【大成功】ヘッドライトHIDグレア対策

2015年1月からスタートしました。

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<(_ _*)>

くオリジナリティ ★★★★☆(自己判断)・・・グレア光対策では下向き光に対する垂直遮光板が最も有効なことを確認できた

【バイクにこそHID】

まずはスライド式HIDバルブの動きです。

車と違い1灯しかないバイクこそ明るいHIDが向いていると思いますよ。

白く明るいヘッドライトだと夜間の走行が楽しみになります。

街灯のない林道などではなおさらです。

歳をとればなおさらおメメの感度が低下して暗いとあまり見えません。

HIDとはキセノンランプともいわれハロゲンのようなフィラメントではなく2万ボルトで放電します。

こんな写真をネットで見つけました。

イメージがわくと思います。

昔は高価だったHIDシステムも最近はセットで5000円前後から売られています。

ただし安いからなのか対向車を困らせるグレアが気になり対策をしました。

同時にHID化に伴ういくつかの改良点・コツを紹介します。

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【ハロゲンとHIDの比較】

とにかく明るい!

車検に通る6000ケルビン以下だとハロゲンの約3倍の明るさがあり35Wで充分です(ハロゲンは50W)

でもカットラインではハロゲンが優れている。リフレクターの設計上しょうがない?

時々対向車がHIDで眩しいときがあります。

【グレアの原因】

HIDのグレアの原因は2つあると思われます

ひとつはリフレクターにあたらずに直接上方向に出て行くもの、トンネルなどで天井を帯状に照らします。

運転席の高いトラックの運転手はとくに困るはずです。

二つ目はスライド式の場合にHiとLoの切り替えがL0なのに下半分に漏れる光です。

本来ならLoの時は正面から見ると上半分のみが光っているのが理想です。

スライド式とはHiの時に電磁石によって引っ張られて光源が数ミリ引っ込む方向に動く構造になっています。

(スイング式は首を振って角度が変わるタイプです)

【グレア対策をやってみた】

断面図で説明します。

HIDのグレア対策には新たに追加した遮光板(赤線)が有効であることが分かりました。

Loのときに下側に光が漏れないようにするための垂直遮光板です。

電磁石に電気がながれていない時はスプリングの力で左に固定されLoの状態になります。

この時に下側に光が漏れないことがポイントです。

ハイビームのときには電磁石により引っ張られバルブは右に動いてHiになります。

上向きの光は発光点がずれてリフレクターの反射では方向が変わります。

そして下向きの光シェードから漏れ出ることで正面から見るとヘッドライトは上下ともに明るく輝きます。

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4か所を改良するとだいぶグレアがなくなりました。

ほんの少しだけでも工作に自信があれば大丈夫。

試行錯誤で何とかなります。

この図がHIDグレア対策をまとめたものです。

①上側シェード延長

直接光グレア対策としてはt0.3のアルミを巻きつけステンレス糸で縛りました。

接着剤としてはガンガムやファイヤーガムなどのマフラー用耐熱1000℃を使いました。

ドイトの自動車コーナーで売っています。

ヘッドライトにバルブを取り付けてから、レンズ越しにみて発光点が見えなくなる位置を探りました。

横から見たときに丸い発光部が見えるぐらいがいいようです。

②耐熱黒塗装

HIDバルブの内側を600℃の黒色の耐熱塗料で塗装

余計な反射を減らします

気休めかもしれませんが一応やってみました。

もちろんシェードは小さな+ネジ2本を緩めてはずしてから塗装します。

③垂直遮光板(これが一番効いた)

Loの位置で光源が隠れるぎりぎりにランプに直交する遮光板を取り付けました。

あらかじめ付いている横方向の遮光板に触れるか触れないかの位置です。

遮光板はシェードに固定されているので光源が動くと相対的に位置が変化します。

Loで光源がしっかりと隠れHiの位置で光源が遮光されなくなるように微調整して取り付けます。

遮光板はt0.3のアルミ板で作りました。

見にくいですがアルミ遮光板の展開図も右下に載せてあります。

垂直遮光板はガラス管に接触しないように0.5mmぐらいですがわずかに隙間を設けます。

セラミックの白い保護管も現物に合わせてあたらないようにアルミ板を半円状にヤスリで削りました。

アルミ板を折り曲げて接合しますが耐熱の接着材を使いました。

接着材はマフラー用耐熱1000℃でドイトで購入。

④下側窓拡大

買ってきたばかりのの垂直遮光板のない状態ではグレアを少しでも減らそうとしたためか下側の窓が小さめにカットされてます。

これだとHiにしたときも充分にリフレクターの下半分の光を使いきれないと思います。

垂直遮光板を追加すると光の漏れがなくなるので思い切って下側の窓を遮光板ぎりぎりまで削って大きくしても大丈夫です。

これらのプチ改造でヘッドライト下半分の眩しい光が無くなりました。

プチ改造してすでに数ヶ月たちますが今のところ壊れることもなく全く問題なく機能しています。

ヘッドライトをいじるとどうしても光軸がずれてしまいます。

簡易的なヘッドライト光軸調整についてはご参考に⇒ヘッドライトの光軸調整

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【配線の工夫】

HIDの厄介なのはバラストとかコントローラーとかの設置場所。

考えた末に点線部のカプラーのみヘッドライトの中に引き込み、でかいバラストなどを車体のどこかに置く方法です。

旅先で球切れの時や車検の時にも簡単にハロゲンに戻せます。

ちょっと工夫したのはもともとのカプラーが大きくて隙間に収まらず角を削ったことです。

【ダストカバーのカット】

HIDバルブのマグネット部分がでかくてダストカバーを取り付けられません。

で、図のようなカットをしました。

これでシェードのネジを緩めて外せば簡単に組めました。

【ヘッドライト装着前の焼き】

接着材や耐熱塗料などから点灯するとしばらくはモァモァを煙がでます。

充分に焼いて(ヘッドライトに装着せずに点灯)からヘッドライトに装着しないとレンズやリフレクターが曇るそうです。

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購入したHIDキットです。

値段の割に充分満足してます。

JAFIRSTさんありがとうございます。

「いわゆるリターンライダーです」のホームページにようこそ。

ひとりで走るのがほとんどですが若者とツーリングするのも大好きです。

100%趣味ですが若者にもっとバイクに乗ってほしいなと思いホームページを立ち上げました。

素人の趣味のページですがよろしくお願いします。

よろしかったらメンテナンスやツーリングの紹介なども訪問してみてください。

年配のリターンライダーに限らずお役に立つ情報が含まれていると思います。

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