小五郎山、鬼ヶ城山 紅葉の里山散策

山口県  小五郎山1,162m、鬼ヶ城山1,031m  2017年11月3日

(小五郎山、鬼ヶ城山)中国百名山

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今回の山口も晴れた秋空で紅葉が美しかった。

初日は調子に乗りすぎてスタミナが切れ、よろよろで鬼ヶ城に着く。

☀☀☀☀☀

青空が広がり、高速から小五郎山らしきのが何度が見えるが、本物は高速を降りてから見えた山だった。小五郎山は紅葉の大きな山でピークが二つ並んでおり、手前のピーク910m峰をわずかに巻き、奥の頂上ピークにほぼまっすぐに登山道が伸びていた。標高差800m、距離4㎞弱だが、どのくらいで登れるだろう。

秋の陽射しに輝く黄葉。いったんピーク(1,080m峰)に上がり、大きく下って登り返す。そこはもう頂上手前400mくらい。途中に一箇所、東側が見えるところがあり、見えていたのは右谷山から寂地山の稜線。高い平坦な稜線の右側にぽつんと立った小さなピークが寂地山の頂上だろう。5年前に歩いたときは雪だった。

そうして着いた小五郎の頂上は縦に長く、先客が3~4人。そこからは寂地山とその稜線に加え、その周辺の山も見えていた。東にやや低く見えていた紅葉の山が鬼ヶ城山。南東にシルエットになっている大きな山は、アンテナドームに見覚えがあり、羅漢山に違いない。

鬼ヶ城山へは、神社の前に駐車。道端の紅葉。集落の外れで未舗装林道となり、しばらく荒れた林道を歩く。ここにも黄葉。

林道末端からコルに向かう道となり、コルに尾根取付きの道標。かなりの急坂で、ほとんど踏み跡もない尾根の急坂を登っているうちに体調が悪化する。

そしてやっと鬼ヶ城山の頂上に到達。コルから1時間もかかってしまった。もう西の空は夕日。薄暗い頂上の三角点と頂上標識の脇で少し憩う。

二日目以降はいたって体調は良かったので、この日の体調悪化はたぶんハンガーノック症状だと思う。行動食をとるようにしよう。

 小五郎山は紅葉の大きな山でピークが二つ並んでおり、手前のピーク910m峰をわずかに巻き、奥の頂上ピークにほぼまっすぐに登山道が伸びていた
 小五郎山の頂上から、東にやや低く見えていた紅葉の山が鬼ヶ城山
 民家の軒先の白い花はツバキかな
 小五郎山の紅葉
 鬼ヶ城山の黄葉
(小五郎山)10:29 麓駐車場発(標高385m)12:28 1,080m峰12:39 小五郎山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小五郎山まで2時間10分13:02 1,140m峰・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り2時間33分13:07 1,140m峰発13:28 小五郎山13:39 1,080m峰14:50 麓駐車場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・往復4時間21分
往復10.0㎞、標高差975m
(鬼ヶ城山)15:37 河内神社発(標高700m)16:26 尾根取付き点17:22 鬼ヶ城山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・登り1時間45分17:29 鬼ヶ城山発17:52 尾根取付き点18:31 河内神社・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・往復2時間54分
往復5.7㎞、標高差494m

KKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKKK

青空が広がり、高速から小五郎山らしきのが何度が見えるが、本物は高速を降りてから見えた山だった。小五郎山は紅葉の大きな山でピークが二つ並んでおり、手前のピーク910m峰をわずかに巻き、奥の頂上ピークにほぼまっすぐに登山道が伸びていた。標高差800m、距離4㎞弱だが、どのくらいで登れるだろう。ここ数年、体力悪化を自覚してきたが、先月初め、丹後山での体力消耗、左足首捻挫を機に食事改善とサプリメント、足首サポーターで対処してきたが、その成果は少しはあるかな。小五郎山の麓には集落があり、上に向かう狭い車道があるが、麓の登山口表示のところに登山用の駐車場があり、そこに停める。民家の軒先の白い花はツバキかな。

狭い車道を登ると、鹿除けと思われるゲートを通過。落ち葉のたまった舗装車道は山を巻いて登っていき、途中の登山口表示のところから登山道となる。その手前に、「小五郎山荘」と書かれた登山者ボックスがぽつんと置かれていたが、昔そこに小屋があったのだろうか。その先に「四境の役の向峠集落民隠れ屋敷」という案内標識も立っていたが、実物はなし。前週の四枚平と比べると、ものすごく歩きやすい道。手を使うようなところはほとんどなく、軽い登り返しが数回程度。降りてくる人に二人ほど会うが、ジェネシスを鳴らしてゆく。秋の陽射しに輝く黄葉。いったんピーク(1,080m峰)に上がり、大きく下って登り返す。そこはもう頂上手前400mくらい。途中に一箇所、東側が見えるところがあり、見えていたのは右谷山から寂地山の稜線。高い平坦な稜線の右側にぽつんと立った小さなピークが寂地山の頂上だろう。5年前に歩いたときは雪だった。

