ビギナーに知ってほしい!大型バイクのライディングが10倍楽しくなるコツ
2015年1月からスタートしました。
ご訪問ありがとうございます
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はじめまして、リターンライダーと申します。
バイクの免許を取って早40年になりました。
思い起こせば初めて公道に出た時は教習所で教わったことでは対応できず、ハラハラドキドキの連続だったように思います
途中25年のブランクの後、5年前に大型バイクに限定解除しリターンライダーとなりました。→自己紹介
体力や反射力の衰えを補う為、走るたびになるべく「今日はここをマスターしよう」というテーマを決めて楽にそして安全に走れるコツの取得を楽しんでいます。
決してこれしかないというわけではありませんが、ビギナーのライダーの方だけでなくベテランライダーの方にも御参考になるかと考え、思い付くままにご紹介したいと思います。
少しずつマスターしたライディングやバイク全般に関するコツを一挙公開します。
ツーリング中にふと思いつくことが多いのですが、疲れて帰宅すると忘れていますので、抜け漏れだらけだとは思いますが。
とりあえず、ご自分の方法と比較しながら読んでみてください。
まだまだ未熟なライダーですのでこれからも気が付くたびに新たに追加していくつもりです。
詳しいページが有る場合にはリンクを貼っておきます。
【このページの目次】
(一般知識) (趣味の世界) (悪天候) (疲れにくい走り方) (スマートな走り方)
(一般知識) (発進) (加速) (減速・停止) (曲がる) (取り回しなど)
【公道走行のコツ】
一歩公道にでると実にさまざまな場面に出会います。
危険な目に少しでも合わないように、楽しくしかも安全にツーリングする為のチョットしたコツです。
(一般知識)
・キープレフトは忘れよう!
教習所ではキープレフトと教わったかもしれません。
法律を見ても、安全を考えても、速度制限が時速30kmの原付でなければ、正々堂々と道の真ん中を走りましょう。
左ぎりぎりを走ると左からの急な飛び出し、自転車の追い抜き、後続車にり割り込まれる、前方の車の死角、砂で滑ったり釘でパンクするなどの危険がいっぱいです。
道路交通法の誤解をときましょう。 → バイクのキープレフトって、どのくらいの左寄りがいいか?
・知らないところはなるべく先頭を走らない
どうしても空いている道路ではスピードを出したくなります。
でも地元の人はいつどこで速度取り締まりをやっているかよく知っています。
なので、なんか変だ!みんなゆっくり走っていると少しでも感じたらスピードを落とした方が無難です。
また数台が一緒に走っている場合には間違いなく先頭車から捕まりますので先頭を飛ばすのは青切符を覚悟する必要が有ります。
経験上は長い追い越し禁止車線から直線の追い抜き可能な車線に変わった時が危険です。
・すり抜けは自己責任で正しく行いましょう
すり抜けなんかするな!とは言いません。
絶対にすり抜けはしないという生き方もOKですが、ライダーである以上正しい知識をもって安全にすり抜けをしても良いのではないかと思います。
しかしすり抜けをするにしても事故防止を最終目的とする道路交通法を熟知しているのといないのではその危険度が大きく異なります。
ただし追い抜きを行うかどうかはあくまで自己責任で!→【ここがポイント】すり抜けは違法なの?正しいすり抜け方法
(趣味の世界)
・ワインディング走行の楽しみはバイクを操る醍醐味を堪能できること
WINDINGとは曲がりくねったという意味です。
緩急問わずたくさんのカーブが連続する道のことで、一般的に山間部などの峠道を指すことが多く、左右だけではなく上下の変化にも富んでいます。
何故ワインディング走行が楽しいかというと交通量が市街地よりも少ないので走りやすく、「バイクを操る」という醍醐味を堪能できるからです。
有名なワインディングロードとしてはビーナスライン、クリスタルライン、嬬恋パノラマライン、箱根椿ライン、日塩もみじライン、伊豆スカイライン、房総フラワーライン、箱根芦ノ湖スカイライン・・・などなどナンチャララインと呼ばれるところはほぼワインディングロードと考えて間違いありません。
しかもそれぞれのラインに特徴があって、景色もカーブの様子も走りの楽しみも千差万別で、何度か走るうちに自分の好みの道が決まってきます。
ワインディング=危険な場所なんていうイメージを持たれていう方もいるかと思います。
実際にガードレールの支柱辺りに花束がビニールの包装紙に包まれてそっと置かれていることや、対向車がセンターラインを越えて膨らんで来てヒヤッとすることもあります。
安全にワインディング走行を楽しむには自分の技量を知った上で安全マージンをたっぷりと取って走るということです。
