日帰りツーリングに便利な高速道路の話

2015年1月からスタートしました。

ご訪問ありがとうございます

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リターンライダーが驚いたのはほんの20~30年の間に高速道路網が非常に進化したことです。

日帰りのツーリングを楽しむためには高速道路は欠かせません。

【このページの目次】

ETC割引き制度

グルグル螺旋の大橋ジャンクションを走ってきました

圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲IC間 本日10月31日15:00に開通

首都高中央環状品川線が2015年3月7日(本日)開通

大橋JCT首都高から東名へ

アクアライン首都高から房総へ

シールド工法のおかげで工事期間短縮

ETCの利用証明書の発行について

首都高2人乗り禁止区間

多摩湖狭山湖二輪通行禁止区間

雁坂トンネルの無料化

【関連ページ】

高速道路の走り方(実践動画付)

高速道路は走っていてもつまらなくて眠気を誘いますがお泊まりツーリングを頻繁にはできないサラリーマンにとっては無くてはならないインフラです。

都心を中心に首都高中央環状線、外環道、圏央道をまとめて三環状線と呼ぶらしいです。

概念的にはこんな感じです。

社会人になったころはユーミンの中央フリーウェイも都心からのるには府中国立インターまで一般道の渋滞を避けるために裏道を駆使していました。

本栖湖へウィンドサーフィンに行くのにも苦労した記憶があります。

また関西まで行こうとすると甲府あたりはまだ工事中で寸断されていました。

葡萄を食べにいったん一般道を走りました。

伊豆方面へ向かうときに東名高速にのるには渋滞する環八をちんたら砧(きぬた)公園の用賀まで南下です。

でも今は違います。

中央道へは関越自動車道から鶴ヶ島で接続して圏央道(首都圏中央道路)で乗り込めます。

距離はあるけど空いていて短時間で済みます。

なんと圏央道は2014年の7月から高尾から先も延長されて東名高速にも海老名で繋がっています。

中央道への別ルートは首都高(中央環状線)を使っての一発接続もあります。

距離は短いけど時々渋滞しています。

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現在の渋滞情報⇒道路交通情報JARTICで首都高のボタンを押します。

首都高リアルタイム検索も便利です。

例えば高島平から房総半島の君津までを検索すると即座に最適ルートと通行料金が出て来ます。

アクアラインを利用するとETCは現金払いの半分の値段であることもわかります。

【ETC割引き制度】

手袋をしているライダーにとって料金所で現金を払うのはかなりのプレッシャーになるのでETCを搭載しているバイクが増えてきているように思います。

高速道路のSA(サービスエリア)では時々トイレの入り口近くの壁にETCの割引きの説明ポスターを見かけることがあります。

男性トイレでは立った目の前に事故の写真などに混ざって割引き説明が貼ってあることもあります。

ETCの割引き制度は漠然とは知っているが詳細は覚えていなかったので調べてみました。

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休日割引

普通車、軽自動車等(二輪車)限定

土曜・日曜・祝日

地方部

30%割引

深夜割引

すべての車種

毎日0~4時

30%割引

平日朝夕割引

ETCマイレージサービスにご登録された方限定

平日「朝:6時~9時」、「夕:17時~20時」

地方部

利用回数に応じ還元額(無料通行分)が付いてお得!

地域限定ですが、さらにもっと大きなメリットがある割引き制度もあります

アクアライン割引き

東京湾アクアラインの料金所をETC無線通信により走行する場合

軽自動車として扱われるバイクの場合、通常2470円→ETCなら640円 とかなりのお得!

