【妄想】アメリカ大陸をハーレーで走りたい人へ!

2015年1月からスタートしました。

ご訪問ありがとうございます

<(_ _*)>

50才の後半になった今、プライベートと仕事の出張も含めて海外へ行ったのは指折り数えても両手の指で余るほどです。

しかしたまたま行ったアメリカでハイウェイを走り抜けるハーレーを見るたびにいつかはアメリカ大陸をバイクで横断してみたいと夢見ています。

年齢や経済力を考えればまず実現することはないとわかっていますが、万一に備えて心の準備だけはしておこうとフト思いました。

そんなワタクシですが、勤務先が比較的国際的な企業であることもあり、かつて一緒に仕事をしていた同僚がアメリカ出張やアメリカ転勤の多い部署に配属されることが多々あります。

彼らから時々聞くアメリカでのバイクツーリングのプチ情報などをつれづれなるままに綴ってみようと思います。

本題に入る前に・・・

わが愛車CB1100が存在するのも世界一のバイクメーカーHONDAがあってのこと。

まずは自転車屋から生まれた小さなオートバイメーカーが巨大バイク市場のアメリカへ乗り出したときの物語を見てください。

創業わずか7年あまりで世界に向けてチャレンジした会社です。

1959年(私は1歳)の話です。⇒ ホンダ・アメリカン・モーターの設立

【このページの目次】

1.以外と知らないバイク in アメリカの常識

2.国際運転免許証の話

3.アメリカの交通ルールの概要

ページトップに戻る

以外と知らないバイク in アメリカの常識

【頭よりも目が大切?】

日本ではバイクの死亡原因の第1位が頭部損傷、第2位が胸部損傷と言われています。⇒ リターンライダーの死亡事故増加について

しかしアメリカでは州によってはヘルメットをかぶらないのが常識。

その場合でも目を保護するゴーグルはMUSTだそうです。

アメリカ生活の長かった友人曰く

「頭蓋骨で守られる脳よりもゆで卵の固さの目玉に虫やゴミが刺さる方が危険」だそうです。

まっすぐな道を高速で長時間走るという特徴から日本のように単独転倒による頭部損傷が少ないからかも知れません。

牛さんもゴーグルが必要です?

【禿げるのはヘルメットのせい?】

日本では髪の毛の薄くなったリターンライダー仲間が集まると「ヘルメットで蒸れるからなぁ~」と皆さん呟いています。

ではアメリカでバイクに乗ると禿げないかというとそうでもないようです。

現にアメリカ生活で髪の薄くなった友人は「蒸れないけど風で髪の毛が飛んでいく」と言っています。

どうやら頭髪とヘルメットは無関係のようです。

ところで、こんなヘルメットがあるのをご存じですか?

キモイですね~

悪乗りしてついでにこんなのも・・・

さらに悪乗り・・・

読者様のご希望により探してみました。

ちょっとイメージが違いますがamazonにて中国製を見つけました。


現実はこんなもんでしょうか?

【対向車には手を上げて挨拶】

日本では特に北海道ではすれ違いの時にピースサインで挨拶します。

アメリカではジャンケンのパーのまま軽く手を上げているそうです。

某日本のバイクメーカーが流行らせようとしたを指で表したラブバイクサインはまだ一度も見たことがありません。

アメリカでも見たことないそうです。

YouTube⇒バイクが好きだ

【ハーレーは左右独立ウィンカー】

日本のバイクと違ってハーレーのウィンカースイッチは左右個々にあります。

さらに

①押し続けていなければ点滅しない(ブザースイッチのような)タイプ

②一回押すと点灯して、もう一度押すと消灯する(プッシュスイッチのような)もの

③ハンドルを戻して直線走行になると自動的に切れるもの(車のウィンカーキャンセラー)

があるようです。

ページトップに戻る

国際運転免許証の話

【国際免許証とは】Wiki

国際免許証は正式な免許証ではなく日本で発行された正式の免許証の翻訳版と考えられます。

したがって

・国際免許証だけでなく日本の免許証を携帯する必要があります。

・ハワイ、グアム、サイパンは日本の免許証でOKですが、事故や違反の時には警察官がわかるように国際免許証を持っていたほうが良いらしい。

・日本とアメリカの免許制度の違いがあります。

⇒たとえば国内ではバイクの中型免許しかもっていなくてもアメリカではバイクの大きさの制約はないので国際免許をとれば大型も運転できます。

【国際免許証の取り方】

最寄りの運転免許課、運転試験場にて以下のものを揃えて申請すれば即日発行してもらえます。

(1) 国内免許証

(2) 写真一枚(5×4cm)