決してレーシング場のようにスピードを競いあうところではありません。
ブレーキング技術や前方の危険を位置早く知るライン取りや視線の取り方のテクニックを習得して自分に合った楽しみ方を追求しましょう。
・林道ツーリングの楽しみは非日常の自然という空間に身を置くこと
林道を広辞苑で調べると①林の中に通じている道、②林産物を運搬するための道路とあります。
所管は国土交通省ではなく、林業を管轄する農林水産省(林野庁)ですが周辺住民の大切な生活道路になっている場合もあります。
このような管理形態はフィンランドに次ぐ世界第2位の森林大国(面積比)である日本独自のものだそうです。
いわゆる林道は簡易舗装道路がほとんどですが未舗装道(ダート)も有ります。
CB1100のようなオンロード車でもダートが走れないわけではありません。
中津川林道程度ならたまにエンジン下のオイルパンが底を突くことがありますが、低速で走る分にはあまり問題はありません。
オフロード車のダート愛好家は荒れた道をマイペースで走る爽快さとガンガン走るスリルと豪快さがたまらないと言います。
しかしオンロード車で林道を楽しむ理由としては、時にはダートのような悪路を走るスリルもありますが、本質は自然に戻るということだと思います。
恰好よく言えば、疲れた心を自然に癒してもらうということでしょうか。
ガードレールやカーブミラー、電燈といった人工物はほとんどなく、代わりに野生動物、狸やキツネや猿や時には子熊も現れます。
そして深い森の中で一瞬立ち止まると、名前のわからない鳥のさえずりや近所を流れる小川のせせらぎしか耳に入らない静寂に囲まれます。
悪路である分だけ怪我をする可能性が高いし、いざという時も携帯電話が繋がらない場合がほとんどですので決して無理をしないという決意で走っています。
(悪天候)
・雨の日は急のつく操作はしない
教習所で教わった通り、急カーブ、急ブレーキ、急加速は厳禁です。
特に新品タイヤに交換した直後は痛い目を見ます。
・雨の日はマンホール、白線の上はなるべく走らない、橋の繋ぎ目の鉄板はまっすぐ走る
路面にペイントされた白線も新しいと意外と滑りやすいので要注意です。
雨の日のバンク中では後輪がズルッと滑ってしまいハッとすることがあります。
なるべく前方をみてマンホールなどを避けて走るのがベストですが、もしマンホールの上で曲がる時にはリーンインにして車体を立てて曲がるようにします。
(疲れにくい走り方)
・疲れないツーリングには腕の力を入れないことが必要
緊張して腕に力が入っていると肩も背中も腰も痛くなってきます。
バイクは曲がることでさえ腕力は不要で体重移動で曲がります。 →【実践】バイクは体重移動で曲がる
大きな声では言えませんが、力が入らないようにする最良の練習方法は片手運転や両手離し運転で走ることです。
ただし危険を避けるためにハンドルから1cmぐらい浮かせて空間を開けるのに留め、万一の場合はすぐにハンドルを握れる状態で練習しています。
これならお巡りさんに危険運転で止められることはありません・・・
・格好悪い乗車姿勢は垂直座り、出っ尻と顎を出すこと
逆に言うと格好良く見えるのは上半身を前傾させることと、尾てい骨をシートに付けるように骨盤を後ろに倒し、ヘルメットはやや下向きにしてやぶにらみの目で前方を見る感じです。
背骨については丸める派と丸めない派の二つが有ります。→【実践】疲れないライディングフォーム
私の場合は猫背を丸めた方が路面の衝撃を吸収できて疲れずに長距離を走れます。
写真はネモケンのライディングテクニック講座より→ネモケンさんの動画
(スマートな走り方)
・追い越しでは手を上げてありがとうの挨拶を
ワインディングでは初心者マークをつけて前をトロトロと走っている車が邪魔だと思う時があります。
もし左に寄って抜かせてくれたら、追い越しざまに軽く挨拶をしましょう。
大人のライダーとして当然のマナーだと思います。
【バイク操作のコツ】
発進から走る・止まる・曲がる際のコツです。
(一般知識)
・上達する秘訣は考えながら乗ること
漠然と走っていると何年経ってもなかなかベテランライダーにはなれません。
例えば「今日はシフトダウンの練習」などテーマを決めて走るといつの間にか上達します。
また何故そうした方が良い理由を自分で考えると覚えやすくなります。
でも、しばらくするとスッカリ忘れて元の走りに戻ってしまうので時々復習が必要です。
・バイクの操作はひたすら練習あるのみ
例えばシフトペダルひとつとっても、アップやダウンの操作は普段そんな動きを左足がすることはありません。
今までペダルの上にあった足を瞬時にかかとを回転中心につま先を左に動かし、次に下に動かし、さらに右に戻してペダルの下に持ってくるなんてことは練習しないと出来ません。
