青森県 1,252m
2007年1月1日 (ロープウェイ頂上駅、前岳、フォレスト・コース)
2012年12月29日(ロープウェイ頂上駅、前岳、フォレスト・コース)
2017年2月11日 (ロープウェイ頂上駅、前岳、北東斜面滑走、フォレスト・コース)
2018年4月14日 (銅像茶屋からMTB、ロープウェイ麓駅、頂上駅、前岳、北東斜面滑走、銅像ルート、銅像茶屋)
青森110山
198
八甲田ロープウェイの銅像ルートから、ちょっと立ち寄る雪山ミニ・ツアー
(2007年1月1日)
元旦の八甲田は晴れ、セミ・ファット・スキーのロシニョールB2を初めて履き、ロープウェイ山頂から前岳に向かって滑る。
雪の沢底から登り返すと青空に白く輝く樹氷。前岳の東南斜面にトレースがついており、そこを登っているボーダー・パーティ。彼らに続く
頂上から南斜面に滑走すると、団体さんの列がトレースにすずなりに登ってくる。その間を抜けてフォレスト・コースに滑り込む
(2012年12月29日)
シールを張って斜面を登ると、雲一つない青空に前岳と白い雪がまぶしい
頂上で腰を下ろしてホットレモンを飲む。東に地平線、南には赤倉岳と大岳、西には雲海。そこから登ってくるロープウェイ。
そして頂上から南斜面に滑走開始。気分爽快のパウダー滑走。樹氷帯に入り、フォレストコースに合流して麓駅に戻る。
(2017年2月11日)
この日は静かな一人の頂上。白く輝く赤倉岳に、もう夕日の田茂萢岳。
今回は北斜面を滑走。一見、快適そうだったが、軽いパウダーの下に硬いウェーブが隠れており、スキーを取られて転倒。
ゴーグルが曇ってしまい、雪面がよく見えず、また転倒。こんな日もある。登り返して南斜面に滑り込むと、ようやくパウダー滑走。
あんなにたくさんいた人たちももういない。フォレスト終盤、ロープウェイ頂上駅を見上げ、ゲレンデを下る。
(2018年4月14日)
銅像茶屋はまだ駐車場が除雪してなく、駐車場の前に停め、MTBを出す。R103までは快調に走り、R103に入って最初の100mくらいまでこぎ、そこから歩く。ランニングしている人たちが挨拶してくれたのはまだ走っているときだった。
いまにも泣きだしそうな空。そこそこにスキー客はいる。皆、雨の降りだす前に、ということだろう。頂上駅で登山者カードを出して電波塔に向かう。
いつもより雪の少ない頂上には、木の幹に頂上標識が取り付けてあった。うん、前岳も少しメジャーになったかな。
北東斜面は硬めだが、昨年のようなデコボコはなく、比較的すんなり滑れる。それでもかなりの急斜面のカリカリ斜面なので、慎重に滑る。やがて左岸に指導票発見。雪も快調に滑るのでぐんぐん進む。
数回停止したのみで、瞬く間に県道40が見え、銅像茶屋に着く。ゆっくり片づけていると、ボーダー・パーティが賑やかに降りてきた。今にも降り出しそうなのに、シャトルバスを待つのは不安だろうなと思ったが、そのうちにタクシーがやってきて、それにボードを積み込み始めた。なるほど。
ロープウェイ麓駅に行ってMTBを回収していると、さっきのタクシーがやってきた。午後には本降りの雨になっていた。
(2007年1月1日)
9:48 頂上駅発 9:58 電波塔、滑走 10:15 沢底、シール10:55 前岳、休憩・・・・・・・・・・登り1時間7分11:05 前岳発、南斜面滑走11:14 フォレスト・コース合流11:24 麓駅・・・・・・・・・・・・・・・周回1時間36分(2012年12月29日)
12:11 頂上駅発12:23 電波塔、滑走12:32 沢底、シール13:11 前岳、休憩・・・・・・・・・・登り1時間0分13:29 前岳発、南斜面滑走13:39 フォレスト・コース合流13:49 麓駅・・・・・・・・・・・・・・・周回1時間38分(2017年2月11日)
