兜山、朝月山 MTBでルートを探し、帰りは飛ばす

秋田県  兜山670m、朝月山394m  2017年8月5日

旧秋田県の山・脚注

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若畑地区に入り、集落手前の丘に駐車。道脇には白い大きなヤマユリや丸いアカツメクサ。MTBで集落を抜け、登りとなり、一番軽いギヤで少し漕ぐが、かなり急坂なので、MTBを降りて押して登る。九十九折の車道の上に兜山。道はないんだろうが、登れるかな。

車道が兜山の西尾根を乗越して下りが始まる峠で、左に西尾根に登る踏跡発見。踏跡の上に祠が見えている。西尾根に上がれば西尾根伝いに兜山に登れるだろう。

二つの祠には布をかけてあり、たくさんお供え物。踏跡には境界見出標あって刈払いされており歩きやすいが、小さな灌木の切株にしょっちゅうつまづく。コルから急登。電柱が2本立っており、テレビ・アンテナのようだ。

九十九折りのないまっすぐな急登。軍手で灌木や笹を掴んでゆっくり登る。そして二等三角点の頂上に到達。頂上も刈払いされていて、北西側が開けており、見えているのは奥宮山のようだ。

峠でMTBに乗り、九十九折の坂を快調に飛ばす。なんたって下りのMTBは最高だ。あっという間に若畑地区の駐車地点に帰着。振り返ると、兜山が見えていた。これが兜山だったのか。それは若畑地区の入口から正面奥に見えていて、東西に連なる長い尾根の一画。決して目立つピークではないが、山頂の少し下に岩肌が見えている。

北に車道を戻っていくと朝月山が見えてくる。それは皆瀬川沿いの田園の中に、稜線を斜めに伸ばす小さな山。

朝月山から少し離れたところ(皆瀬地区)に駐車し、再びMTBを組み立てて出発。朝月山の南斜面には電線鉄塔が通っており、その下に点検路がないか調べに行ったが、見当たらない。北の集落の奥にも行ってみたが、道はなし。北東端から東尾根を登れそうだったが、人家があって寄り付きにくい。植林作業道に戻り、MTBを置き、登る。

何度か九十九折を曲がり、作業道の終点から急斜面に取付く。灌木や笹に掴まって登っていくが、なにせ傾斜が急なので疲れる。

ようやく頂上尾根に達すると、予想通り尾根には踏跡があった。踏跡は微かだが、はるかに歩きやすくなった尾根を西に進み、灌木と草に囲まれた三角点を発見。頂上標識は無かったが、苦労した分、頂上に到達できた喜びは大きい。

帰りは登りと違う道を探り、東尾根の微かな踏跡を下ってみる。やがてあの人家と車道の近くに至り、炎天下を歩いて植林作業道入口に戻る。MTBに乗り、田園風景の中を風を切って走ると、疲れや苦しみが吹き飛んでいく。背後には夏空の下に濃い緑の朝月山。

 これが兜山だったのか。それは若畑地区の入口から正面奥に見えていて、東西に連なる長い尾根の一画。決して目立つピークではないが、山頂の少し下に岩肌が見えている。
 帰り道、MTBに乗り、田園風景の中を風を切って走ると、疲れや苦しみが吹き飛んでいく。背後には夏空の下に濃い緑の朝月山。
 集落手前の丘に駐車してMTBを組み立てる
 道脇には白い大きなヤマユリ
帰り道、峠の上の祠の中を覗いてみると、仏像や石板が供えられていて、石板には太平山三吉神社とある(*1)
朝月山の三角点
 道の駅十文字には年老いた男の木像。日展入選、「冬の朝市」とある
  6:37 若畑駐車地点発、MTB(標高430m)  7:26 峠発、歩き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・MTB登り49分  8:04 兜山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・峠から登り38分  8:20 兜山発  8:47 峠、MTB・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・峠から往復1時間21分  8:59 若畑駐車地点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・MTB下り12分         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・若畑駐車地点から往復2時間22分
往復7.2㎞、標高差293m
  9:44 皆瀬駐車地点発、MTB(標高165m)  9:55 作業道入口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・MTB登山口捜索11分10:05 作業道入口発、歩き11:09 朝月山・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・作業道入口から1時間4分11:21 朝月山発12:14 車道12:25 作業道入口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・作業道入口から周回2時間20分12:32 皆瀬駐車地点・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・作業道入口からMTB7分         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・皆瀬駐車地点から周回2時間48分
往復8.0㎞、標高差279m