(3) パスポート

(4) 手数料2,650円(2006年8月現在 東京都参照)

【国際免許証が無くてもレンタカーを借りられる】

空港の近くには必ずといえるほどハーツなどのレンタカーがあります。

アメリカ(ハワイ)、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでレンタカーを借りるなら国際免許証がなくても代わりに運転免許証翻訳フォーム(HDLT)をダウンロードすれば運転することが可能です。

HDLTとは「Hertz Drivers License Translation Application Form」の略称です。

HDLTは上記各国から正式なコンセンサスを得ていて、法的にも全く問題のないドキュメント証明書です。

免許証翻訳フォームとは、文字通り日本の免許証を翻訳してくれるサービスです。

国際免許証を取得するには、証明写真を用意し、各都道府県の運転免許課や運転試験場へ行かなければなりません。

しかし、このサービスは郵送でやりとりできるため、面倒な手続きを省き1週間程度で届きます。

各レンタカー会社のホームページから申し込み用紙をダウンロードし、免許証のコピーとともに郵送すると、数日で翻訳フォームが返送されます。

会社によって料金は1,000~2,000円、有効期間はいずれも90日となります。

たとえばHertz(ハーツ)を利用する場合のダウンロードは⇒免許証翻訳フォーム

【レンタカーを利用する場合の年齢制限】

・カナダ、アメリカ(ハワイ、グアム、サイパン)、オーストラリア、ニュージーランド・・・21歳

・ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、オランダ、アイルランド)・・・25歳

ページトップに戻る

【レンタルバイク】

レンタルバイクは日本国内からでも現地からでも予約することが出来ます。⇒Eaglerider

やっぱりハーレーでしょ!

ページトップに戻る

アメリカの交通ルールの概要

アメリカは州によって微妙に交通ルールもことなります。

ここで紹介することを鵜呑みにせずご自分で確認されることを推奨します。

【右側走行】

アメリカでは車でしか運転したことが有りませんが一番神経を使うのが右側走行のルールでした。

特に駐車場から一般道に出るときや、左折するときは間違えやすいので運転時は常に頭に入れておく必要があります。

とにかく自分の左側にセンターラインが有ることを常に意識します。

しかし数日間運転すると脳が自然に対応してくれます。

学生のころシカゴで1カ月程運転した時は逆に帰国して日本の左側走行に慣れるのが大変でした。

【赤信号でも右折が出来る(例外に注意)】

右側走行に次いで戸惑うのが右折です。

信号が変わるまでじっと待っていると、後ろから来た車にクラクションを鳴らされて曲がれと催促されて驚いてしまうことも。

交差点で赤信号であっても、停車して横断歩行者や左から直進して来る車がなく安全確認ができたらそのまま右折してもかまいません。

しかし、この一般ルールには重要な例外があります。

1つは、交差点に"NO TURN ON RED"(赤信号右折禁止)のサインがある場合です。交通量が多かったり、見通しの利かない交差点などでみられます。

もう1つは、個別の州の法律で禁止されている場合です。具体的には、ニューヨーク市内(マンハッタン、クイーンズ、ブロンクスなど)、カナダのケベック州では、NO TURN ON REDのサインが無い場合でも赤信号右折は禁止です。ニューヨークに入る高速道路では、「これから先は赤信号右折禁止」の標識がでますが、あまりに文字が細かくて通常気づかないと思います。

【踏切では一時停止NG】

日本なら踏切前では必ず一旦停止ですが、そんなことをアメリカでやった日には後ろから煽られます。

下手をすると追突事故の原因になりかねません。

アメリカでは踏切は一時停止しないことになっているからです。

一時停止はおろか徐行さえ義務付けられていない州が大半ですから、踏切を見かけても、遮断機と警報機が動作していない時は急減速しないよう気を付けてください。後ろから追突される危険があります。