14:39 頂上駅発14:49 電波塔、滑走15:01 沢底、シール15:27 前岳、休憩・・・・・・・・・・・・・・登り48分15:42 前岳発、北斜面滑走15:59 シール、登り返し16:22 前岳中腹、南斜面滑走16:40 フォレスト・コース合流16:50 麓駅・・・・・・・・・・・・・・・周回2時間11分(2018年4月14日)
9:28 銅像茶屋発(MTB)10:06 ロープウェイ麓駅・・・・・・・・MTB38分10:30 ロープウェイ頂上駅発10:40 田茂萢岳・北峰発、滑走10:46 沢底(スキーで登る)10:53 前岳・麓、シール11:05 前岳・・・・・・・・・・・・ロープウェイ頂上駅から35分・・・・・・・・・・・・・・・・銅像茶屋から1時間37分11:17 前岳発、滑走11:33 銅像茶屋・・・・・・・・・・・・前岳から16分・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・周回2時間5分(2017年2月11日、2018年4月14日)
ロープウェイ麓駅付近
ロープウェイ頂上駅から前岳
銅像茶屋付近
❄❄❄❄❄
(2007年1月1日)
セミ・ファット・スキーのロシニョールB2を初めて履き、ロープウェイ山頂から前岳に滑る。沢に降りてシールを貼るが、古いタイプのシール(後に引っ掛け、前で止める)にてこずる。網のシール当ても買ってなかった。銅像ルートのトレースを辿るが、団体さんもシールをつけている(通常、銅像ルートでは前岳に登らず、シールも付けないのだが、このパーティはみんな前岳に登ってきた)踏み固められた道をなんなく進むと正面に前岳が現われる。青空に白く輝く樹氷。前岳の東南斜面にトレースがついており、そこを登っているボーダー・パーティ。彼らに続く。頂上につくとボードの団体さんはまだいて、銅像ルートの方に滑っていった。
シールをはがし、南斜面に向かって滑り始めるとさっきのスキーの団体さんがやってくる。ビンディングがしっかりはまらずもたついていると、どんどん登ってくる。滑り降りていくと、団体さんの列がトレースにすずなりに登ってくる。その間を抜けてフォレスト・コースに滑り込む。ワン・ジャンプ・ワン・ターンの連続で軽快に滑れた。初めて履いたB2は快調。もう一回ロープウェイに乗り、モッコ沢を下る。ロープウェイの下の白い広大な斜面。だんだん疲れてきてショートターンができなくなると足が痛くなり、悪循環。城ヶ倉の温泉によっていく(この頃はまだ500円だった)。
(2012年12月29日)
前日が夜遅かったので自宅を出たのは11時だったが、なんと青空。萱野高原では、大岳はやや雲をかぶっていた。時間も遅いし、この日は前岳に登ることにするが、ロープウェイ頂上に上がってみると、快晴の青空に赤倉岳、井戸岳、大岳がくっきりと見えている。もう少し早く出て大岳に登りたかった。
電波塔の出発点には数組の人たちと、くっきりついた太いトレースが赤倉の方角についている。そのトレース沿いに滑り始め、途中で前岳の方角に左折する。沢の向こうに前岳が白く輝いている。振り返ると、冬の太陽に田茂萢についたたくさんのスキーの跡。沢の手前に来ると、前岳の南東斜面に付けられたトレースが見える。
沢に滑り降り、赤倉を見上げる。シールを張って斜面を登ると、西の雲の上に岩木山。青空が広がり、前岳と白い雪がまぶしい。前岳の正面に達し、南東斜面を登る。背後の視界が広がり、赤倉岳の背後に大岳も見えてくる。東には地平線、西には雲海が広がっている。下から見ると雲がかかっているように見えているかもしれない。その雲海の中から登ってくるロープウェイ。
そして前岳の頂上到着、13時過ぎ。電波塔から1時間弱。スキーを外し、腰を下ろしてホットレモンを飲む。今日は地平線が見えている。そして頂上から滑走開始。気分爽快のパウダー滑走。樹氷帯に入り、フォレストコースに合流して国見坂の下に出る。もう一度ロープウェイに乗り、櫛ヶ峰と横岳を写す。
モッコ沢に飛び込み、白い谷とロープウェイ駅を見上げる。南の斜面に上がると、ゴンドラがやってきた。最後に国見坂を滑り、萱野高原でもう一度八甲田を写す。12月とは思えない素晴らしい快晴の日だった。出かけるのが遅くなければ大岳に登っていただろう。
