羽山、羽黒山 ブナの縦走路

岩手県  羽山600m、羽黒山290m  2017年9月24日

(羽山)岩手の山150、和賀三山

(羽黒山)和賀三山

260

おーい秋風さん、

今日も元気に吹いてるね

山の上に行ったら、少し休んでくれ

おーい秋風さん、

そんなに寂しいのかい

もうすぐ大勢が登っていくよ

そうしたら秋を連れてきてくれ

赤や黄に染まるまぶしいばかりの秋を

(秋風にさそわれて)

☁☁☁☁☁

羽黒山の近くのパークゴルフ場の広い駐車場に駐車し、MTBで田んぼの中の狭い車道を羽山の登山口に向かう。左手の羽山と縦走路には、このときは朝靄がかかっていた。

高速道路の上を渡り、導水管の下をくぐると登山口標識が2つと祠があった。岩沢取水場の掲示。祠には精密な木彫りが施されていて、格調高く感じられる。

羽山頂上は林の中の広場になっていて、手前に三角点と主三角点、中央に祠、奥の高い木に頂上標識。

羽山頂上の東側はブナ林の中の急斜面の下りで、傾斜が緩くなったところで休憩。まわりは若いブナの林。語りかけてはこないが、何やらもの珍しそうに見つめられているような感じ。

縦走路には一部、笹がかぶっている箇所もあったが、普通の登山道と変わらず、極めて歩きやすかった。最初はほとんどブナの林、途中からミズナラなどが増え、終盤はマツやスギの植林が混じってきた。

どうもおかしい。里山スケッチに巡視路に気を付けるよう書いてあったのが頭に残っていたので、立ち止まって周囲を検分し、引き返す。そして荒れた尾根道を見つける。

尾根道は荒れていたが、羽黒山の林に着くとはっきりした道があり、すぐに羽黒山頂上に着いた。

砂利車道脇の林の中に羽黒山神社があった。大きさは違うが、木彫りが施された板があり、羽山登山口の祠のものに似ている。たぶん同じ人が作ったものなのだろう。

パークゴルフ場に戻ると車が増えていて、パークゴルフの人たちが集う。楽しそうに語らうやや年配の人たち。MTBを回収しにゆく途中、大きく広がった青空の下に、見事な羽山を見る。その後、景勝園の温泉からも、和賀川の向こうに再び見事な羽山を見た。

 MTBを回収しにゆく途中、大きく広がった青空の下に、見事な羽山を見る
 羽黒山手前の鉄塔に到着。鉄塔巡視路の広い道が北に続いているが、羽黒山頂上はすぐ東にあるはず。どうもおかしい
 祠には精密な木彫りが施されていて、格調高く感じられる
 ゲンノショウコ
 車道脇の標識
ミゾソバ
 7:59 パーク・ゴルフ場P発(MTB)(標高120m)  8:23 車道脇、MTBデポ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・MTB24分  8:38 羽山・登山口  9:42 羽山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車道脇から1時間19分  9:49 羽山発10:35 分岐11:04 四等三角点306m11:54 鉄塔280m12:15 羽黒山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・羽山から2時間26分12:44 羽黒山神社13:08 パーク・ゴルフ場P・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・羽黒山から53分             ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・車道脇から4時間45分                 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周回5時間9分
周回12.2㎞、標高差925m

HHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH

4時のアラームで目が覚めるが、真っ暗だったので起きず、気づくともう明るくなっていた。最初に羽山の登山口を確認。前回下見に来たときは工事中だったが、秋田道の真上を越えた先の登山口は健在。ただし途中に砂利道があり、MTBはその手前までで、そこから歩かないといけないだろう。羽黒山の登山口を探すが、標識が見当たらない。カーナビの脇道を登ってみるが、パークゴルフ場の上に出ただけ。こいつはヤブこぎかもしれないが、鉄塔が立っているのでなんとかなるだろう。

羽黒山の近くのパークゴルフ場の広い駐車場に駐車し、MTBで田んぼの中の狭い車道を羽山の登山口に向かう。左手の羽山と縦走路には、このときは朝靄がかかっていた。平坦な区間は快調。やや登りになったところでくだびれて押して歩く。車道から砂利道に左折する地点でMTBをデポ。歩き始める。

