しかし、第二の人生を持つには、一つだけ条件がある。本格的に踏み切るはるか前から、助走していなければならない。
40歳、あるいはそれ以前にボランティアの経験をしたことがない人が、60歳になってボランティアになることは難しかった。(p229)
文面を素直に受け取ると、助走期間を20年以上取りなさいという事になってしまいますが、実際にそれほど長く助走期間を取ることは難しいのではないかと思います。
第二の人生を始めるにあたり、中途半端な気持ちを断ち切り背水の陣で臨むというのももちろん一つの方法でしょうが、多くの人はそこまでリスクを取ることは難しいでしょう。
そのために、助走期間を必要とするわけですが、その期間は、自らの考えで期間を長くも短くもしてよろしいと、勝手に解釈しても構わない部分だと思います。
There is one requirement for managing the second half of one’s life: to begin creating it long before one enters it.
If one does not begin to volunteer before one is forty or so, one will not volunteer when past sixty.
2014/9/14