(2017年2月11日)
昼過ぎに着いた八甲田ロープウェイは予想通り混んでいて、国道沿いに車を停め、麓駅1F出口・階段下から並ぶ。プラットフォームでも待ち、ようやく乗車。1回目はモッコ沢。快適。沢から左岸に上がった後もまずまずのパウダー。雨の後に降った雪。国見坂も快調に滑る。2回目は奥の階段途中あたりから並ぶ。ダイレクト・コースの南側に滑り込むと、ここもまずまずのパウダー。3回目は空いていて、2階から並び、比較的すぐに乗れる。電波塔に登り、銅像コースへ。
沢手前までは新雪の下に硬いウェーブがあって滑りにくい。沢へ下る急斜面も同様で、ショートターンができない。沢底にはパーティがいて、スキーのまま(シールなし)で銅像コースへ登り返している。デジカメのバッテリーを入れ替えている間にボーダー・パーティも登っていった。沢底に下り、シールを貼り、私も登るが、彼らには追いつけなかった。広いコルから銅像コースを離れ、前岳に登る。スノーシューのトレースがある。
南には、赤倉だけが白く輝いている。田茂萢にはもう夕日。頂上に到達し、座り込んでホットレモンを飲む。一瞬雲がとれ、大岳が見えた。シールを外し、北斜面に向かう。かなりの急斜面だが、滑らかで滑りやすそうに見える。勢い込んで滑り込むが、例の硬いウェーブがパウダースノーの下に隠れていて、大きなウェーブの手前でスキーが外れ、転倒。薄暗くてウェーブがよく見えなかったのも転倒した原因。ゴーグルから落ちたが、素直にひっくり返り、背中ですべったので、体は痛めなかったが滑り落ち、外れたスキーを取りにだいぶ登る。ゴーグルにも雪が入り、曇って使えなくなる。
薄暗い斜面の硬いウェーブは手ごわく、もう一度転倒したが、今度はたいしたことはない。しかし、かなり弱気になって南にトラバース。たくさん滑走トレースのある東斜面を横断し、シールを貼って登り返す。この登り返しはきつく、何度も休みながら登る。前岳の中腹、右に切り返す地点でシールを外し滑走再開。ゴーグルは乾いておらず、またもや転倒し、ゴーグルをウェストバッグにしまう。もう転倒できないので、林間に入らずにコルまで滑り下り、トレースを辿る。トレースはすぐにはフォレストに下らず、林間を進む。
そのあたりには、もう固いウェーブはなく、ようやくショートターンを決めてみる。トレースを外れてフォレストに向かい、いったん合流するがすぐに南側に外れ、だいぶ下で再合流。コースを滑っている人はもういない。だいぶ遅くなってしまった。フォレスト終盤、ロープウェイ頂上駅を見上げ、ゲレンデを下る。
(2018年4月14日)
この週末は全国的に雨で、ほとんど諦めていたが、天気図を見ると金曜は高気圧に覆われていて、土曜も曇後雨になった。じゃあ、早めに行って前岳にでも登るか、シャトルバスが運行しているから銅像コースに行ってみようか、ならば、MTBをもっていこうか、などと構想がどんどん膨らむ。
銅像茶屋はまだ駐車場が除雪してなく、駐車場の前に停め、MTBを出す。R103までは快調に走り、R103に入って最初の100mくらいまでこぎ、そこから歩く。ランニングしている人たちが挨拶してくれたのはまだ走っているときだった。麓駅に着き、MTBを建物の脇に停め、駅の中でスキーブーツに履き替え、ロープウェイに乗る。いまにも泣きだしそうな空。そこそこにスキー客はいる。皆、雨の降りだす前に、ということだろう。頂上駅で登山者カードを出して電波塔に向かう。電波塔(田茂萢岳・北峰頂上)からはもう一人、スキーの人がいたが、その人は箒場岱方面に行き、銅像方面は私のみ。雨上がりのややカリカリの雪面。ゆっくり滑って沢底に滑り込み、勢いで少し対岸に登ったところで停止。従来ならここからシールだが、雪が固くよく滑るので、スキーのままで登る。