またシフトアップやシフトダウンの際には確実に底が付くまで押し上げたり、押し下げたりする一方で2速からニュートラルに入れるときは軽くチョンと押し下げて途中で止めます。
クラッチレバーの遊びまでを素早く引いて、手ごたえがあった瞬間にジワット僅かに引くなんて動作も1mm単位での正確な動作が求められます。
というわけで走るたびに考えながら身体が覚えるまで練習する必要があるわけです。
・バイクに乗ると脳が活性化されます
数年前にテレビで有名になったちょっと怪しげな雰囲気の脳科学者の川島隆太氏は現在は加齢医学研究所の所長になってバイクと脳の関係を研究・報告しています。
まずは自分で身を守るという緊張感があるということ、車よりも身体全体や各部を連動させて複雑な操作をしなければいけないということなどから脳の情報処理の早さが訓練されるとのことです。
また「鶏が先か卵が先か」微妙なところですがメンタルにも良い影響があり鬱病の患者にはライダーが少ないとのことも紹介されています。
そして川島教授は「バイクを買った人たちは購入後1か月後、半年後であっても脳の働きは良くなっているし、ストレスは軽減する傾向にある」とした上で、
「ギア付きのビッグバイクに趣味として週に1〜2日乗るというのが実は認知機能を上げたり、メンタルヘルス機能に一番良い」と結論付けています。
またうれしいことに若者よりも脳の活性化の効果はリターンライダーのような年配者ほど顕著だそうです。
もちろんご本人もZX-14R(Ninja)に跨るライダーです。
ご家族に猛反対されているリターンライダーの方は川島先生の見解を老化防止に役立つ武器として理論武装して戦いましょう。
・朝練(あされん)の薦め
早朝ツーリングは気持ちよく走れます。
交通量が少なく、渋滞に気を取られないので気分的な余裕が生まれ、ライディングテクニックの習得に集中できます。
季節に寄りますが日の出の少し前の明るくなり始めに出発するのが良いです。
夏場なら早朝4時ごろに家を出て、普通に出社することも可能です。
写真は早朝房総に向かうアクアラインの海ほたるです。
・カーブミラーを見つけたら必ず覗き込むべし
四輪のドライバーの中にはルームミラーやサイドミラーを全く見ないで運転している人がたくさんいます。
車のミラーは後方を含めて少しでも廻りの状況を把握するのに必要だからこそ取り付けられています。
それと全く同様に見通しが悪く、事故発生の高いところにカーブミラーは設置されています。
事故は悪いことが重なった場合に起こりますので、少しでも周囲の情報を正確に得る為にカーブミラーは必ず見るクセをつけましょう
とくに見通しの悪い林道こそ本当はたくさん欲しいのですが、予算の関係でアスファルトも薄い林道仕様だし、ガードレールもないのと同様、滅多にカーブミラーを見かけません。
・踏切での一時停止は完全に止まらなくても足を地面にチョコっと付く
踏切では一旦停止が原則ですが、 減速するだけではダメでつま先でもよいから地面にちょこっと一瞬でも足を着くことが必要です。
お巡りさんは足を接地したかどうかで判定するようで、ベテランライダーだからといって足をつかずにバランスを取って静止しても主張は通りません。
・シフトインジケーターがなくてもスピードメーターとタコメーターの針の角度の比率で今何速かはわかります
ニュートラルに落とす時に今何速だか知ってくとシフト操作がスムーズです。
後付けのシフトインジケーターもありますが走行中の2つのメーターの針の角度の比率から今何速かはわかります。
例えば二つの針の角度が平行なら3速というように・・・
・走行中に右手をハンドルから離す必要が有る時はクラッチを切って惰性走行します
走行中に左手を一瞬の間離すのは右手でアクセル操作ができるので簡単です。しかし、たとえばどうしても右手でピースサインを出したいときや、高速のサービスエリアで買い物した後の走行中にズボンの右ポケットの財布があるか確認したくなったりした時の話です。
そんな時はクラッチを切って左手だけでハンドルを握ります。
惰性走行でもそんなに急激には速度が落ちないのでなるべく短時間で用を足します。
(発進)
・サイドスタンドを立てたままバイクに跨っても大丈夫です
教習所ではまずはサイドスタンドをはらってから後方確認してそれから跨るように教えてくれます。
しかし実際にはサイドスタンドを出したまま乗っても全く問題ありません。
昔のバイクではスタンドをはらうのを忘れて発進してしまい、ガリッと地面を削ったりこけたりしたのでそのような教習内容が決められたのだと思います。
しかし今のバイクはサイドスタンドが出たままだとギアを入れたとたんエンジンが止まり発進できません。→【コツ】サイドスタンドを立てたままバイクに跨る(動画付)
・バイクにカッコよく跨るコツは頭と胸を下げてタンクに近づけることです
