世界のオモシロヘルメットとヘルメット規格

2015年1月からスタートしました。

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愛車への愛情ばかりでなくヘルメットに愛情を注ぐ方も多くいらっしゃります。

奇抜な、面白い、不思議な、あり得ない、とんでもない、変な、異常な、滑稽な、特殊な、奇妙な、変態のヘルメットを調査しました。(←検索に引っ掛かりやすいように言葉をいっぱい並べました)

このページの後半はヘルメットの種類や法律・規格についてです。

【関連ページ】

世界のオモシロバイク

【オモシロヘルメット】

まずは友人がずっと前から欲しがっている鶏ヘルメットです。

本当はもっとブヨブヨした鶏冠(とさか)が風になびくものが理想だそうです。

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ヘルメットにペイントすると実にさまざまなものが出来あがります。

町で見かけたらドキッとすると思います。

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まだまだあります・

シールドに塗装すると見えにくくなる気がしますが・・・小さな穴が無数に開いているようです。

間違いなくお巡りさんに呼び止められるでしょう。

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やっぱり安全上はジェット型がいいかな?

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タモリさんのようなものも有ります。

ホントに街で見かけたら子供は大声で泣くかもしれません。

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スイカはリアルすぎてただ唖然とします。

スパイダーマンや猫型も有ります。

赤い猫ヘルメットなら僕もかぶれそう!

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テニスボールにおかっぱ

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ダースベーダーのようなものは奥多摩大駐車場でみかけたことが有ります。

なんとこのプレデターヘルメットは浜松の便利屋で売られていました。

メーカーによると中高年向きだそうです。

こんなのはいかがでしょうか?

怖すぎ!!!!

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最後にちょっとほのぼのとするペアルックです。

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【ヘルメットの種類】

せっかくの機会なのでヘルメットについて調べてみました。

まずは種類による特徴です。

JAF ヘルメットの選び方より

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【ヘルメットにまつわる法律】

日本では工事現場で使われる安全ヘルメットや装飾用ヘルメット・ファッションヘルメットなどは公道走行時の乗車用として認められていません。

オートバイに使用する乗車用ヘルメットの法的基準は、道路交通法により以下の様に定められてます。

適応される範囲は年々厳しくなってきて1986年(昭和61年)からは原動機付自転車を含む全てのオートバイに全ての道路(制限速度が30km/h以下の道路を含む)でのヘルメットの着用が義務化されました。

道路交通法 第七十一条の四

1. 大型自動二輪車又は普通自動二輪車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転し、又は乗車用ヘルメットをかぶらない者を乗車させて大型自動二輪車若しくは普通自動二輪車を運転してはならない。

2. 原動機付自転車の運転者は、乗車用ヘルメットをかぶらないで原動機付自転車を運転してはならない。

(3〜5.省略)

6. 第1項及び第2項の乗車用ヘルメットの基準は、内閣府令で定める。

そして6の内閣府令では次のような条件が示されています。

内閣府令(道路交通法施行規則第九条の五)乗車用ヘルメットの基準

1. 左右、上下の視野が十分とれること。

2. 風圧によりひさしが垂れて視野を妨げることのない構造であること。

3. 著しく聴力を損ねない構造であること。

4. 衝撃吸収性があり、かつ、帽体が耐貫通性を有すること。

5. 衝撃により容易に脱げないように固定できるあごひもを有すること。

6. 重量が二キログラム以下であること。

7. 体を傷つけるおそれがある構造でないこと。

道交法だけを見ればこの基準を満たしているものであれば、自作品であっても?規格などに関わらず使用しても問題はないということになります。

けれどもヘルメットは命を守る最後の砦ですので、次に示す安全規格をクリアして販売されているものを使うことを強くお薦めします。

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【安全規格】

圧力釜、ベビーベッド、プラスチック製浴槽蓋、ハイキングなどに使うトレッキングポール、シルバーカー(歩行補助車:座れる乳母車?)など身近なものに見かけるマークにSGとPSCが有ります。

身近な生活用品で品質が悪いと怪我をしたりする危険のあるものが対象になっています。

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バイク用ヘルメットにもこの規格が適用されています。

ヘルメットの安全性は手に取っただけではわかりづらく安全性は生命と直結するため、各種の規格が定められそれに従うことが求められています。

国内の規格として一般公道ではJIS・SGまたはPSCなどがあります。

またサーキットにおいての競技使用を認める規格を日本モーターサイクルスポーツ協会 (MFJ) が定めているものなどがあります。

乗車用ヘルメットは消費生活用製品安全法により特定製品とされPSCマーク(PSマーク)が無いとたとえ他の規格に合格した表示が有っても「乗車用ヘルメット」として販売及び陳列ができません。

マークの無いものは装飾用ヘルメットと呼ばれています。

製造事業者および輸入事業者は対象製品を自己確認(自社または適切な検査機関における検査)することが義務付けられており、その結果がOKであれば届け出をしてPSCマークが表示でき日本国内で「乗車用ヘルメット」として販売及び陳列が可能となります。

また検査内容の厳しさによって「125cc以下限定」と「排気量無制限」の二種類の基準があります。

検査の実施や当該検査記録の作成は製品安全協会が主に行っており、安全協会が検査した場合にSGマーク対象製品となります。

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こうした安全規格は国ごとで定められていて、たとえばアメリカ及びカナダではDOT FMVSS 218などが有ります。

【より厳しい規格】

ヘルメットといえばアライショーエイでしょ!という方も多いかと思います。

アライ SHOWEIは最低限必要なSG規格だけの安いヘルメットのを作ってなくて、JISやスネル規格の厳しい規格をクリアしています

これらの規格はレーサーが走るときに身につけるほどのものなので一般公道でも十分なわけです。

またアライにはアライ規格というSNELL規格より厳しい社内規格があり全てが合格しているそうです。

JIS

JIS(日本工業規格)が定めた安全規格をクリアしていることを示すのがこのマーク。落下試験などの厳しい性能テストを経て認定されています。125cc以下用と自動二輪車用を設定

SNELL

非営利的機関、「スネル財団」が定める非常に厳しい安全規格。5年ごとに内容が更新され、世界で最も厳しい安全基準としても有名です。現在は「SNELL M2010」となります。

MFJ

MFJ(財団法人日本モーターサイクル協会)が定めた競技用規格のヘルメット。別途定められた競技用規格を通過したJIS規格ヘルメットが認定されます。公認競技にでるなら必須の規格です。

【ヘルメットの寿命】

SGマークの有効期限がヘルメット着用開始から3年と設定されていることから、大手メーカーでは3年を目安に買い替えを推奨しています。

ただし日本のヘルメットメーカー二社(アライ、SHOEI)は北米市場で購入後五年、製造後七年の品質保証を付けて販売しています。

また、ヘルメットは衝撃に対して潰れることで頭部を保護しているため、硬い地面に落としたり事故にあったりして一度でも強く衝撃を受けたものは外見上大きな損傷が見られなくても保護能力を失っており交換が必要といわれています。

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