高速道路の上を渡り、導水管の下をくぐると登山口標識が2つと祠があった。岩沢取水場の掲示。祠には精密な木彫りが施されていて、格調高く感じられる。古いものなのだろうか。登山道は2つあり、新道を行くか、中央コースを行くか迷ったが、眺めがよかろうと思い、新道を登る。すると、男性が一人、やってくるのが見えた。ヤブ道だろうと思ってレキのスティックを置いてきたのは失敗だった。ラチェット・スティックがザックに入っているが、羽山頂上まではスティックなしで登る。

展望所が2つあり、北の和賀川、月山周辺の山並みが見える。頂上直前で中央ルートとの合流点。羽山頂上は林の中の広場になっていて、手前に三角点と主三角点、中央に祠、奥の高い木に頂上標識。北側が広く刈りはらわれていて山並みと田園風景が見える。南側の林も伐採されていて、夏油の山々とスキー場が見えていた。ザックを下ろして三角点の掃除をし、縦走路に向かう。

羽山頂上の東側はブナ林の中の急斜面の下りで、傾斜が緩くなったところで休憩。まわりは若いブナの林。語りかけてはこないが、何やらもの珍しそうに見つめられているような感じ。その先の、羽山から下りきったあたりで、北に下る分岐あり。縦走路には一部、笹がかぶっている箇所もあったが、普通の登山道と変わらず、極めて歩きやすかった。最初はほとんどブナの林、途中からミズナラなどが増え、終盤はマツやスギの植林が混じってきた。軽いアップダウンのブナの縦走路。小さなアキノキリンソウの黄色い花。何回か写したが、薄暗かったためか、ブレていていい写りのがない。

ちょうど中間地点あたりのピークに四等三角点。そこからの縦走路の東半分は、両側が切れ落ちた細尾根の上の道。崖下を眺めながらの迫力の旅。そして羽黒山手前の鉄塔に到着。鉄塔巡視路の広い道が北に続いているが、羽黒山頂上はすぐ東にあるはず。どうもおかしい。里山スケッチに巡視路に気を付けるよう書いてあったのが頭に残っていたので、立ち止まって周囲を検分し、引き返す。そして荒れた尾根道を見つける。

尾根道は荒れていたが、羽黒山の林に着くとはっきりした道があり、すぐに羽黒山頂上に着いた。縦走路入口に三角点、そして大きな祠。ここも古くからお参りされてきた、そんな雰囲気がある。羽黒山からの下山路も細尾根で、左足首が痛くなっていてちょっと苦労。パークゴルフ場に続く砂利車道に出るが、入口の道標には羽黒山ではなく散策路とある。砂利車道のすぐ先に大きな建物があり、車や人がいる。どうやら大学の施設だったようだ。その隣の、砂利車道脇の林の中に羽黒山神社があった。大きさは違うが、木彫りが施された板があり、羽山登山口の祠のものに似ている。たぶん同じ人が作ったものなのだろう。お参りし、社の裏で休憩。やたらに汗がでて、ミニタオルで拭いていたが、下の気温は30度を越えていた。

パークゴルフ場に戻ると車が増えていて、パークゴルフの人たちが集う。楽しそうに語らうやや年配の人たち。MTBを回収しにゆく途中、大きく広がった青空の下に、見事な羽山を見る。その後、景勝園の温泉からも、和賀川の向こうに再び見事な羽山を見た。帰り道に月山登山口を確認。地理院地図に記載はないが、登山道はあるようだ。

羽山

4時のアラームで目が覚めるが、真っ暗だったので起きず、気づくもうと明るくなっていた。最初に羽山の登山口を確認。前回下見に来たときは工事中だったが、秋田道の真上を越えた先の登山口は健在。ただし途中に砂利道があり、MTBはその手前までで、そこから歩かないといけないだろう。羽黒山の登山口を探すが、標識が見当たらない。カーナビの脇道を登ってみるが、パークゴルフ場の上に出ただけ。こいつはヤブこぎかもしれないが、鉄塔が立っているのでなんとかなるだろう。

羽山登山道道標

羽黒山の説明

羽黒山の近くのパークゴルフ場の広い駐車場に駐車し、MTBで田んぼの中の狭い車道を羽山の登山口に向かう。左手の羽山と縦走路には、このときは朝靄がかかっていた。平坦な区間は快調。やや登りになったところでくだびれて押して歩く。車道から砂利道に左折する地点でMTBをデポ。歩き始める。

羽黒山周遊マップ

羽黒山

黄色い花(キバナコスモス)