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秋田道から湯沢に下っていくと、道の左に金峰山が現われる。小さいが目立つトライアングル。更に南下していくと、いかついピークを連ねた奥宮山が見えてくる。

若畑地区に入り、集落手前の丘に駐車してMTBを組み立てる。道脇には白い大きなヤマユリや丸いアカツメクサ。MTBで集落を抜け、登りとなり、一番軽いギヤで少し漕ぐが、かなり急坂なので、MTBを降りて押して登る。九十九折の車道の上に兜山。道はないんだろうが、登れるかな。頂上に一番近い地点を予定出発点に設定していたが、そこは九十九折の車道の途中で、垂直の壁になっていて登れない。更に登り、車道が兜山の西尾根を乗越して下りが始まる峠で、左に西尾根に登る踏跡発見。踏跡の上に祠が見えている。ここからなら西尾根に簡単に登れる。西尾根に上がれば西尾根伝いに兜山に登れるだろう。そこで、峠の右側の作業道にMTBを置き、チェーン・キーをかけ、少し休憩してから出発。ペット1本目を飲み干し、空を置いていく。

二つの祠には布をかけてあり、たくさんお供え物。その脇から尾根に踏跡がある。踏跡には境界見出標あって刈払いされており歩きやすいが、小さな灌木の切株にしょっちゅうつまづく。車道沿いの尾根のピークから少し下り、コルから急登。電柱が2本立っており、テレビ・アンテナのようだ。九十九折りのないまっすぐな急登。軍手で灌木や笹を掴んでゆっくり登る。そして二等三角点の頂上に到達。頂上も刈払いされていて、北西側が開けており、見えているのは奥宮山のようだ。日向になっているので少し奥の日陰に入って休憩。南の樹間に見えていたのは高松岳だろうか。

帰り道、峠の上の祠の中を覗いてみると、仏像や石板が供えられていて、石板には太平山三吉神社とある(*1)。峠でMTBに乗り、九十九折の坂を快調に飛ばし、何度が停車して背後の兜山を写す。九十九折から見る兜山は左(北)に尾根を伸ばした緑のずんぐりした峰。そして再びハンドルを握る。なんたって下りのMTBは最高だ。あっという間に若畑地区の駐車地点に帰着。振り返ると、兜山が見えていた。これが兜山だったのか。それは若畑地区の入口から正面奥に見えていて、東西に連なる長い尾根の一画。決して目立つピークではないが、山頂の少し下に岩肌が見えている。(*2)

(*1)太平山三吉神社は秋田市内に里宮、太平山頂上に奥宮があり、東北を中心に全国に三吉神社が祀られ、太平山講、三吉講が広く分布している。(wikipedia)

(*2)旧秋田県の山・脚注には、「中新田集落より防火帯をたどる」とあり、中新田というのは兜山の南側。コルの近くで見たテレビ・アンテナ沿いにルートがあるのかもしれない。

北に車道を戻っていくと朝月山が見えてくる。それは皆瀬川沿いの田園の中に、稜線を斜めに伸ばす小さな山。朝月山から少し離れたところ(皆瀬地区)に駐車し、再びMTBを組み立てて出発。炎天下なのでサングラス。朝月山の南斜面には電線鉄塔が通っており、その下に点検路がないか調べに行ったが、見当たらない。東斜面に植林作業道があり、それを登ればだいぶ上まで行けそうだった。北の集落の奥にも行ってみたが、道はなし。北東端から東尾根を登れそうだったが、人家があって寄り付きにくい。植林作業道に戻り、MTBを置き、登る。(*3)

