【要注意!】圏央道の制限速度はコロコロ変わる(100-80-70km/h)/やっちまった速度違反

その一番外側に位置する環状道路として圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の全線開通まであと僅か。

ところがですよ!

この圏央道の最高制限速度には大きな盲点があります。

下の図のように区間によって70km/h,80km/h,100km/hと制限速度がコロコロ変わります。

知らずに100キロ制限だと思って普通に走っていて速度制限の変化に気づかない間に覆面パトカーに止められてしまいます。

基本は100キロなのですが、茅ヶ崎JCT~海老名IC間 高尾山IC~川島IC間 茅ヶ崎JCT~海老名IC間 高尾山IC~川島IC間は80キロ制限。

また川島IC(52)~木更津JCT(110)間は基本は100キロですが、暫定2車線間はなんと70キロ制限です。

暫定2車線とは工事の途中で4車線以上で計画された道路のうちの2車線のみを暫定的に供用して走行できるようにしているところです。

山梨のほったらかし温泉一泊キャンプツーリングに行った帰りに圏央道から関越に入ろうとした瞬間に後ろから覆面パトカーが追いかけてきて関越の加速ラインの脇に止められました。

スピーカーの呼びかけはヘルメットの騒音で何を言っているのかわからず、パッシングで合図されてから加速車線の脇に恐る恐る停車しました。

パトカーの中で指紋を取られながら告げられた走行速度は104km/h。

流れに乗って追い越し車線を乗って走っていて関越に乗り移るために左車線に寄る際に車列が空いているところに入ろうと少し加速した瞬間を計測されたようです。

「ここは80キロ制限という標識があったでしょ!」と上から目線で叱られましたがあとの祭り、標識を見落としていました。



なんでこうなの?って調べてみたら圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は高速道路ではなく東名高速や中央自動車道など違い一般国道であることがわかりました。

あくまでも自動車専用と規定された一般国道468号線なんです。

なのでもし速度標識の無い区間があったとしたらそこは時速60キロが制限速度になります。


同じように、どう見ても高速道路なのに一般道であるのが第三京浜道路(466号)、東海環状自動車道(475号)などでほとんどの区間が制限速度80kmあるいは100kmです。

へぇ~と思った方は目の前のなんかのボタンを押してください。

こちらに詳しい記事が載っています。


パトカーの中で頭をよぎったのは並走して計測する際の手順です。

並走による速度計測は3つの手順が必要です。

まずは「赤色灯作動」、規定では追尾は赤灯を回すことから始まります。

これで白バイや覆面パトカーは緊急車両に変身し並走中の自分自身の速度違反が免除されるようになります。

赤色灯をつけないと一般車両となりますので自身がスピード違反になってしまいます。

そして次は「速度メーター固定」を使って並走しながらパトカー自身の速度を計測します。

並走区間は一般道では100m、高速では300m以上と決められています

そして計測が終了したら3「サイレン」を鳴らし違反確定で停止命令を出します。

この3段階の手順を踏むので、意外と思われるかも知れませんが必ず赤色灯をつけて、しばらくの間気づきにくい位置で並走するはずです。

時々違反者が不満を言ってトラブルになりがちなのはキチンと決められた距離300mを並走したのか、追い付くために加速中に「速度メーター固定」スイッチを押したのではないかという疑問でしょう。

そこは証拠が残らないので警官を信用するしか手がないからです。

今回の私の場合は圏央道から関越へ乗り移るために左側への車線変更の時でしたので間違いなくミラーで後方確認しただけでなく頭も後ろに向けて確認しましたが赤色灯には気づきませんでした。

違反速度が24キロで済んだのを知って、苦情を言うのを諦めました。

計測値を覆すのはなかなか難しいと呼んだことがあったからです。

対応した若い警官は2点減点の反則金1万5千円を納めれば手続きは完了し裁判所からの呼び出しはありませんと告げましたが、

違うでしょ!バイクなんだから1万2千円しょ。

もうひとりの警官が私の苦情を肯定してくれました。

これで楽しかった温泉ツーリングも天国から地獄です。

覆面パトカーの車種は圧倒的に「トヨタのクラウン」が多いと思います。

色はシルバーや黒、白。

みなさんも圏央道の走行には充分気をつけてくださいね。

参考ブログ→ パインウッドキャンプ場とほったらかし温泉