マスツーリングではメンバー全員がETCを搭載しているかいないでアクアラインをコースに入れるか入れないかを決めるほど大きな違いがあります。

圏央道(八王子JCT~鶴ヶ島JCT間)特別割引

平成28年3月31日までの予定ですが知らない人も多いのでは・・・

この割引きによって首都高経由よりも安くなる場合もあり首都高渋滞の緩和が目的かと思います。

走る区間により割引きが決まっていますが八王子~鶴ヶ島を走ると420円の割引きになります。→詳細な割引料金表

圏央道連続利用割引

平成28年3月31日までの予定です。

走る区間によって最大300円の割引きがあります。

全車種共通の割引き料金です。

関越特別区間(水上~湯沢間)のETC料金割引き

関越特別区間(水上IC~湯沢IC間)の通行料金は、1km当たりの料金を39.36円として設定しているところ ETC無線通行に限り、24.6円として設定されています。

割引料金については計算式があります。

原発事故居住者の割引き(無料化)

一般の方には適応されませんが証明書のある方に適応されます。

くわしく知りたい方はETC割引きガイドブックをご覧ください。

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【グルグル螺旋の大橋ジャンクションを走ってきました】 2015/12/19

大橋JCTはとても変わったジャンクションです。

2010年に首都高の中央環状線が延びて東名高速道路と連結しました。

地上と地下の高度差およそ70mをグルグルと4回廻る螺旋を描いてつなげています。

2020年の東京オリンピックを目指して首都圏の高速網は急ピッチで進んでいますが、最近の高速道路の特徴は土地利用権の問題から地下深くに設置されています。

そしてこれを可能にしたのが掘りながら壁をつくっていくサンダーバードのジェットモグラのような巨大な機械によるシールド工法です。

首都圏の高速道路は放射状に広がる9放射と丸く東京を取り囲む3環状で構成されています。

放射状の道路はすでに完成していて、東名、中央、関越、東北、常磐、東関道 さらに横横(ヨコヨコ:横浜横須賀道)に繋がる東京湾岸道路、横新(ヨコシン:横浜新道)に繋がる第三京浜、さらに館山に向かう京葉道です。

また環状道は内側から中央環状、外環、圏央道です。

まだ走ったことのない方のために大橋ジャンクションを紹介する走行動画です。

【圏央道桶川北本IC~白岡菖蒲IC間 本日10月31日15:00に開通】

翌日ガソリンスタンドを確かめに走ってきました。⇒ 祝開通!圏央道菖蒲ICに初のガソリンスタンド誕生

ニュース等でご存じかも知れませんが圏央道の埼玉県内が全て開通しました。

これで都心から放射状に拡がる東名高速、中央道、関越自動車道、東北道の4つが圏央道で繋がりました。

ニュース映像はこちら

YouTube 動画

桶川加納ICと白岡菖蒲ICの間には圏央道全体のほぼ中央に位置する菖蒲(しょうぶ)PAができました。

内回りと外回りの両方からアクセスする集約一体型のPAです。

うれしいことに敷地内には圏央道では初となる24時間営業でスタッフ給油によるフルサービスの給油所が併設されています。

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【圏央道が常磐道、東関東道とも繋がる時期】

東名高速、中央道、関越自動車道、東北道の4つに加えてさらに常磐道、東関東道とも繋がるのはいつなのか調べてみました。

堺古河ICとつくば中央IC間(27km)が開通するのも予定では今年中(H27年)のようです。

開通すれば成田空港まで繋がります。

年末まで残り僅かですが現在の堺古河IC、坂東IC、常総IC付近の工事の状況です。

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圏央道全体の開通目標です。

横横(横浜横須賀)道まで繋がるのはH32(2020東京オリンピック)となっています。

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【狙いは首都高渋滞の緩和】

2020年の東京オリンピックを目指して確実に工事が進んでいるようです。

環状線がつながるとその内側の高速道路の渋滞が確実に減少するようです。

何故渋滞が減少するかというと約6割のクルマが都心環状線を通りすぎるだけだからです。

東名、中央、関越、東北道など放射状に伸びる高速道路とそれをつなぐ3つの円になった環状道路が計画されたのは今から40年も前。

それから放射状の高速道路の整備は進みましたが、環状道路の整備が遅れました。

だから、ほかのところへ行く車もみんな都心を通るため渋滞が起こっています。

平成13年度 首都高速道路公団調査

和光市から便利な外環道の工事も頑張れ!