身体が固くなってしまったリターンライダーにとってはバイクに跨ることも一仕事です。
バイクの乗り降りでは椅子から立ち上がる時の魔法の呪文「よっこらしょ!」も通用しませんし・・
カッコよく乗りたいのに特に後部座席の位置が高いバイクでは足を上げてもぶつかってしまことがあります。
言われてみると当たり前ですが頭をハンドル中央に向けて思いっきり下げることで自然に足が高く上がります。
その前に構えた時に左足のつま先をしっかりと前方に向けておくことも重要です。
降りる時もまったく同じで上半身をタンクに近づける感じにすると簡単に素早く降りることができます。→大型バイクの停止中の扱い方
・まずマスターしたいのはスムーズな発進と段々にシフトダウンして止まるまで
発進と停止はコケル可能性が高く、一日のツーリングでは何百回も行う操作ですので上手に出来るかでうかで疲れ方が全く異なります。
かなりのベテランライダーの方でもフラフラ発進したり、シフトダウンをせずにブレーキだけで停止する方をたまに見かけます。
始めはぎこちないかも知れませんが、一連のクラッチ操作とシフト操作とアクセル、ブレーキ操作は無意識にできるまで何度も練習しましょう。
またしばらく乗らないとつい忘れてしまうので、久しぶりにバイクに跨る時は意識して思い出します。
・エンストしない発進にはアクセルを素早く僅かに開く
教習所ではエンジン回転数を一定に保ち、徐々にクラッチを繋ぐと習ったと思います。
ビギナーの時はホワイトベースの二宮祥平さんの提唱する「鬼の半クラ!」でももちろん問題はありません。
しかし大排気量のバイクでは少しでもバイクが前に進みだすと同時にアクセルを僅かに開くと、エンストすることなくグイグイと引っ張ってくれます。
アクセルを開けすぎると最悪ウィリーしそうな状態になりますし、エンストさせないタイミングとアクセル開度はかなり微妙です。
練習中は何回もエンストしてしまいますが、一度コツを覚えてマスターすると発進動作そのものが快感になります。
(加速)
・シフトアップの瞬間はタイミングを合わせてアクセルを戻して(閉じて)ブ~ン、ブ~ン、ブ~ンとクラッチミートの回転数を合わせます。
クラッチを握る、左足でシフトアップ、右手でアクセルをすばやく戻す動作はほとんど同時に行うことでショックの無いスムースな加速が出来ます。
クラッチレバーは最後まで握る必要はなく、遊びが無くなってから僅かに引くだけで充分です。
(減速・停止)
・エンジンブレーキ→後輪ブレーキ→前輪ブレーキの順でスムースに止まるのが原則です
そしてクラッチは止まる直前に切ります。
減速時になるべくエンジンと長く接続することで非常事態の加速などの対応が可能になります。
・停止直前にほんの瞬間だけ前輪ブレーキを緩めます
そうすることで停止時にフロントフォークが沈み込んで延びる時のショックが無くなりスムースに停止出来ます。
さらにブレーキを開放する直前には僅かにブレーキレバーを強めに引くとよりショックが無くなります。
大人のベテランライダーっぽく見えますよ。
・足を付くのはバイクが完全に止まったあと
バイクが完全に停止してもほんのコンマ何秒かは倒れずにまっすぐな時間が有りますので、完全に止まった後でおもむろに足を付くのが格好良いです。
まだ止まり切っていない時に足を付いてしまうと足を付いた後のバイクの前進で止まった時に足がバイクの後方に付いていることになります。
停止時の足はやや前方に付いていることでふらついても足でしっかりと踏ん張ることができます。
・減速は段々に5速→4速→3速→2速とシフトダウンしながら行います
初心者の時はいきなりクラッチを切ってブレーキだけで減速し、最後にまとめてシフトダウンすることが有ります。
でも上記の方法だと減速の途中で何かが起こって、加速してバイクを立て直そうとするとコケテしまいます。
減速中の何時でも何が起ころうとも再加速を可能な状態に保つには常にエンジンと接続しておく必要が有ります。
また上手に減速できるようになるとブレーキパッドの減り方が極端に少なくなり経済的でもあります
→【実践】安全に早く走るためのブレーキ&シフトチェンジ操作。
・2速までのシフトダウンに留めて、停止直前にニュートラルに入れてしまうと楽です。
1速まで落とすのはほとんど止まりかけですから、わざわざエンジンブレーキの為に1速まで入れる必要はないと思います。
また運動エネルギーは速度の2乗に比例しますので、速度が遅くなってからはブレーキをかけてもパッドの発熱も僅かで消耗することも有りません。
1速で停まってからのシフトアップが面倒くさいので、2速でぎりぎりまで減速してから、止まる寸前にシフトペダルをコツンと踏み込んでニュートラルにしてしまいます。
この時は慣れるとクラッチを繋いだままでもギアは簡単に抜けてくれます。
お試しを!
