武蔵御嶽神社・道祖神・出羽三山神社

Musahi Mitake Jinja, Dosojin, Dewa Sanzan Jinja

東京都葛飾区新小岩3丁目12-10

Shinkoiwa 3-12-10, Katsushika-ku, Tokyo

武蔵御嶽神社・道祖神・出羽三山神社の3つが祀られています。武蔵御嶽神社の本社は東京都青梅市にある御嶽神社で武蔵御岳山の山上に鎮座しています。道祖神は道路の邪気を祓って通行人の安全を守る神様です。羽三山神社は山形県にある月山(月山神社/阿弥陀如来)・羽黒山(出羽神社/聖観世音菩薩)・湯殿山(湯殿山神社/大日如来)のことで、この信仰は出羽三山信仰と呼ばれます。

Three shrines are here, Musahi Mitake Jinja, Dosojin, and Dewa Sanzan Jinja. The head of Musahi Mitake Jinja is in Ome City, Tokyo, located on the top of Mt. Musashi Mitake. Dosojin is a travelers' guardian deity who exorcises an evil spirit from the road to protect the safety of passersby. Dewa Sanzan Jinja means Mt. Gassan (Mt. Gassan Shrine/Amida Nyorai (Amitabha Tathagata)), Mt. Haguro (Mt. Dewa Shrine/Sho Kanzeon Bosatsu (Avalokiteshvara)), and Mt. Yudono (Yudono Shrine / Dainichi Nyorai (Vairocana)) in Yamagata Prefecture. Its belief is called  the Dewa Sanzan Faith.

   由 来

当地の小社は、新小岩天祖神社の末社として奉斎されております。向かって右から

武蔵御嶽神社

昭和初年頃、御注連縄講役員が招聘奉斎した小社であります。主祭神は、櫛眞智命、大己貴命の二柱で、亀トを司り、農耕と厄除けの神として広く関東一円に御神徳を崇められております。御嶽山々頂の本社併殿には少彦名命、日本武尊、広國押武金日命 (蔵王権現)が奉斎され、その他摂社末社が多数斎祀されています。

道祖神

障の神、賽の神。この近辺では、道陸神と呼ばれ、元来は道路の邪気を祓って行人の安全を守って下さる神様です。併しこの道陸神は大昔より「小松の足止めの道陸神」と称され、嫁、婿等の家出人の足を止めて帰らせ、又、「願」をかけると古い家出人が不思議と夫々の家に帰り、元の家に納まった様です。更に子授けの神としても知られ、 霊験灼かで、葛西近郊近在で有名であった由です。「願かけ」のお礼に二足の草鞋を奉納するきまりで、往時には数多の草鞋が架かり、今も尚名残の草鞋が架かっております。

出羽三山神社

三柱の神を壱体にして奉斎しています。

 羽黒山 出羽神社

 月山  月山神社

 湯殿山 湯殿山神社

古来代々天皇の宝祚長遠、世界平和、 萬民豊楽、鎮護国家を願う修験者の修行の大道場で多くの参拝者が、日本国中から参集する霊場です。

撮影日 | Date of photo

2024-01-07