(*3)旧秋田県の山・脚注の朝月山の記述は、「雄長子内岳の南東7㎞、ホタル狩」のみ。

何度か九十九折を曲がり、作業道の終点から急斜面に取付く。ツリガネニンジンを見たと思うが、登るのに手いっぱいで写していない。ちょうど切株があったので座るが、休憩はしていないと思う。別の作業道に出るが、東にトラバースしていくので、再び斜面を登る。灌木や笹に掴まって登っていくが、なにせ傾斜が急なので疲れる。頂上稜線まであと少しのところで2度目の休憩。

ようやく頂上尾根に達すると、予想通り尾根には踏跡があった。踏跡は微かだが、はるかに歩きやすくなった尾根を西に進み、灌木と草に囲まれた三角点を発見。頂上標識は無かったが、苦労した分、頂上に到達できた喜びは大きい。ザックを下ろし、休憩。ここは兜山と違って、定期的に登っている人はいないようだ。こんなに里に近い山なのに、なぜだろう。帰りは登りと違う道を探る。朝月山の西には道はなし。東尾根の微かな踏跡を下ってみる。頂上尾根には赤リボンがあり、踏跡もあったが、下るに従い踏跡は消え、薄ヤブを辛抱強く下る。次第に傾斜はきつくなり、木の幹や枝や笹を掴んで下り、やがてあの人家と車道の近くに至る。人家の前を避け、車道に降りる。炎天下を歩いて植林作業道入口に戻る。MTBに乗り、田園風景の中を風を切って走ると、疲れや苦しみが吹き飛んでいく。背後には夏空の下に濃い緑の朝月山。皆瀬川の東には、堂々とした山容の大森山。そして大森山の北には、頂上にパラグライダー場のある国見岳。

温泉だるまが無くなっていて、十文字のゆっぷるまで行く。道の駅十文字には年老いた男の木像。日展入選、「冬の朝市」とある。 

金峰山

秋田道から湯沢に下っていくと、道の左に金峰山が現われる。小さいが目立つトライアングル。更に南下していくと、いかついピークを連ねた奥宮山が見えてくる。

奥宮山

ヤマユリ

若畑地区に入り、集落手前の丘に駐車してMTBを組み立てる。道脇には白い大きなヤマユリや丸いアカツメクサ。MTBで集落を抜け、登りとなり、一番軽いギヤで少し漕ぐが、かなり急坂なので、MTBを降りて押して登る。九十九折の車道の上に兜山。道はないんだろうが、登れるかな。頂上に一番近い地点を予定出発点に設定していたが、そこは九十九折の車道の途中で、垂直の壁になっていて登れない。更に登り、車道が兜山の西尾根を乗越して下りが始まる峠で、左に西尾根に登る踏跡発見。踏跡の上に祠が見えている。ここからなら西尾根に簡単に登れる。西尾根に上がれば西尾根伝いに兜山に登れるだろう。そこで、峠の右側の作業道にMTBを置き、チェーン・キーをかけ、少し休憩してから出発。ペット1本目を飲み干し、空を置いていく。

アカツメクサ

MTB

踏跡の先の祠

境界見出標

踏跡の急な登り

兜山頂上

二つの祠には布をかけてあり、たくさんお供え物。その脇から尾根に踏跡がある。踏跡には境界見出標あって刈払いされており歩きやすいが、小さな灌木の切株にしょっちゅうつまづく。車道沿いの尾根のピークから少し下り、コルから急登。電柱が2本立っており、テレビ・アンテナのようだ。九十九折りのないまっすぐな急登。軍手で灌木や笹を掴んでゆっくり登る。そして二等三角点の頂上に到達。頂上も刈払いされていて、北西側が開けており、見えているのは奥宮山のようだ。日向になっているので少し奥の日陰に入って休憩。南の樹間に見えていたのは高松岳だろうか。

兜山の三角点

奥宮山

高松岳?