写真は4年と10カ月で10万キロ走行を記念したものです。
・シフトダウンの瞬間はタイミングを合わせてアクセルを少し開けてブン、ブン、ブ~ンとクラッチミートの回転数を合わせます。
クラッチを握る、左足でシフトダウン、右手でアクセルを素早く僅かに開ける動作はほとんど同時に行うことでショックの無いスムースな減速が出来ます。
クラッチは全部切る必要はなく、遊びが無くなってから僅かに引くだけで充分です。
シフトダウンとアクセルワークのタイミングが完全に合致するとクラッチは全く切らなくても変速できるものです。
ブレーキレバーは指2本掛けがお薦め
教習所では4本掛け、諸説ありますが2本掛けで充分な制動力が得られます。
それにブン、ブン、ブ~ンとシフトダウンしながらスピードを落とす時にも役立ちます。
2本指でブレーキをかけながら、シフトダウンと同時に薬指と小指でアクセルを軽く開けて回転を同期させることができるからです。
・強力なエンジンブレーキを使う時にはフェイクでストップランプを点灯させるワザ
知っててよかった!車とバイクの特性比較~いざという時の為に で述べたように特に大型バイクのブレーキは車よりもずっと強力で短距離で止まることができます。
なので後続の自動車に追突されないためにも、ブレーキレバーを軽くにぎってストップランプを点灯するなので気づかいも必要になります。
後続車は赤いランプの点灯を見て無意識でも用心してくれます。
(曲がる)
・上手に曲がるには目線、ニーグリップ、姿勢の3つに気をつけます
(疲れにくい走り方)でも述べたように、バイクは体重移動で曲がります。 →【実践】バイクは体重移動で曲がる
まずは目線を曲がる方向に向けることで自然な体重移動が発生しバイクが傾きやすくなります。
人間の体が上半身を向けた側に物理的な重心の移動が発生する構造になっているからです。
そして上半身の動きをしっかりとバイクに伝える為にニーグリップが重要になります。
最後の姿勢とはバイクの加速に体がおいて行かれないようにしっかりとニーグリップをした上で上半身を前傾させます。
それによりハンドルを握る腕に余裕ができるからです
・曲がるときには自転車を思い出して逆ハンをきると自然に曲がれます
逆ハンなんて言うとプロのレーサーが使うような高度なテクニックのように聞こえるかもしれません。
実は自転車に乗れる皆さんは無意識のうちに使っているワザです。
初めて自転車の練習をした時を思い出してください。
右へ左へとフラフラしながら何かの拍子で偶然曲がる時のコツを身につけたことと思います。
逆ハンを切ることでバイクは曲がりたい方向に瞬間的に傾くからです。→【納得】大型バイク・低速での小旋回(小回り)のコツと原理
・曲がる時の基本は減速→顔向け(バイクを傾ける)→加速による引き起こし
おそらく普段は意識しなくてもそうしていると思います。
万一「あれ!曲がり方が分からなくなってしまった」と悩んだ時には思い出してください。
・ハンドルと肩のラインは常に平行四辺形を保つ
右カーブでハンドルは右に曲がっているのに上半身が左を向いていると、非常に不自然で滑稽なライディングフォームになります。
自然体でいる為にはハンドルと肩のラインを上から見て常に平行にすることです。
両腕を含めると上から見て平行四辺形になります。
・曲がりながらのブレーキングは後輪が基本
曲がっている途中に前輪ブレーキをかけるのは危険です。
もし路上にバナナの皮でも落ちていて?前輪ブレーキがカクッとかかってしまったら間違いなく転んでしまいます。
またコーナリング中のフロントブレーキはバイクを起こそうという力が働くので曲がる動作を邪魔します。→【実践】安全に早く走るためのブレーキ&シフトチェンジ操作
なので旋回中はエンジンブレーキ(後輪)とリアブレーキで速度を落とします。
・ワインディングでのライン取りはアウト-イン-アウトが安全
ライン取りが重要なのはレーサーのように限界までバイクを傾けて素早く曲がる為ではありません。
一番の理由はバイクが進むにつれ前方の視野が拡がってくるので何かあればすぐに対応できるようにする為です。
先の見えない初めてのカーブのこの先のカーブが急かもしれませんし、右カーブでは反対車線のバイクが膨らんでこちらのラインに入ってくるかもしれません。
右カーブの場合にアウトでぎりぎりまでカーブに突入し向き変えというテクニックをつかうと先方が早い段階から見通せます。
そしてもし危なかったら減速するなりアウト側をキープして正面衝突を回避するなりの対応を取ることができます。
ぜひ覚えて欲しいのがあまり知られていないように思いますが、クイックターンをする向き変えというテクニックです。→【実践】安全に早く走るためのライン取り
・素早く曲がるにはブレーキ力の開放がキッカケ
交差点の左折を急カーブで曲がる時や前述の向き変えを行う時に大変役立つのがブレーキ力の開放です。
体重移動にブレーキのリリースを組み合わせるのが最強の曲がり方です。⇒向き変えのテクニック
国語力がないのでうまく説明できるか不安ですが・・・
曲がり始めた緩やかな曲率半径の時にバイクを傾けてブレーキをかけると、ブレーキ制動力と遠心力が釣り合ってブレーキをかけないで曲がるよりもバイクは大きく傾いた状態てバランスします。
そして急に曲がりたいキッカケとして瞬間的にブレーキを開放すると、この時にはすでにバイクは急旋回に充分な程傾いているので、加速しても膨らむことなく曲がってくれます。
・曲がるキッカケは内側の肩を後ろ下方向にかくっと落とすこと
曲がるキッカケを何時にしようかって一瞬迷うことはありませんか?
