のあたりでガスに入る。戸狩スキー場を過ぎ、冬季通行止めの車道の除雪終点まで行くと、道路沿いにずらり駐車している。その列の手前に駐車し、最奥まで歩いてトレースを確認する。準備している間に2台ほどきて、一人は徒歩、一人はスキーで先に行く。今季初のシールを貼り、太いトレースの上を歩き始める。

雪の田園風景

雪の田園風景から土手を登ると雪の車道の上に出て、行く手に鍋倉山が見える。車道が右に逸れていくとトレースは車道を離れる。暑いのでネックウォーマーを外し、上着を脱ぎ、手袋もしまう。

鍋倉山と雪の車道

「ここから先は私有地につき立入はご遠慮ください。迂回路はあちら」の表示があり、迂回路に向かい、再び雪の車道に上がる。急傾斜。ブーツのセレクターを間違えてスキーに設定しており、気づかないまま苦労して登る。

鍋倉山

冬の太陽

鍋倉山

雪原のトレース

雪原の灌木の中で休んでいた3人パーティの先に行き、3度目の車道合流。トレースは車道沿いにずっと右(東)に続いているが、それと別れて左(西)の斜面に向かうトレースが何本かある。黒倉山に行きたかったので車道沿いに進むが、GPSを見るとこのあたりで西に方向転換している。

毛無山

斜面取り付き

そこで、引き返し、西に向かうトレースをたどる。背後にいたスキーヤーはもっと手前(南)のトレースに入っていく。

日陰斜面の登り

この斜面は鍋倉山の北側なので日陰になっていて寒いが、雪質はよいようだ。霧氷になった樹木が美しい。傾斜がきつくなり、しんどい。休んでいるパーティやもう斜面を滑り降りてくる人を見かけ始める。ようやく北のコルに達し、まず黒倉山に向かう。背後の二人はコルから鍋倉山に向かったようだ。


霧氷


霧氷と青空

霧氷と青空と冬の太陽

黒倉山頂上

黒倉山へもトレースがあり、予想に反し、団体さんがいて、これから滑ろうとしていた。私はもう少し先の最高地点まで灌木の中を歩く。灌木を掴むと、雪がたくさん落ちてくる。ここは関田峠に近く、さっきの雪の車道を西に上がったところが関田峠らしい。関田峠から巻峠、深坂峠は新潟百名山になっている。

鍋倉山への登り、窪んだ地形

黒倉山頂上から戻ると、団体さんはいなくなっていたが、男性が一人いた。私はシールのまま滑り下り、コルから鍋倉に向かう。別の男性が登ってきて、「こちらはヤブはどうですか」と聞かれ、「どうだろう、雪は落ちてくるね」と答える。鍋倉への道は黒倉よりも長く急で、窪んだ地形のところを越え、やや左(北東)側から回り込んで頂上。

鍋倉山頂上

ちょうど一人が滑り降りてゆき、広い頂上にただ一人。頂上に座ってホットレモンを飲む。阿賀野川SAで沸かしたホットレモンは熱く、ゆっくり時間をかけて飲む。妙高らしいのが見えるが、周囲は灌木であまり視界はよくない。団体さんが大勢やってきたのと入れ替わりに頂上から滑走開始。

滑走1

北へのトレースが多いが、南に向かってみる。しかし灌木が密集していて滑れないので、東に向かう。ターンしようとして転び、このときはじめてブーツのセレクターを間違えていることに気づき、正しくセットする(スキーのままでよかったのに、歩行に切り替えて滑っていた)。

東には広くなだらかな尾根があり、日陰の雪は滑りやすい。滑走トレースが数本あり、登ってきている人の声が聞こえた。

北東尾根

急斜面に出ると視界が開け、北東側に一つ尾根があり、そのまま東に滑ると往路に戻れなくなるので、北東尾根を乗越す。GPSが無ければわからなかったろう。北東尾根に上がると、登りトレースがあり、登ってきている人がいた。

滑走2

再び北斜面に滑り込む。だいぶ灌木が増え、障害物滑走。雪もベタついてくる。スノーモービルの音が聞こえ、2台が車道を登っていくのを見た覚えがあるが、車道に下った後には見なかった。

灌木の多い急斜面

関田峠

ここは関田峠に近く、さっきの雪の車道を西に上がったところが関田峠らしい。関田峠から巻峠、深坂峠は新潟百名山になっている。

往路合流・・・・・背景は関田峠

ほぼ車道からの取付き点で往路に合流。車道で休んでいるパーティ。車道に滑り込み、そのまま滑走。灌木障害滑走で数回転んでいたのでズボンは雪だらけ。往路に入らず、車道のトレースを滑走。GPSトレースによると、その車道トレースはいったん車道をショートカットしている。

田園風景と毛無山

車道滑走はわずかで、すぐに往路。写真がないが、灌木障害滑走だったと思う。再び車道に出て、ヘアピンの先に往路分岐があったが、その先の田園風景の往路は滑りにくいはずなので、そのまま車道を滑走。ただし、傾斜がなく、しばらく歩く。再び傾斜が出て滑り出し、除雪終点に到着。

鍋倉山

毛無山