車道脇のMTB

高速道路の上を渡り、導水管の下をくぐると登山口標識が2つと祠があった。岩沢取水場の掲示。祠には精密な木彫りが施されていて、格調高く感じられる。古いものなのだろうか。登山道は2つあり、新道を行くか、中央コースを行くか迷ったが、眺めがよかろうと思い、新道を登る。すると、男性が一人、やってくるのが見えた。ヤブ道だろうと思ってレキのスティックを置いてきたのは失敗だった。ラチェット・スティックがザックに入っているが、羽山頂上まではスティックなしで登る。

羽山登山道道標

ツユクサ

羽山登山口手前の鳥居・・・・・背後は導水管

羽山登山口の祠

和賀川と田園風景

羽山頂上

展望所が2つあり、北の和賀川、月山周辺の山並みが見える。頂上直前で中央ルートとの合流点。羽山頂上は林の中の広場になっていて、手前に三角点と主三角点、中央に祠、奥の高い木に頂上標識。北側が広く刈りはらわれていて山並みと田園風景が見える。南側の林も伐採されていて、夏油の山々とスキー場が見えていた。ザックを下ろして三角点の掃除をし、縦走路に向かう。

羽山頂上から北の風景

黒森?・・・・・・・・・・上の写真の左上

羽山頂上の祠

前塚見山、オガラ森山、兎森山・・・・・羽山頂上から南の風景

夏油スキー場と兎森山・・・・・上の写真の拡大

ブナ

羽山頂上の東側はブナ林の中の急斜面の下りで、傾斜が緩くなったところで休憩。まわりは若いブナの林。語りかけてはこないが、何やらもの珍しそうに見つめられているような感じ。その先の、羽山から下りきったあたりで、北に下る分岐あり。縦走路には一部、笹がかぶっている箇所もあったが、普通の登山道と変わらず、極めて歩きやすかった。最初はほとんどブナの林、途中からミズナラなどが増え、終盤はマツやスギの植林が混じってきた。軽いアップダウンのブナの縦走路。小さなアキノキリンソウの黄色い花。何回か写したが、薄暗かったためか、ブレていていい写りのがない。

ブナ

ミズナラの分岐点

穴だらけのブナ

四等三角点

ちょうど中間地点あたりのピークに四等三角点。そこからの縦走路の東半分は、両側が切れ落ちた細尾根の上の道。崖下を眺めながらの迫力の旅。そして羽黒山手前の鉄塔に到着。鉄塔巡視路の広い道が北に続いているが、羽黒山頂上はすぐ東にあるはず。どうもおかしい。里山スケッチに巡視路に気を付けるよう書いてあったのが頭に残っていたので、立ち止まって周囲を検分し、引き返す。そして荒れた尾根道を見つける。

若いブナ

ブナとミズナラの細尾根

鉄塔と羽黒山

 鉄塔から北の情景: 月山のあたり

 鉄塔から南の情景: 左の森は羽黒山、右奥に夏油の山々

前塚見山とオガラ森山・・・・・上の写真右奥の拡大

羽黒山の三角点

尾根道は荒れていたが、羽黒山の林に着くとはっきりした道があり、すぐに羽黒山頂上に着いた。縦走路入口に三角点、そして大きな祠。ここも古くからお参りされてきた、そんな雰囲気がある。羽黒山からの下山路も細尾根で、左足首が痛くなっていてちょっと苦労。パークゴルフ場に続く砂利車道に出るが、入口の道標には羽黒山ではなく散策路とある。砂利車道のすぐ先に大きな建物があり、車や人がいる。どうやら大学の施設だったようだ。その隣の、砂利車道脇の林の中に羽黒山神社があった。大きさは違うが、木彫りが施された板があり、羽山登山口の祠のものに似ている。たぶん同じ人が作ったものなのだろう。お参りし、社の裏で休憩。やたらに汗がでて、ミニタオルで拭いていたが、下の気温は30度を越えていた。

羽黒山頂上の祠

羽黒山頂上の道標

羽黒山登山道入口

羽黒山登山道入口の道標

羽黒山神社

羽黒山神社の木彫り

ミゾソバ

ゲンノショウコ

石板

羽山

車道脇の標識

景勝園

パークゴルフ場に戻り、ザックを下ろし、靴を履き替え、着替える。車が増えていて、パークゴルフの人たちが集う。MTBを回収してから景勝園の温泉に入る。そこから和賀川の向こうに見事な羽山を見る。帰り道に月山登山口を確認。登山道はあるようだ。

 景勝園から見る和賀川と羽山

和賀三山コース案内

羽山-羽黒山・縦走コースの案内図

和賀川の向こうの羽山