確実なのは曲がりたい側の肩をカクッと落とすことです。
できれば後ろ方向に肩を引くようにすると自然と上半身が曲がる体整になってくれます。
・リーンアウトは素早く曲がり視界も良くなりますが、滑りやすいという弱点があります
林道などの見通しの悪い道ではリーンアウトが有効です。
バイクはハンドルを切った側の回転半径が小さくなるので小回りが出来ますし、見通しの悪いところを見れる位置に頭がきます。
・リーンアウトで素早く曲がるキッカケは内側のステップ荷重
リーンアウトで曲がる時のキッカケ作りは内側のステップを踏みつけるようにしてバイクを倒すイメージです。
ただしキッカケだけでずっと踏み続ける必要はありません。
逆に普通にリーンインで曲がるときには外足荷重です。
(取り回しなど)
・センタースタンドは斜め下方向に体重をかけて踏みこむと簡単に立てられます
大型バイクのセンタースタンドは足の裏が痛くなるほど体重をかけても無駄です。
ちょっとしたコツがあり身体の反動を利用してバイクを後ろ方向に押すと同時にセンタースタンドを斜め後方下方向へ踏み付けます。
まずは腰を前方に大きく振って勢いをつけ、センタースタンドを斜め下に踏みつけるイメージを頭の中に描きます。
初めて動画を取ってYoutubeにアップしました。→大型バイクのセンタースタンドの立て方(動画)
インチキだけど確実な別のやり方は後輪を2cmぐらいの板か雑誌などの上に載せてやると軽くバイクが持ち上がります。
これは見掛け上センタースタンドの着地位置がへこんでいるのと同じ状態になり、センタースタンドの最初の角度が立つからです。
・倒れたバイクの引き起こしは上に引っ張るのではなくクラウチングスタートの姿勢で斜め上方に押し上げます
立ちごけなどの万一の際にバイクを引き起こすのにもコツがあり背筋力だけで持ち上げようとしても上手く出来ません。
人体の中で最もパワーの出る足の力を有効に使う為に片足を曲げて短距離競走のスタート時のような姿勢でかまえます。
そして胸をシートに押しつけて力を斜め上方にかけます。
短距離選手がイチニツイテ、ヨ~イ、ドンで最初の一歩を踏み出す時の力の掛け方と同じ要領です。
→【コツ】倒れたバイクはクラウチングスタートで引き起こす(動画付)
・バイク2人乗りのコツは乗り降りの説明をすることとお地蔵さんになってもらうこと
2人乗りをする時の注意点は乗り降りの時に立ちごけしないように、ライダーがしっかりと足を踏ん張って準備ができてから乗ってもらうことが一番重要です。そしてパッセンジャーは体重の中心をなるべく真ん中に保持しながらステップに足をかけて跨ること。
一旦走り出したらお地蔵さんんに徹して荷物のようになってもらいます。
そしてツーリング中は休憩時間を普段よりたっぷり取りましょう。
・バックの時は最初にフロントフォークの反動を利用します
バイクの左に立ってハンドルを持ってバックする時も、バイクに跨ったままバックするときもフロントフォークの反動を利用すると簡単に後ろに動き出します。
まずはフロントブレーキをしっかりかけた状態で勢いをつけて上半身を後ろにおもいっきり反ります。(脳卒中にならない範囲で)
このときフロントフォークが伸びます。
そのままタイミングを合わせて間髪置かずに一気に前に倒し、フロントフォークを縮めます。
そして反動でフォークが伸びきる手前で瞬間的にブレーキをリリースします。
【メンテナンスのコツ】
・整備の第一歩は洗車から
洗車はただ単に綺麗に保つだけが目的ではありません。
この部品は何だろうと疑問がでたり、あれ!部品が曲がっているぞ、とかボルトが緩んでいる、パッドが減ってる、タイヤに何かささっている、オイルが無い等の異常を見つける最良の方法です。
ちなみにボルトやネジの緩みは振動源のエンジンから遠い場所から発生すると言われています。
エンジン廻りはきっちりとトルク管理されているので滅多にネジが緩むことはないようです。
少しでも時間があれば愛車に「元気かい?、オレは元気だよ。」と話しかけながら洗車してあげましょう。
・乗車前点検はブタと燃料で
バイクは機械ですので原因があれば結果を生みます。
決して動物のように壊れても自然治癒はしません。
せっかくの楽しいツーリングが台無しにならないように「ブタに真珠」ではなく「ブタと燃料」でチェックするクセをつけましょう・