前岳の麓に滑り込み、シールを貼っていると、前岳に登っているパーティがいた。順路の南側を巻くコースでなく、東側から直登している。あれではしんどいだろう。私は順路の南側を巻いて登り、比較的容易に頂上到着。もういないだろうと思った頂上には女性二人がいた。他の人はもう降りたのだろう。いつもより雪の少ない頂上には、木の幹に頂上標識が取り付けてあった。うん、前岳も少しメジャーになったかな。シールを外してからホットレモンをゆっくり飲み、周囲をデジカメに撮ってから滑走開始。どっちみちこの天気では映りはよくないだろう。女性二人は私が先に行くのを待ってる感じだった。北東斜面は硬めだが、昨年のようなデコボコはなく、比較的すんなり滑れる。それでもかなりの急斜面のカリカリ斜面なので、慎重に滑る。背後の斜面のトレースはまったく期待できないが、何度か停止して背後を写す。銅像コースの指導票がまったく見当たらないが、眼下の沢筋にスキートレースがたくさんついており、それをたどると、やがて左岸に指導票発見。雪も快調に滑るのでぐんぐん進む。
数回停止したのみで、瞬く間に県道40が見え、銅像茶屋に着く。駐車場には除雪のブルドーザーが置いてあった。私の車が邪魔なようだが、ブルドーザーの運転手はそのときはいなかった。ゆっくり片づけていると、ボーダー・パーティが賑やかに降りてきた。今にも降り出しそうなのに、シャトルバスを待つのは不安だろうなと思ったが、そのうちにタクシーがやってきて、それにボードを積み込み始めた。なるほど。スニーカーを麓駅に置いてきたので、バイク・シューズを出す。用意あれば憂いなし。ロープウェイ麓駅に行ってMTBを回収していると、さっきのタクシーがやってきた。全員ではなかろう。この後、買い物をして自宅に戻るが、午後には本降りの雨になっていた。
(2007年1月1日)
ロシニュールB2
セミ・ファット・スキーのロシニョールB2を初めて履き、ロープウェイ山頂から前岳に滑る。沢に降りてシールを貼るが、古いタイプのシール(後に引っ掛け、前で止める)にてこずる。網のシール当ても買ってなかった。銅像ルートのトレースを辿るが、団体さんもシールをつけている(通常、銅像ルートでは前岳に登らず、シールも付けないのだが、このパーティはみんな前岳に登ってきた)
青空に白く輝く樹氷
踏み固められた道をなんなく進むと正面に前岳が現われる。青空に白く輝く樹氷。
前岳に登るボーダー・パーティ
前岳の東南斜面にトレースがついており、そこを登っているボーダー・パーティ。彼らに続く
前岳頂上直前
頂上につくとボードの団体さんはまだいて、銅像ルートの方に滑っていった。
シールをはがし、南斜面に向かって滑り始めると、さっきのスキーの団体さんがやってくる。ビンディングがしっかりはまらずもたついていると、どんどん登ってくる。滑り降りていくと、団体さんの列がトレースにすずなりに登ってくる。その間を抜けてフォレスト・コースに滑り込む。ワン・ジャンプ・ワン・ターンの連続で軽快に滑れた。初めて履いたB2は快調。
(2012年12月29日)
萱野高原から見る前岳
前日が夜遅かったので自宅を出たのは11時だったが、なんと青空。萱野高原では、大岳はやや雲をかぶっていた。時間も遅いし、この日は前岳に登ることにするが、ロープウェイ頂上に上がってみると、快晴の青空に赤倉岳、井戸岳、大岳がくっきりと見えている。もう少し早く出て大岳に登りたかった。
電波塔の出発点には数組の人たちと、くっきりついた太いトレースが赤倉の方角についている。そのトレース沿いに滑り始め、途中で前岳の方角に左折する。沢の向こうに前岳が白く輝いている。振り返ると、冬の太陽に田茂萢についたたくさんのスキーの跡。沢の手前に来ると、前岳の南東斜面に付けられたトレースが見える。
沢底から見上げる赤倉岳
沢に滑り降り、赤倉を見上げる。シールを張って斜面を登ると、西の雲の上に岩木山。
前岳
青空が広がり、前岳と白い雪がまぶしい。前岳の正面に達し、南東斜面を登る。
樹氷
雲海から登るロープウェイ
