大寺山 富山の雪の里山周遊

富山県  最高点920m(三角点919m)  2014年1月12日

富山の百山、山スキールートガイド99

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大寺山へ登ろうとサンタの森スキー場の跡へ。そこには駐車スペースが除雪してあり、雪原を登っているボーダーが二人。

なんでこんなに広い駐車スペースが除雪してあるのだろう。山スキーのためだろうか。

リフト頂上から更に、残っていたスキートレースを辿り、大寺山の頂上へ。

パウダー斜面の上の気持よさそうな滑走トレース。一時、雪が止み、周囲の景色が見える。

急な坂を登って910mピーク。いったん下り、登り返して広い頂上台地。ここが大寺山の頂上。

*地図によると、大寺山の最高地点は標高920mあり、その少し北西側にある三角点919mよりも少し高いようだ。

さああとは滑走!パウダー斜面を存分にショートターン滑走。

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半日ツアーで天気も良くなかったが、登りやすい雪山で周遊を楽しみ、立木が少なく雪質もよいパウダー滑走は最高だった。

サンタの森スキー場跡から見る大寺山・・・・・雪のゲレンデ跡を右から大きく回りこみ、頂上に向かう
リフト下のパウダー滑走
12:52 駐車地点発13:41 リフトトップ15:02 大寺山・・・・・・・・・・・・・・・・・登り2時間10分15:10 大寺山発15:39 リフトトップ15:52 駐車地点・・・・・・・・・・・・・・・・・往復3時間0分

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大寺山へ登ろうとサンタの森スキー場の跡へ。大寺山は高峰のある利賀川の西ではなく、小牧ダムの南で分岐している庄川の西にある。赤祖父山の北。高峰からは見えていただろうか。川沿いの道から脇道に入る。その先には採石場があり、侵入禁止の標識の前を右に行く。すると、OMサンタの森スキー場の跡に至り、そこには駐車スペースが除雪してあり、なんと、雪原を登っているボーダーが二人いる。さっそく駐車スペースに駐車して登ることにする。

なんでこんなに広い駐車スペースが除雪してあるのだろう。山スキーのためだろうか。雪原にはスキーの登りトレースと滑走トレースがあり、ボーダー二人はそのスキートレースを辿っているようだ。他人の作ってくれたトレースをありがたく使わせてもらう。

ゲレンデを登っていくと雪原の下にスキー場の建物が見える。ゲレンデは林の後に回り込んでいき、やがてリフトトップに到着。ボーダー二人はそこから滑走するようだが、スキートレースは大寺山の頂上に向かって更に登っている。マップを確認し、リフト頂上から更に、残っていたスキートレースを辿り、大寺山の頂上へ。雪が降ってきて視界が悪くなる。先行トレースが無ければもう引き返していただろう。

パウダー斜面の上の気持よさそうな滑走トレース。何度か林道を歩き、横断して斜面を登る。一時、雪が止み、周囲の景色が見える。急な坂を登って910mピーク。トレースは斜面を下って更に進む。また雪が降ってきたのでもう帰ろうか迷ったが、トレースを辿っていったん下り、登り返して広い頂上台地。そこでトレースは終了。標識の類はないが、ここが大寺山の頂上ということだろう(*)。ザックを下ろして休憩。ホットレモンは高峰で飲んでしまったのでない。

*地図によると、大寺山の最高地点は標高920mあり、その少し北西側にある三角点919mよりも少し高いようだ。

登り返しがあるのでシールをつけたままが良かったのかもしれないが、シールを外して滑っていく。登り返しのとき、慣れないディナフィット・ビンディングに手こずってスキーが外れてしまい苦労。軽いのはいいが、すぐ外れてしまうのは使いづらい。

910mピークに着き、さああとは滑走!パウダー斜面を存分にショートターン滑走。登りトレースの東側の斜面なので、道に迷わぬよう、先行滑走トレースを辿る。林道に降りて登りトレースに合流し、また分かれて斜面を滑る。ここの斜面は立木が少なく、雪も止み、最高の滑走となる。リフトトップに滑り込み、そこからはボーダーの滑ったリフト下の斜面を滑る。この時は視界が広がり、はるか下のスキー場とその先の、川向こうの山も見えていた。かなりの急斜面のパウダー滑走。ブッシュを避けて滑り、雪原斜面が広がったところでショートターン滑走。今回、北陸ツアーのハイライトとなる。