ブ:ブレーキ タ:タイヤ と:灯火類 燃料:ガソリン
ブレーキは効きと遊び、タイヤは傷と空気圧、灯火類はヘッドライト・ストップランプ、ウィンカーのチェックです。
「ネンオシャチエブクトウバイシメ」という長い呪文も有りますが覚えきれません。
ブタと燃料の4項目に加えてオイル、チェーン、エンジン、クラッチ、バッテリー、各部ネジの締め付けの6項目が増えています。
・自分の身体に合うようにバイクの各部を調整すると劇的に乗りやすく、疲れにくくなります
バイクにもライディングポジションにさまざまな特徴があり、ライダーの身体のサイズも体型も様々です。
気に入って手に入れたバイクも各部をほんの5mmでも自分に合わせて調整すると見違えるように乗りやすくなります。
シフトペダルの高さ調整、リアブレーキレバー高さの調整、 リアブレーキランプスイッチの調整、 フロントブレーキレバー、クラッチレバーの遊び調整
さらには安全の為の チェーン張り調整、 ヘッドライトの光軸調整などちょっとしたコツさえ知っていれば車載工具だけでシロウトでも簡単に調整出来ちゃいます。
・新品タイヤの皮むきはクリームクレンザーと靴ブラシを使うのがベストです。
バイク屋さんでタイヤ交換すると「すべりますから気を付けてくださいね~」と言われます。
特に雨で路面が濡れていたりすると本当に滑りますから気を付けて。
100km程度の無理しない走り、紙やすりがけ、ブレーキクリーナーによる洗浄・・・いろいろ試しましたがクリームクレンザーと靴ブラシが一番でした。
・オイル交換は自分で行うとかなり財布に優しいです
CB1100の場合オイル交換量は3.9Lですので1L缶が4本必要です。
アマゾンや楽天のサイトで通販で手に入れると店頭で購入する定価のおよそ半分の価格で購入できます。→オイル交換を通販で安く
純正のホンダウルトラオイルG3(100%合成油)ですと1L缶で2300円の物が1200円ぐらいです。
ただし消費期限ぎりぎりのものや缶の角がへこんでいるものが送られてくる場合も有りますが、食べるわけではないので実質上は問題ありません
また工賃も廃油処理箱の400円ぐらいで済みます。
たまに100円以下のドレンボルトのシールワッシャーも購入しましょう。
【お奨めの装備】
・実用的なのはナビとETC
ナビは耐振性、耐水性に優れた高価なバイク専用品でなくてもスマホのアプリで充分です。
とりあえずスマホホルダーをつけて、雨の中の走行が多いなら防水のスマホケースを使いましょう。→便利なスマホナビ用の防水ケース
また高速を頻繁に利用される方はETCなしでは辛いと思います。
マスツーリングではアクララインを通るかどうかなどETCの有無で大きな料金の差があり、コースが変わってくることもありますし、料金所でみんなを待たせるという迷惑もかかってしまします。
・命が惜しい方は胸部プロテクターを装着しましょう
昔は義務付けされていなかったヘルメットも今は交通違反の対象になるのでほぼ100%の方が装着します。
万一の事故の場合に命を落とす原因の一番が頭部、そして2番目が胸部です。
肘や膝などは最悪もぎ取れてしまっても命は助かるということです。
東京都内の二輪車死亡事故では死亡原因が頭部50%、胸部30%、腹部2.5%と有りますので、胸部(チェスト)プロテクターはヘルメットと同じぐらい大切だと言えます。
ですのでもし事故の被害を最小限にしたいと思われるのであれば是非胸部プロテクターを装着しましょう。
ライディングジャケットに常にセットしておけば面倒ではありません。
・長距離ツーリングでまず痛くなるお尻は特別な座布団でかなり改善されます
ゲルザブという床ずれ防止として医療用にもつかわれているブヨブヨの座布団をシートカバーに仕込んだりシートの上にセットすると劇的に尻の痛みが減少します。
使用前は連続300kmぐらいの走行でお尻の限界が来ていましたが、ゲルザブを装着してからは600kmぐらいは痛みを我慢せずに走れるようになりました。
もしかしたら「ライダーは痔主が多い」という原因の対策にもなるかも知れません。(私は1回しか痔ろうになったことが有りません)
・ウィンドウスクリーンは長距離ツーリングで疲れにくくする効果が絶大です
