愛染山 南岩手の眺望
岩手県 1,229m 2017年9月9日
岩手の山150
264
おーい秋風さん、
今日も元気に吹いてるね
山の上に行ったら、少し休んでくれ
おーい秋風さん、
そんなに寂しいのかい
もうすぐ大勢が登っていくよ
そうしたら秋を連れてきてくれ
赤や黄に染まるまぶしいばかりの秋を
☁☁☁☁☁
釜石に入り、市内を西に向かうと、左手に五葉山の大きな平らな稜線が見えてくる。その五葉山の奥に印象的な鋭角の山があるが、それが愛染山だった
作業道の先にカモシカ。立ち止まってじっとこちらを見つめている。人を見たのは初めてなんだろうか。写真を撮っても逃げない。私が歩きだしてもまだ逃げない。だいぶ進んだところでようやく、向こうを向いて走り去った
つづら折りの終盤で少し北の情景が見え、それらが片羽山と少し雲をかぶった六角牛山だと気づく。尾根の急斜面からは、片羽山と六角牛山に、アンテナのある990m峰と、仙磐山らしき山を見る。
愛染の頂上に座ると、谷向こうの視界いっぱいに五葉山が緩やかに左右に伸びている。なんと大きな山だろう。わたしはうっとりして、大きな五葉山を眺めた。あの一番高いところが日ノ出岩で、その隣が三角点頂上。右に伸びる一段低い稜線のピークが黒岩。7年前は、あそこから愛染を見ていた。
往復5.6㎞、標高差634m
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
宮古までは、新しくできた道はないようだった。釜石に入り、市内を西に向かうと、左手に五葉山の大きな平らな稜線が見えてくる。その五葉山の奥に印象的な鋭角の山があるが、それが愛染山だった。仙人峠道路に入り、新仙人トンネル西側で降り、狭い舗装路を東に戻り、箱根峠に向かうと、今度は右手に愛染が見えてくる。箱根峠に道標は見当たらず、峠の東側の林道入口に駐車。GPS破線はその林道を指していた。出かけようとするとき、ふと峠を見上げると、峠から尾根に何かがありそうな気がして、上がってみる。すると、果たしてそこに愛染山登山道入口の古い標識があった。
たよりない踏み跡を登ると林を抜け、尾根の西斜面に続く作業道に入る。作業道は縦横にたくさんつけられているが、直進。正面に愛染山の西にある1,061m峰、ついで愛染も見えてくる。ずいぶん急に見える。サングラスをはめ、日差しの作業道を歩き、斜面の終点の林斜面に向かうと、作業道の先にカモシカ。立ち止まってじっとこちらを見つめている。人を見たのは初めてなんだろうか。写真を撮っても逃げない。私が歩きだしてもまだ逃げない。だいぶ進んだところでようやく、向こうを向いて走り去った。カモシカの走り去った先には、林の中に登山道が続いていた。登山道は歩きやすかったが、傾斜が緩いトラバース道。やがて枯れ枝の通せんぼがあり、つづら折りの道に上がる。
つづら折りはだいぶ荒れていて登りにくく、ようやく尾根に上がる。つづら折りの終盤で少し北の情景が見え、それらが片羽山と少し雲をかぶった六角牛山だと気づく。尾根の急斜面からは、片羽山と六角牛山に、アンテナのある990m峰と、仙磐山らしき山を見る。ようやく頂上稜線に着くと祠があり、ピークに山神の石盤があったが、標識がない。GPSによると、頂上はもっと東。愛染山の頂上稜線を東に向かうと、東側に巨大な五葉山が見えているのに気付く。こいつは大きい。それは、空一面に広がっていた。
少し下って登り返したピークに三角点と壊れた頂上標識があった。少し東の木の幹に二つ目の頂上標識。愛染の頂上に座ると、谷向こうの視界いっぱいに五葉山が緩やかに左右に伸びている。なんと大きな山だろう。わたしはうっとりして、大きな五葉山を眺めた。あの一番高いところが日ノ出岩で、その隣が三角点頂上。右に伸びる一段低い稜線のピークが黒岩。7年前は、あそこから愛染を見ていた。