背後の視界が広がり、大岳も見えてくる。西には雲海が広がっているので、下から見ると雲がかかっているように見えているかもしれない。その雲海の中から登ってくるロープウェイ。
八幡岳
前岳頂上
そして前岳の頂上到着、13時過ぎ。電波塔から1時間弱。スキーを外し、腰を下ろしてホットレモンを飲む。
田茂萢岳
地平線と折紙山と三角岳
今日は地平線が見えている。
そして頂上から滑走開始。気分爽快のパウダー滑走。樹氷帯に入り、フォレストコースに合流して国見坂の下に出る。もう一度ロープウェイに乗り、櫛ヶ峰と横岳を写す。
モッコ沢に飛び込み、白い谷とロープウェイ駅を見上げる。南の斜面に上がると、ゴンドラがやってきた。最後に国見坂を滑り、萱野高原でもう一度八甲田を写す。12月とは思えない素晴らしい快晴の日だった。出かけるのが遅くなければ大岳に登っていただろう。
折紙山
八甲田の東にある921m峰。ここも登山道はなく、みちのく有料道路の料金所付近から雪の林道、雪の尾根を登る。
平坦そうに見えるが、意外に複雑な地形
三角岳(黒星岳)
折紙岳の更に東にある753m峰。北に夏道があるが、私は南のみちのく有料道路料金所手前から雪の林道、雪尾根を辿って登った。
難所の734m峰を越え、大毛無山737mを越え、たどり着いた三角岳の頂上には小さな反射板がある
前岳からの滑走
そして頂上から滑走開始。気分爽快のパウダー滑走。樹氷帯に入り、フォレストコースに合流して国見坂の下に出る。
モッコ沢
もう一度ロープウェイに乗り、モッコ沢に飛び込み、白い谷とロープウェイ駅を見上げる。南の斜面に上がると、ゴンドラがやってきた。
萱野高原から見る八甲田
帰りに萱野高原でもう一度八甲田を写す。12月とは思えない素晴らしい快晴の日だった。出かけるのが遅くなければ大岳に登っていただろう
(2017年2月11日)
モッコ沢
昼過ぎに着いた八甲田ロープウェイは予想通り混んでいて、国道沿いに車を停め、麓駅1F出口・階段下から並ぶ。プラットフォームでも待ち、ようやく乗車。1回目はモッコ沢。快適。沢から左岸に上がった後もまずまずのパウダー。雨の後に降った雪。
国見坂
国見坂も快調に滑る。2回目は奥の階段途中あたりから並ぶ。ダイレクト・コースの南側に滑り込むと、ここもまずまずのパウダー。
前岳(田茂萢岳の電波塔より)
3回目は空いていて、2階から並び、比較的すぐに乗れる。電波塔に登り、銅像コースへ。
赤倉岳と人々
前岳の向こうに東岳
前岳と沢底のスキー・パーティ
沢手前までは新雪の下に硬いウェーブがあって滑りにくい。沢へ下る急斜面も同様で、ショートターンができない。沢底にはパーティがいて、スキーのまま(シールなし)で銅像コースへ登り返している。デジカメのバッテリーを入れ替えている間にボーダー・パーティも登っていった。沢底に下り、シールを貼り、私も登るが、彼らには追いつけなかった。広いコルから銅像コースを離れ、前岳に登る。スノーシューのトレースがある。
前岳
赤倉岳
南には、赤倉だけが白く輝いている。田茂萢にはもう夕日。頂上に到達し、座り込んでホットレモンを飲む。一瞬雲がとれ、大岳が見えた。
赤倉岳と大岳
頂上駅からフォレスト・コースを滑る人影
前岳・北斜面
シールを外し、北斜面に向かう。かなりの急斜面だが、滑らかで滑りやすそうに見える。勢い込んで滑り込むが、例の硬いウェーブがパウダースノーの下に隠れていて、大きなウェーブの手前でスキーが外れ、転倒。薄暗くてウェーブがよく見えなかったのも転倒した原因。ゴーグルから落ちたが、素直にひっくり返り、背中ですべったので、体は痛めなかったが滑り落ち、外れたスキーを取りにだいぶ登る。ゴーグルにも雪が入り、曇って使えなくなる。
北斜面を見上げる
薄暗い斜面の硬いウェーブは手ごわく、もう一度転倒したが、今度はたいしたことはない。しかし、かなり弱気になって南にトラバース。たくさん滑走トレースのある東斜面を横断し、シールを貼って登り返す。この登り返しはきつく、何度も休みながら登る。前岳の中腹、右に切り返す地点でシールを外し滑走再開。ゴーグルは乾いておらず、またもや転倒し、ゴーグルをウェストバッグにしまう。もう転倒できないので、林間に入らずにコルまで滑り下り、トレースを辿る。
