最高のキャリアは、あらかじめ計画して手にできるものではない。
自らの強み、仕事の仕方、価値観を知り、機会をつかむ用意をした者だけが手にできる。
なぜならば、自らのうるべき所を知ることによって、普通の人、単に有能なだけの働き手が、卓越した仕事をこなすようになるからである。(p213)
これらの知っておくべきことは、早くとも20代後半以降になるだろうとドラッカーは述べています。
それまでは、機会をつかむ用意をするーつまり自らの強みは何かを知ること、得意な仕事の仕方を認識すること、自分の価値観を確立することにつねに注意を払うべきということです。
時が経ち経験を積むにつれ、スキルが上がっていったり役割が変わったりすることによって、違う強みが見つかったり、価値観が変化していったりすることもあるので、20代に限らずずっと注意を払っても良いと思います。
Successful careers are not “planned.”
They are the careers of people who are prepared for the opportunity because they know their strengths, the way they work and their values.
For knowing where one belongs makes ordinary people—hardworking, competent but mediocre otherwise—into outstanding performers.
2014/9/7