「止まらないで徐行」が正しいのですが、ほとんどの踏切では電車が滅多に来ないこともあって、徐行している雰囲気さえ、あまり感じられません。

【走行方向が逆転する車線がある(リバーシブルレーン)】

特に大都市のフリーウエイなどの大きな車線には、特定の時間帯に一定方向に交通が流れ、 その他の時間帯には逆方向に交通が流れるようになっている車線があります。

点滅しない黄色の「X」では、その車線の走行方向が間もなく変るためすばやく安全にその車線から出なければなりません。

【有料道路に注意】

アメリカのフリーウエイは、大半が無料ですが、一部有料の区間(Toll road)があります。

場所によって名称や料金に違いがあるうえ、日本の有料道路と違って有料区間の入り口や出口にゲートやバーが設置されていない事があります。

私たち旅行者がレンタカーを利用すると、レンタルする車に日本のETCのようなシステムが備え付けられている事があります。

レンタカーにこのような装置が予め付いている場合、専用レーンを通ると自動的にレンタカー代を支払ったクレジットカードに通行料が請求されます。

レンタルした車に有料道路の通行料を自動的に支払う装置が付いていない場合は、現金支払い専用(CASH)のレーンで既定の料金を支払いが必要です。

小銭を用意しておいた方が無難です。

誤って自動支払いのレーンに進んでしまうと、ゲートやバーがないのでそのまま通過できてしまい、通行料が未払いになってしまいます。そうすると、車のナンバーがしっかり記録されているので、後日請求書が届き、通行料に加えて手数料などを支払わなくていはいけません。

【スピード違反に注意】

アメリカではハイウエイが市街地に乗り入れて、特に道路の境目がなくその街のメインストリートになっているということも少なくありません。

そういう場合制限速度が突然変わってしまうことがあります。

市街地の入り口以外にも、隣の州まで続いているフリーウェイでは州の境目で制限速度が変わることもあります。

このような場所では、スピード違反の取り締まりを行っている事が多く、注意が必要です。

アメリカではスピード違反をその場で摘発せず、後日、違反金の請求が届く場合がほとんどです。

運転中は走行速度に注意してくださいね

【信号の無い交差点(4-WAY STOP,ALL WAY STOP)】

信号機の無い交差点では、「STOP」標識の下に「4-WAY」もしくは「ALL WAY STOP」の補助標識があります。

交差点にSTOP(カナダ・ケベック州では"ARRET"、メキシコでは"ALTO")サインがあるところでは当然止まりますが、全ての方向からの車が止まるようになっているときには、STOPの下の標識に"4 WAY"と書かれています。

ここでは以下の3点に注意してください。

1 最初に止まった車からの早い順で交差点に進入することができます。

2 どちらが先か微妙なときは右側の車が優先

3 一方の道路に停止線が無ければ (STOPが無ければ)、そちらが優先。

信号のある交差点でもしばしば信号機が故障してしまうことが有りました。

そんな場合にもこのルールが適用されます。

【YIELD標識】

「ゆずれ」という意味の標識です。これから合流する道、つまり前方にある道を走る車に優先権があるという意味です。

この場合、前方を走っている青い車に優先権があるため、標識の手前で徐行、もしくは停止しなければダメ。

【左折専用センターイエローレーン】

車線中央に黄色い点線で囲まれたレーンがある場所があります。

これは以下の2通りに使われます。

1 「対向車線を横切って左側に行きたい場合」→左にウインカーを出してこのレーンに入り、対向車線が切れるのを待って左折します。

2 「側道から大きな道に左折するとき」→左折してこのレーンに入り、右にウインカーを出して後方の車を確認してから合流します。

【スクールバスには注意】

スクールバスが停車して「STOP」サインを点滅させていたら、後続車は確実に止まってください。

追い抜いたら違反になります。

黄色いボンネットバスは典型的なスクールバスです。

生徒・児童の乗り降りのために停車する場合、赤い派手なランプが点滅するとともに、車のサイドに折りたたんである「STOP」の標識が展開されます。

この間、安全確保のため、スクールバスの追い越しが禁止されるだけでなく、対向車もバスの手前で停止しなければなりません。

そんなわけで、バスの後ろについてしまったら、慌てずにゆっくり進みましょう。

そのうち曲がってくれます。

【ロータリーは反時計回りで出る車優先】

日本ではあまり見かけないロータリーですが、アメリカではかなり頻繁に見かけますし、高速道路の終点や出入口がロータリーになっている例も少なくありません。

ロータリーは半時計周りの一方通行です。

STOPなどのサインがなければ、ロータリーの手前で必ずしも一旦停止しなくてもよいですが、ロータリーから出て行く車が優先になります。

その意味で、一旦入ってしまえば自分が優先になります。

ページトップに戻る

最後に主な標識です。