前岳・東斜面
夕日の田茂萢岳
夕日の岩木山
滑走
トレースはすぐにはフォレストに下らず、林間を進む。
そのあたりには、もう固いウェーブはなく、ようやくショートターンを決めてみる。トレースを外れてフォレストに向かい、いったん合流するがすぐに南側に外れ、だいぶ下で再合流。コースを滑っている人はもういない。だいぶ遅くなってしまった
フォレスト・コースから見上げる田茂萢岳
フォレスト終盤、ロープウェイ頂上駅を見上げ、ゲレンデを下る。
頂上駅
(2018年4月14日)
前岳(銅像茶屋付近より)
この週末は全国的に雨で、ほとんど諦めていたが、天気図を見ると金曜は高気圧に覆われていて、土曜も曇後雨になった。じゃあ、早めに行って前岳にでも登るか、シャトルバスが運行しているから銅像コースに行ってみようか、ならば、MTBをもっていこうか、などと構想がどんどん膨らむ。
MTB
銅像茶屋はまだ駐車場が除雪してなく、駐車場の前に停め、MTBを出す。R103までは快調に走り、R103に入って最初の100mくらいまでこぎ、そこから歩く。ランニングしている人たちが挨拶してくれたのはまだ走っているときだった。麓駅に着き、MTBを建物の脇に停め、駅の中でスキーブーツに履き替え、ロープウェイに乗る。いまにも泣きだしそうな空。そこそこにスキー客はいる。皆、雨の降りだす前に、ということだろう。頂上駅で登山者カードを出して電波塔に向かう。電波塔(田茂萢岳・北峰頂上)からはもう一人、スキーの人がいたが、その人は箒場岱方面に行き、銅像方面は私のみ。雨上がりのややカリカリの雪面。ゆっくり滑って沢底に滑り込み、勢いで少し対岸に登ったところで停止。従来ならここからシールだが、雪が固くよく滑るので、スキーのままで登る。
前岳・頂上標識
北東斜面を見上げる
前岳の麓に滑り込み、シールを貼っていると、前岳に登っているパーティがいた。順路の南側を巻くコースでなく、東側から直登している。あれではしんどいだろう。私は順路の南側を巻いて登り、比較的容易に頂上到着。もういないだろうと思った頂上には女性二人がいた。他の人はもう降りたのだろう。いつもより雪の少ない頂上には、木の幹に頂上標識が取り付けてあった。うん、前岳も少しメジャーになったかな。シールを外してからホットレモンをゆっくり飲み、周囲をデジカメに撮ってから滑走開始。どっちみちこの天気では映りはよくないだろう。女性二人は私が先に行くのを待ってる感じだった。北東斜面は硬めだが、昨年のようなデコボコはなく、比較的すんなり滑れる。それでもかなりの急斜面のカリカリ斜面なので、慎重に滑る。背後の斜面のトレースはまったく期待できないが、何度か停止して背後を写す。銅像コースの指導票がまったく見当たらないが、眼下の沢筋にスキートレースがたくさんついており、それをたどると、やがて左岸に指導票発見。雪も快調に滑るのでぐんぐん進む。
銅像ルート・指導票
銅像茶屋
数回停止したのみで、瞬く間に県道40が見え、銅像茶屋に着く。駐車場には除雪のブルドーザーが置いてあった。私の車が邪魔なようだが、ブルドーザーの運転手はそのときはいなかった。ゆっくり片づけていると、ボーダー・パーティが賑やかに降りてきた。今にも降り出しそうなのに、シャトルバスを待つのは不安だろうなと思ったが、そのうちにタクシーがやってきて、それにボードを積み込み始めた。なるほど。スニーカーを麓駅に置いてきたので、バイク・シューズを出す。用意あれば憂いなし。ロープウェイ麓駅に行ってMTBを回収していると、さっきのタクシーがやってきた。全員ではなかろう。この後、買い物をして自宅に戻るが、午後には本降りの雨になっていた。
問合せ・コメント等、メール宛先: kawabe.goro@meizan-hitoritabi.com