ヒヨドリバナ

祠の中・・・・太平山三吉神社の石板

帰り道、峠の上の祠の中を覗いてみると、仏像や石板が供えられていて、石板には太平山三吉神社とある(*1)。峠でMTBに乗り、九十九折の坂を快調に飛ばし、何度が停車して背後の兜山を写す。九十九折から見る兜山は左(北)に尾根を伸ばした緑のずんぐりした峰。そして再びハンドルを握る。なんたって下りのMTBは最高だ。あっという間に若畑地区の駐車地点に帰着。振り返ると、兜山が見えていた。これが兜山だったのか。それは若畑地区の入口から正面奥に見えていて、東西に連なる長い尾根の一画。決して目立つピークではないが、山頂の少し下に岩肌が見えている。(*2)

(*1)太平山三吉神社は秋田市内に里宮、太平山頂上に奥宮があり、東北を中心に全国に三吉神社が祀られ、太平山講、三吉講が広く分布している。(wikipedia)

(*2)旧秋田県の山・脚注には、「中新田集落より防火帯をたどる」とあり、中新田というのは兜山の南側。コルの近くで見たテレビ・アンテナ沿いにルートがあるのかもしれない。

兜山

九十九折から見る兜山は左(北)に尾根を伸ばした緑のずんぐりした峰。

兜山

コウゾリナ

若畑地区・・・・・正面奥が兜山

兜山

これが兜山だったのか。それは若畑地区の入口から正面奥に見えていて、東西に連なる長い尾根の一画。決して目立つピークではないが、山頂の少し下に岩肌が見えている。

朝月山

北に車道を戻っていくと朝月山が見えてくる。それは皆瀬川沿いの田園の中に、稜線を斜めに伸ばす小さな山。朝月山から少し離れたところ(皆瀬地区)に駐車し、再びMTBを組み立てて出発。炎天下なのでサングラス。朝月山の南斜面には電線鉄塔が通っており、その下に点検路がないか調べに行ったが、見当たらない。東斜面に植林作業道があり、それを登ればだいぶ上まで行けそうだった。北の集落の奥にも行ってみたが、道はなし。北東端から東尾根を登れそうだったが、人家があって寄り付きにくい。植林作業道に戻り、MTBを置き、登る。(*3)

(*3)旧秋田県の山・脚注の朝月山の記述は、「雄長子内岳の南東7㎞、ホタル狩」のみ。

朝月山

頂上の北側に鉄塔が頂上近くを通っており、鉄塔点検路を探してみたが、分からなかった

植林作業道

何度か九十九折を曲がり、作業道の終点から急斜面に取付く。ツリガネニンジンを見たと思うが、登るのに手いっぱいで写していない。ちょうど切株があったので座るが、休憩はしていないと思う。別の作業道に出るが、東にトラバースしていくので、再び斜面を登る。灌木や笹に掴まって登っていくが、なにせ傾斜が急なので疲れる。頂上稜線まであと少しのところで2度目の休憩。

朝月山頂上

ようやく頂上尾根に達すると、予想通り尾根には踏跡があった。踏跡は微かだが、はるかに歩きやすくなった尾根を西に進み、灌木と草に囲まれた三角点を発見。頂上標識は無かったが、苦労した分、頂上に到達できた喜びは大きい。ザックを下ろし、休憩。ここは兜山と違って、定期的に登っている人はいないようだ。こんなに里に近い山なのに、なぜだろう。帰りは登りと違う道を探る。朝月山の西には道はなし。東尾根の微かな踏跡を下ってみる。頂上尾根には赤リボンがあり、踏跡もあったが、下るに従い踏跡は消え、薄ヤブを辛抱強く下る。次第に傾斜はきつくなり、木の幹や枝や笹を掴んで下り、やがてあの人家と車道の近くに至る。人家の前を避け、車道に降りる。炎天下を歩いて植林作業道入口に戻る。MTBに乗り、田園風景の中を風を切って走ると、疲れや苦しみが吹き飛んでいく。背後には夏空の下に濃い緑の朝月山。皆瀬川の東には、堂々とした山容の大森山。そして大森山の北には、頂上にパラグライダー場のある国見岳。

朝月山の三角点

朝月山

背後には夏空の下に濃い緑の朝月山。

大森山

国見岳

金峰山

道の駅十文字の木像

温泉だるまが無くなっていて、十文字のゆっぷるまで行く。道の駅十文字には年老いた男の木像。日展入選、「冬の朝市」とある。 

問合せ・コメント等、メール宛先: kawabe.goro@meizan-hitoritabi.com