関越自動車道の大泉JCTから東名高速道路に新設する東名JCT(仮称)までの16.2キロメートルは東京五輪の2020年に開通させる計画だそうです。

ただし用地取得、建設発生土の処理及び埋蔵文化財調査等が課題とのこと。

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【首都高中央環状品川線が2015年3月7日(本日)開通】

首都圏の高速道路を輪のように結ぶ、首都高速中央環状線、外環(がいかん)道、圏央(けんおう)道の「3環状」が今春、4区間(計43・3キロ)が次々と開通します。

東名高速など、都心と地方を結ぶ「9放射」とよばれる高速道路はすでに完成。

3環状によるバイパス効果で、都心の渋滞緩和が期待できます。

中央環状線は7日午後4時、大橋ジャンクション(JCT)―大井JCTの利用が始まり、3環状で初の全線(46・6キロ)開通。

渋谷、新宿、池袋の副都心やベイエリアをつなぎ、東名高速、中央道などにも首都高を通じて接続。

関東一円にアクセス向上が見込まれます。

もちろん日帰りのバイクツーリングがますます楽しめます。

東京オリンピック効果が早速現れてきたのでしょうか?

【大橋JCT首都高から東名へ】

意外と知らない方が多いのですが首都高速も2010年からは大橋ジャンクションでグルグルすると東名高速に繋がりました。

大橋ジャンクションは目が回りますがコーナリングの練習にピッタリです。

さらにもうすぐ今年(2015年)の3月には大井までも延長されるとのこと。

これで東名高速を使った伊豆方面は楽勝になりました。

気分によって首都高大橋ジャンクションでも圏央道の海老名経由でも選ぶことが出来ます。

グルグルと何周か回ります。

かなり急カーブで倒しこみの練習になります。

【アクアライン首都高から房総へ】

一方房総へは1997年にご存知東京湾アクアラインが開通し、海底を最短距離で走り抜けることが出来ます。

最初は高かった料金もETCをつければ700円

マスツーリングのときはETC付きのメンバーをそろえましょう。

でないとアクアラインを使えません。

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【シールド工法のおかげで工事期間短縮】

昔は高速道路の開通には用地買収が邪魔をして何十年も先になると言われていました。

でも技術が進んでおそらくサンダーバードのジェットモグラの現実版で地下40mぐらいで掘り進みます。

なので地上の建物はそのままで工事が進みます。

そのかわり大橋JCTのような落差がでるという道理です。

2号からでてくるジェットモグラを知らない方は⇒サンダーバードとは

昔流行っていたテレビ番組です。

シールド工法というのは掘ったらすぐに回りを固めて崩れたり水が入らないようにシールドする方法だそうです。

東京外環自動車道の大泉から練馬までの短い距離にトンネル工事がてこづったのは穴を掘ったら遺跡が出たからだと記憶しています。

願わくは東京外郭環状が大泉から東名まで繋がればツーリングには完璧です。

伊豆でも房総でもドンと来いです。

東京オリンピック目指して道路公団には頑張って欲しいです。

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【ETCの利用証明書の発行について】

もし仕事でバイクを利用したりして領収書が必要なときはパソコンから簡単に印刷できます。

ETC利用照会サイト

車両番号とかETCのカード番号の入力が必要です。

【首都高2人乗り禁止区間】

バイク2人乗りの話にも載せましたが、タンデムする方は首都高の2人乗り禁止区間には気を付けましょう。

【多摩湖狭山湖二輪通行禁止区間】

高速道路ではありませんが一般道でも常時2輪の走行が禁止されているところがあります。

標識を見落とすと減点されるかもしれないので要注意です。

多摩湖狭山湖の2輪通行禁止区間

【雁坂トンネルの無料化】

高速ではありませんが有料道路が期間限定で無料化されることが有ります。

埼玉県秩父市から雁坂峠標高:2,082m)の地下を潜り、山梨県山梨市に至る雁坂(かりさか)トンネルが無料化になるとの情報をキャッチしました。

2015年(H27年)の情報です。