そうして着いた小五郎の頂上は縦に長く、先客が3~4人。そこからは寂地山とその稜線に加え、その周辺の山も見えていた。東にやや低く見えていた紅葉の山が鬼ヶ城山。南東にシルエットになっている大きな山は、アンテナドームに見覚えがあり、羅漢山に違いない。頂上の奥に続く縦走路を1,140m峰まで行ってみたが、笹がだいぶ覆っていた。北に下ってすぐ、金山谷鉱山ルートへの分岐表示。1,140m峰まではだいぶ下る。その先、寂地山まで縦走路は続くが、長そうだ。男性が一人やってきて、私と同じく、1,140mまでで引き返していった。「笹は刈ってもすぐはえてくる」と言う男性。1,140m峰で腰を下ろして休憩。パンを食べる。紅葉の小五郎が見えていたが、逆光になっていたので写真はよくないだろう。

15時までに下れたら鬼ヶ城山に向かうことにして下るが、丹後山で痛めた左足首の調子はよく、15時前に駐車地点に帰着。靴を履き替えないまま、鬼ヶ城に向かう。えらく狭い箇所のある車道を走るが、結構、車の往来はある。そこから数年前、羅漢山に登った時に通った道に入り、その途中で脇道に入る。ネット情報には「神社前に駐車」と記憶していたので、それらしき神社の前に駐車。だが、少し先の公民館らしき建物のところに駐車している車が一台あったので、そこに駐車すべきだったかもしれない。でも、あまり公民館らしく見えない。道端の紅葉。集落の外れで未舗装林道となり、しばらく荒れた林道を歩く。ここにも黄葉。途中で降りてきた二人に会う。

二つある登山道の分岐に出るが、北の道は荒れてそうなので南の林道を進む。日が陰り、気温が下がってきて、なんとなく低血圧ぎみになっているのに気づく。だが、平坦なところを歩いているうちは問題なし。林道末端からコルに向かう道となり、コルに尾根取付きの道標。かなりの急坂で、ほとんど踏み跡もない尾根の急坂を登っているうちに体調が悪化する。最初に肩と首が無性に痛くなり、ザックを下ろして少し休憩すればよかったのだが、あともう500mくらいだと思い、無理に登り続ける。しかし耐えられなくなり、少し平坦になったところでザックを下ろして休憩。暗くなりだしたのですぐに登り始めるが、体調はもどらず。ザックを下ろすのも面倒になり、数メートル歩いては横になって休憩、を繰り返しながらしぶとく登る。直登せず、やや右回りに巻いていく道をたびたび見失う。

そしてやっと鬼ヶ城山の頂上に到達。コルから1時間もかかってしまった。もう西の空は夕日。薄暗い頂上の三角点と頂上標識の脇で少し憩う。少しでも登ると息が上がってしまうのに、下りは大丈夫なようで、一度も休まずに歩く。それにしてもコルまではすごい急坂で、何かにつかまらないと草にすべって転げ落ちそうだった。よくこんなところを登ったものだ。しかも日が落ちた後の急坂の下りは、ヘッドランプでは踏み跡がまるで分からず、GPSの軌跡をたどりながら進む。GPSが無ければ迷っていただろう。真っ暗な集落に戻り、真っ暗な神社にお参り。「ありがとうございました。無事に登れました」とお礼。「六日市温泉ゆらら」はいい温泉だった。熱い湯で生き返る。

二日目以降はいたって体調は良かったので、この日の体調悪化はたぶんハンガーノック症状だと思う。行動食をとるようにしよう。

夕日と雄物川(空撮)

小五郎山と910m峰

青空が広がり、高速から小五郎山らしきのが何度が見えるが、本物は高速を降りてから見えた山だった。小五郎山は紅葉の大きな山でピークが二つ並んでおり、手前のピーク910m峰をわずかに巻き、奥の頂上ピークにほぼまっすぐに登山道が伸びていた。標高差800m、距離4㎞弱だが、どのくらいで登れるだろう。ここ数年、体力悪化を自覚してきたが、先月初め、丹後山での体力消耗、左足首捻挫を機に食事改善とサプリメント、足首サポーターで対処してきたが、その成果は少しはあるかな。小五郎山の麓には集落があり、上に向かう狭い車道があるが、麓の登山口表示のところに登山用の駐車場があり、そこに停める。民家の軒先の白い花はツバキかな。

ツバキ

910m峰

林道と鹿除けゲート

狭い車道を登ると、鹿除けと思われるゲートを通過。落ち葉のたまった舗装車道は山を巻いて登っていき、途中の登山口表示のところから登山道となる。その手前に、「小五郎山荘」と書かれた登山者ボックスがぽつんと置かれていたが、昔そこに小屋があったのだろうか。その先に「四境の役の向峠集落民隠れ屋敷」という案内標識も立っていたが、実物はなし。前週の四枚平と比べると、ものすごく歩きやすい道。手を使うようなところはほとんどなく、軽い登り返しが数回程度。降りてくる人に二人ほど会うが、ジェネシスを鳴らしてゆく。

林道脇に置かれた小五郎山荘の登山者ボックス

紅葉(ブナ?)