若者にとっては格好悪く見えると思いますが、メーターバイザーより少し大きめのウィンドウスクリーンは長距離走行の疲れをかなり軽減してくれます。
首にかかる風圧を効果的に減らしてくれるからです。
また夏場の虫がヘルメットシールドにくっついてしまうのも抑制できます。
風の流れで虫もヘルメットにぶつからずに後方へ流れて行ってくれます。
・スロットルアシストはロングツーリングでは必須と思う。
これは正直に言って賛否両論のアイテムだと思いますが、私にとってはお気に入りです。空ぶかしのような素早いアクセルワークには慣れるまでは多少邪魔になります。
けれど1日に高速を含めて600km以上走るようなロングツーリングでは肩コリの防止に非常に役立ちます。
握力でアクセルを握るのではなく手のひらの肉きゅうのようなところ、手根部(しゅこんぶ)という部分でアクセルを押し開けます。
調整はワンウェイ方向にしか回せないので右回転して角度を調整します。
後付けのグリップヒーターの上からでも装着できます。
電装品ではありませんが写真が写っています。→バイクメーター回り:ゴテゴテの電装品
・ツーリングに欠かせないスマホアプリ3種
①ツーリング計画を立てる時には地図のツーリングマップルが良いですが、実際に走る時はスマホアプリのツーリングサポーターをナビとして使っています。バイク専用のナビアプリで非常に見やすく、経由地もたくさん入力できてとても便利です。
→さよならツーリングマップルNAVI、よろしくツーリングサポーター
②バイク用総合アプリはホンダのMotoLinkを愛用しています。
給油の記録から満タン法で燃費を出したり、オイル交換などのメンテナンスを記録すると次の交換時期などを知らせてくれます。
③雨雲の動きをリアルタイムで表示してくれるのがアメミルです。
高速に入る前に雨を予測して合羽を着たり、局所的な雨雲の場合は雲の動きをみてツーリングコースを急遽変更したりしています。
・冬場の最強の防寒はグリップヒーターとハンドルカバー
格好悪いのは百も承知です。でも、冬に長距離走ると手がかじかんでブレーキレバーやクラッチレバーを操作できなくなってしまうので命にかかわります。
グリップヒーターを装着した上でハンドルカバーを使うとまるでコタツの中に手を入れているようです。
どんなに雨が降っても全く手袋が濡れません。
昔と比べるとハンドルカバーのデザインもだいぶモダンになってきましたし。
ただし難点としてはハンドルから手を離した後とっさにハンドルを掴むのに慣れが必要です。
【バイクに乗らないときもバイクを楽しむ】
長い冬や雨の日などバイクに乗りたいけどやめとこうという時も有ります。
そんな時の為にバイクに関する雑学情報も調べてまとめてみました。
ホームページの訪問者数が多いものの中から私の趣味でピックアップしてみました。
気分転換にご覧ください。
各国の国民性によってバイクには特徴があります。独断と偏見でコメントしています。
アジアの国でもいろいろなバイクメーカーが発展途上です。
まさか!?と思うような奇妙なバイクちょっとセクシーなものも含めて紹介しています。
最近の国内のバイク業界の不振を憂えて調べてみました。多くの日本人は「三ない運動」の影響を受けています。
そんな中で我々ライダーが出来ることは何か?
ずばり!偏見を打ち消すほどの模範ライダーに徹することです。
トラス状のボディが似ていると思っていました。ドゥカティではトラスではなくトレリスと呼んでいます。
調べてみると両車にはデザイナーが同じという意外な関係が有りました。
家の愛犬はツーリングが大好きです。読者のコメントによる依頼でヨーキーのジャックを紹介しています。
冬場や雨の日にバイクのことを思って楽しむ為の動画を集めてみました。感動するものも有ります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
もしかしたらだいぶベテランライダーに近づいたのではないでしょうか?
是非実践練習してテクニックを身につけてください。
時々内容を追加していきますので、お気に入りに追加するなりして時々チェックしてくださるようにお願いします。
-「バイクのお役立ち情報」以外にバイク(CB1100)を愛する方へ-
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