滑走終了して駐車地点に到着。車を出すとき、なんと雨が降ってきた。山にいるときでなくてよかった。半日ツアーで天気も良くなかったが、登りやすい雪山で周遊を楽しみ、立木が少なく雪質もよいパウダー滑走は最高だった。

庄川

大寺山は高峰のある利賀川の西ではなく、小牧ダムの南で分岐している庄川の西にある。赤祖父山の北。高峰からは見えていただろうか。

牛岳と小牧ダム

サンタの森スキー場標識

川沿いの道から脇道に入る。その先には採石場があり、侵入禁止の標識の前を右に行く。すると、OMサンタの森スキー場の跡に至り、なんと、雪原を登っているボーダーが二人いる。さっそく駐車スペースに駐車して登ることにする。

駐車地点

なんでこんなに広い駐車スペースが除雪してあるのだろう。山スキーのためだろうか。雪原にはスキーの登りトレースと滑走トレースがあり、ボーダー二人はそのスキートレースを辿っているようだ。他人の作ってくれたトレースをありがたく使わせてもらう。

雪原(スキー場手前)

大寺山

スキー場跡

ゲレンデを登っていくと雪原の下にスキー場の建物が見える。

スキー場リフト跡

リフト頂上

ゲレンデは林の後に回り込んでいき、やがてリフトトップに到着。ボーダー二人はそこから滑走するようだが、スキートレースは大寺山の頂上に向かって更に登っている。マップを確認し、スキートレースを辿る。雪が降ってきて視界が悪くなる。先行トレースが無ければもう引き返していただろう。

雪の林の斜面

雪の林道とトレース

気持よさそうな滑走トレースがパウダー斜面に走る。何度か林道を歩き、横断して斜面を登る。一時、雪が止み、周囲の景色が見える。

大寺山頂上

急な坂を登って910mピークに達するが、トレースは斜面を下って更に進む。また雪が降ってきたのでもう帰ろうか迷ったが、トレースを辿って斜面を下る。それは広い頂上台地になっていて、緩い尾根を登った先でトレースは終了。標識の類はないが、ここが大寺山の頂上ということだろう(*)。ザックを下ろして休憩。ホットレモンは高峰で飲んでしまったのでない。

*地図によると、大寺山の最高地点は標高920mあり、三角点919mはその少し北西側にあるようだ。

登り返しがあるのでシールをつけたままが良かったのかもしれないが、シールを外して滑っていく。登り返しのとき、慣れないディナフィット・ビンディングに手こずってスキーが外れてしまい苦労。軽いのはいいが、すぐ外れてしまうのは使いづらい。

林間の滑走

910mピークに着き、さああとは滑走だ!パウダー斜面を存分にショートターン滑走。登りトレースの東側の斜面なので、道に迷わぬよう、先行滑走トレースを辿る。林道に降りて登りトレースに合流し、また分かれて斜面を滑る。ここの斜面は立木が少なく、雪も止み、最高の滑走となる。

リフト頂上

リフトトップに滑り込み、そこからはボーダーの滑ったリフト下の斜面を滑る。この時は視界が広がり、はるか下のスキー場とその先の、川向こうの山も見えていた。かなりの急斜面のパウダー滑走。ブッシュを避けて滑り、雪原斜面が広がったところでショートターン滑走。今回、北陸ツアーのハイライトとなる。

リフト下の滑走1

リフト下の滑走2

ゲレンデ滑走

ゲレンデ滑走2

雪の集落

最後の滑走

滑走終了して駐車地点に到着。車を出すとき、なんと雨が降ってきた。山にいるときでなくてよかった。

半日ツアーで天気も良くなかったが、登りやすい雪山で周遊を楽しみ、立木が少なく雪質もよいパウダー滑走は最高だった。

問合せ・コメント等、メール宛先: kawabe.goro@meizan-hitoritabi.com