下りでは、レイングローブをはめ、枝や笹を掴んで下る。尾根からのつづら折りの下りは長く感じた。ようやくトラバース路に降り、楽になる。箱根峠から舗装路を東に向かうと、途中で真上に愛染を見る。キノコ採りらしき車が2台ほど。
夜明け
日の出と月山
十二神山
霞露ヶ岳
五葉山
宮古までは、新しくできた道はないようだった。釜石に入り、市内を西に向かうと、左手に五葉山の大きな平らな稜線が見えてくる。その五葉山の奥に印象的な鋭角の山があるが、それが愛染山だった。仙人峠道路に入り、新仙人トンネル西側で降り、狭い舗装路を東に戻り、箱根峠に向かうと、今度は右手に愛染が見えてくる。箱根峠に道標は見当たらず、峠の東側の林道入口に駐車。GPS破線はその林道を指していた。出かけようとするとき、ふと峠を見上げると、峠から尾根に何かがありそうな気がして、上がってみる。すると、果たしてそこに愛染山登山道入口の古い標識があった。
愛染山
アンテナと990m峰と新仙人トンネル
箱根峠付近から見る愛染山
箱根峠の登山口標識
たよりない踏み跡を登ると林を抜け、尾根の西斜面に続く作業道に入る。作業道は縦横にたくさんつけられているが、直進。正面に愛染山の西にある1,061m峰、ついで愛染も見えてくる。ずいぶん急に見える。サングラスをはめ、日差しの作業道を歩き、斜面の終点の林斜面に向かうと、作業道の先にカモシカ。立ち止まってじっとこちらを見つめている。人を見たのは初めてなんだろうか。写真を撮っても逃げない。私が歩きだしてもまだ逃げない。だいぶ進んだところでようやく、向こうを向いて走り去った。カモシカの走り去った先には、林の中に登山道が続いていた。登山道は歩きやすかったが、傾斜が緩いトラバース道。やがて枯れ枝の通せんぼがあり、つづら折りの道に上がる。
ヒヨドリバナ
カモシカ
片羽山とアンテナ峰990m
つづら折りはだいぶ荒れていて登りにくく、ようやく尾根に上がるが、再びつづら折り。つづら折りの終盤で少し北の情景が見え、それらが片羽山と少し雲をかぶった六角牛山だと気づく。尾根に上がり、急斜面を登っていると、背後に片羽山と六角牛山が見えていた。それに、アンテナのある山と、仙磐山らしき山。ようやく頂上稜線に着くと祠があり、ピークに山神の石盤があったが、標識がない。GPSによると、頂上はもっと東。愛染山の頂上稜線を東に向かうと、東側に巨大な五葉山が見えているのに気付く。こいつは大きい。それは、空一面に広がっていた。
六角牛山
アンテナ峰990m
仙磐山
仙磐山と犬頭山
愛染山・西峰の祠
愛染山・西峰の山神・石板
愛染山頂上
五葉山
二つ目の頂上標識
少し下って登り返したピークに三角点と壊れた頂上標識があった。少し東の木の幹に二つ目の頂上標識。愛染の頂上に座ると、谷向こうの視界いっぱいに五葉山が緩やかに左右に伸びている。なんと大きな山だろう。わたしはうっとりして、大きな五葉山を眺めた。あの一番高いところが日ノ出岩で、その隣が三角点頂上。右に伸びる一段低い稜線のピークが黒岩。7年前は、あそこから愛染を見ていた。
一つ目の頂上標識と三角点
白い花(カノコソウ?)
下りでは、レイングローブをはめ、枝や笹を掴んで下る。尾根からのつづら折りの下りは長く感じた。ようやくトラバース路に降り、楽になる。箱根峠から舗装路を東に向かうと、途中で真上に愛染を見る。キノコ採りらしき車が2台ほど。
ヨメナ
白い小さな花(ハコベ?)
白い小さな花(ハコベ?)
箱根峠の東から見る愛染山