気になる疑問が解決しました

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気にならない人には気にならない(当たり前か)些細なことですが、チョッとした疑問が後を引いてしまうことがあります。

バイクライフに関連するそうした疑問がある日突然解決したときの快感をご紹介します。

新たな疑問が解消するたびにこのページに追加していく予定です。

知らないのは私だけだったかもしれません。

一応最低1名以上の知り合いに意見を聞いていますので、ご容赦願います。

【目次】

2016/01/29 走行動画を見ると交通信号が常に点滅して見えてしまうのは何故か

【走行動画を見ると交通信号が常に点滅して見えてしまうのは何故か】

自分で動画を撮ってYoutubeやこの「いわゆるリターンライダーです」に投稿するようになって、いつも動画中の交通信号機が点滅していることに気づきました。

ユーチューバーで有名な二宮祥平さんの動画を見てもやはり信号機がチカチカと点滅しています。

なんでだろう?と長らく疑問に思っていたのですが、このたびめでたく納得できる理屈に到達しました。

日亜化学工業株式会社の中村氏や赤﨑、天野氏の3教授らによるノーベル物理学賞で有名ですが、長年の夢であった青色ダイオードが実用化されてから交通信号機は急速にLEDランプに置き換わりました。

雪国では発熱量の多い従来の信号機の方が雪が溶けるのでいいのだと言う説もありますが・・・

とりあえずLED信号機が点滅している動画撮影のサンプルをご覧ください。

点滅して写るのは信号機が実は点滅を繰り返しており、動画撮影も毎秒30コマの静止画の集まりであることから一定の周期で消えている瞬間を撮影していることが原因だと思われます。

信号機のLEDは家庭用の100V電源と同じ商業電源を全波整流した脈動電流で発光させているため、LED は商業電流の 2 倍の周波数で図 2 のように点滅を繰り返しています。

全波整流とは家庭用電源が+と-の電圧を繰り返している交流電源ですので、直流で発光するLEDのためにマイナス側をプラス側にひっくり返す整流方法です。

その結果LED信号機は、東京など東日本は50HZの交流が2倍の100Hz,大阪などの西日本では60HZが120Hzの点滅をしています。

一方iPhoneなどのビデオ機器は解像度とフレームレート

720p/30fps 、1080p/30fps、1080p/60fpsなどの規格に沿っています。

fpsとはFrames Per Second(フレーム数/毎秒)です。

なので関西では30:120の最小公倍数である120ms(0.12秒)、関東では30:100の最小公倍数である300ms(0.3秒)で点滅を繰り返すことになります。

西のほうの人が撮影すると、もしかすると周期が早くて信号機の点滅に気づかないのかも知れません。

人の目の時間分解能は個人差もありますが約50ms~100ms程度であり、この時間よりも短い光の点滅は連続点灯しているように知覚されると言われているからです。

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