秋の陽射しに輝く黄葉。いったんピーク(1,080m峰)に上がり、大きく下って登り返す。そこはもう頂上手前400mくらい。途中に一箇所、東側が見えるところがあり、見えていたのは右谷山から寂地山の稜線。高い平坦な稜線の右側にぽつんと立った小さなピークが寂地山の頂上だろう。5年前に歩いたときは雪だった。

紅葉(ブナ?)

寂地山

右谷山から寂地山の稜線

紅葉(ブナ?クロモジ?)

小五郎山頂上

そうして着いた小五郎の頂上は縦に長く、先客が3~4人。そこからは寂地山とその稜線に加え、その周辺の山も見えていた。東にやや低く見えていた紅葉の山が鬼ヶ城山。南東にシルエットになっている大きな山は、アンテナドームに見覚えがあり、羅漢山に違いない。

頂上標識

頂上の奥に続く縦走路を1,140m峰まで行ってみたが、笹がだいぶ覆っていた。北に下ってすぐ、金山谷鉱山ルートへの分岐表示。1,140m峰まではだいぶ下る。その先、寂地山まで縦走路は続くが、長そうだ。男性が一人やってきて、私と同じく、1,140mまでで引き返していった。「笹は刈ってもすぐはえてくる」と言う男性。1,140m峰で腰を下ろして休憩。パンを食べる。紅葉の小五郎が見えていたが、逆光になっていたので写真はよくないだろう。

小五郎山・・・・・・・1,140m峰付近より

羅漢山

鬼ヶ城山

紅葉(コミネカエデ?)

アキノキリンソウ

小五郎山?

鬼ヶ城山

15時までに下れたら鬼ヶ城山に向かうことにして下るが、丹後山で痛めた左足首の調子はよく、15時前に駐車地点に帰着。靴を履き替えないまま、鬼ヶ城に向かう。えらく狭い箇所のある車道を走るが、結構、車の往来はある。そこから数年前、羅漢山に登った時に通った道に入り、その途中で脇道に入る。

河内神社

ネット情報には「神社前に駐車」と記憶していたので、それらしき神社の前に駐車。だが、少し先の公民館らしき建物のところに駐車している車が一台あったので、そこに駐車すべきだったかもしれない。でも、あまり公民館らしく見えない。道端の紅葉。集落の外れで未舗装林道となり、しばらく荒れた林道を歩く。ここにも黄葉。途中で降りてきた二人に会う。

紅葉(ナナカマド?)

二つある登山道の分岐に出るが、北の道は荒れてそうなので南の林道を進む。日が陰り、気温が下がってきて、なんとなく低血圧ぎみになっているのに気づく。だが、平坦なところを歩いているうちは問題なし。林道末端からコルに向かう道となり、コルに尾根取付きの道標。かなりの急坂で、ほとんど踏み跡もない尾根の急坂を登っているうちに体調が悪化する。最初に肩と首が無性に痛くなり、ザックを下ろして少し休憩すればよかったのだが、あともう500mくらいだと思い、無理に登り続ける。

黄葉(シロモジ?)

しかし耐えられなくなり、少し平坦になったところでザックを下ろして休憩。暗くなりだしたのですぐに登り始めるが、体調はもどらず。ザックを下ろすのも面倒になり、数メートル歩いては横になって休憩、を繰り返しながらしぶとく登る。直登せず、やや右回りに巻いていく道をたびたび見失う。

鬼ヶ城山頂上標識

そしてやっと鬼ヶ城山の頂上に到達。コルから1時間もかかってしまった。もう西の空は夕日。薄暗い頂上の三角点と頂上標識の脇で少し憩う。少しでも登ると息が上がってしまうのに、下りは大丈夫なようで、一度も休まずに歩く。それにしてもコルまではすごい急坂で、何かにつかまらないと草にすべって転げ落ちそうだった。よくこんなところを登ったものだ。しかも日が落ちた後の急坂の下りは、ヘッドランプでは踏み跡がまるで分からず、GPSの軌跡をたどりながら進む。GPSが無ければ迷っていただろう。真っ暗な集落に戻り、真っ暗な神社にお参り。「ありがとうございました。無事に登れました」とお礼。

「六日市温泉ゆらら」の木像

「六日市温泉ゆらら」はいい温泉だった。熱い湯で生き返る。

二日目以降はいたって体調は良かったので、この日の体調悪化はたぶんハンガーノック症状だと思う。行動食をとるようにしよう。