4ー1蛮族の拠点を調査せよ!

サツキ(他3名):こんにちはー!

メル:(ガチャ)あ、全員一緒に来たの。

サツキ:あれ、メル。早いね?

メル:カケルさんももう来てるわ、入って。マサミ、みんな揃ったわ。

ユリカ:……なんか、知らない間に仲良くなっていない?

オーカ:最近兄さんのところでアルバイト始めたらしくて……

カルミン:ふーん?

マサミ:ん、来たか。

カケル:よっす!

サツキ:こんにちは!

カルミン:よし、さっそく成長始めようぜ!

マサミ(GM):前回の経験点は1640点、報酬が5500G、戦利品剥ぐ暇なかったし、救助した人から謝礼として2000Gもらったということで合計7500Gや。

※経験点は前回から計算をしなおしています。

オーカ:一人1250Gですね。

マサミ(GM):そういうわけで、成長始めてくれ。あ、カケルさん。騎乗時は片手しか使えないんで、アールシェピースの1Hも書き込んでもらっていいですか?

カケル:あれ、そうっすか。じゃあ直しときます。

<成長報告>

カルミン:よし、俺からいくか! クロムウェル・カーマイン、成長したのは生命力。スカウトを2に上げました。買い物はヒーリングポーションを2本と、防具をチェインメイルに変更。ハードレザーは売却した。

マサミ(GM):防具に回す余裕が出てきた感じやな。

カルミン:次くらいにプリーストかスカウトを上げたいけどどうなるかな。以上!

クロムウェル・カーマイン 18歳♂ PL/カルミン

ナイトメア(人間生まれ)/戦士 身長177cm

能力値ダイス:技7 体15 心8 A6 B9 C4 D2 E6 F9

最終能力値:器用度13 敏捷度16+2 筋力19 生命力19 知力14 精神力18

生命抵抗力5 精神抵抗力6 HP28 MP21

保有経験点:690

所持名誉点:45

合計名誉点:45

冒険者技能:ファイター3 プリースト/ル=ロウド1 スカウト2 エンハンサー1

戦闘特技:必殺攻撃、武器習熟/ソード

修得練技:キャッツアイ

装備:ブロードソード、チェインメイル、ラウンドシールド

アクセサリー:聖印、バンダナ、疾風の腕輪

所持品:冒険者セット、スカウト用ツール、保存食(7日分)、ヒーリングポーション×2

所持金:597G

ようやく装備まで回す余裕が出てきた主人公候補。リーダーとしての行動も板についてきた。

しかし、器用度の低さは無視できない。

サツキ:はい、アザレア・セイレーニア。上がったのは知力。それからプリーストを4に上げました。

カルミン:セイクリッド系が撃てるじゃん、強い。

サツキ:補助にも力が入るよね。クロに借金を返して、3点魔晶石を2つ買いました。あたしからは以上です。

アザレア・セイレーニア 18歳♀ PL/サツキ

人間/神官 身長160cm

能力値ダイス:技4 体8 心9 A12 B7 C4 D6 E10 F7

最終能力値:器用度16+2 敏捷度11 筋力13 生命力14 知力21 精神力16

生命抵抗力6 精神抵抗力6 HP26 MP28

保有経験点:430

所持名誉点:45

合計名誉点:45

冒険者技能:プリースト/ル=ロウド4 レンジャー2

戦闘特技:魔法拡大/数、魔法誘導

装備:ハードレザー、ラウンドシールド

アクセサリー:聖印、雪結晶の髪飾り、宗匠の腕輪

所持品:冒険者セット、テント(4人用)、救命草×4、魔香草×5、3点魔晶石×2

所持金:643G

プリーストが上がって安定してきた専門回復要員。そろそろ聖印を専用化したいところ。

オーカ:次は僕ですね。オフィーリア・オークリデア、上がったのは敏捷度。セージを一気に2上げて、取ったのは汎用蛮族語の読文と会話です。

マサミ(GM):あれ、ソーサラー上げんかったん?

オーカ:悩んだんだけど、シナリオに直結していそうなのと、やっぱり敵がわからないのは不安だから。あと兄さん、前回資料が妖魔語で書かれてるって入ってたけど妖魔語には文字がないみたいだよ。

マサミ(GM):え、……あ、ほんまや。じゃあ汎用蛮族語ってことで。

オーカ:あとは薔薇のチョーカーを買いました。これで攻撃を受けても2点までなら軽減できます。それくらいかな。

オフィーリア・オークリデア 15歳(外見年齢:12歳)♀ PL/オーカ

エルフ/魔術師 身長148cm

能力値ダイス:技10 体3 心13 A3 B9 C1 D4 E5 F9

最終能力値:器用度13 敏捷度20 筋力4 生命力7 知力19 精神力23

生命抵抗力4 精神抵抗力6 HP16 MP35

保有経験点:240

所持名誉点:45

合計名誉点:45

冒険者技能:ソーサラー1 コンジャラー3 セージ3

戦闘特技:魔法誘導、魔法拡大/数

修得言語:交易共通語(会・読)、エルフ語(会・読)、魔法文明語(会・読)、魔動機文明語(読)、汎用蛮族語(会・読)

装備:メイジスタッフ、クロスアーマー、薔薇のチョーカー

所持品:冒険者セット、食器セット×5、調理器具セット、羽根ペン、インク、羊皮紙、ぬいぐるみ(小)、手鏡、魔晶石(3点)×3

所持金:667G

知識方面のカバーに回るチームの柱。薔薇のチョーカーも身につけてダメージを受けても簡単には死ななくなった。

ユリカ:では、リリー・メイデン。筋力が成長し、シューターが4に上がりました。これに合わせて防具をチェインメイルに変更。そろそろ後ろに飛んでくる頃でしょうから、丁度いい具合になったかしら?

マサミ(GM):本当にな……。

ユリカ:あとは筋力が20に上がれば、弓も買い換えたいですわ。私からは以上です。

リリー・メイデン 20歳(外見年齢:10歳)♀ PL/ユリカ

ドワーフ/射手 身長142cm

能力値ダイス:技6 体8 心6 A16 B4 C9 D10 E6 F8

最終能力値:器用度22+2 敏捷度10 筋力18+1 生命力19 知力12 精神力15

生命抵抗力7 精神抵抗力6 HP31 MP15

保有経験点:290

所持名誉点:45

合計名誉点:45

冒険者技能:シューター4 スカウト2 レンジャー2

戦闘特技:精密射撃、武器習熟/ボウ

装備:ヘビーボウ、チェインメイル

アクセサリー:矢筒、ピアス、剛力の指輪、宗匠の腕輪

所持品:冒険者セット、スカウト用ツール、弓矢(29本)、羽根ペン、インク、白紙の本(日記)、礼服、ランタン、油、火縄壷、保存食(7日分)、ストーン(たくさん)

所持金:647G

シューターレベルも上がり、防護点も備え始めた後衛のための盾。

前回では恋人の足取りを掴めたが、今後はどうなるのか。

メル:メルクリウス・バーン、上がったのは器用度。ボーナスがブレイクしたので多少は当てるようになったぞ。技能はエンハンサーを上げてマッスルベアーを取った。

マサミ(GM):あまり強くならんでくれ……頼む……。

メル:断る。買い物は特にしなかった、というかできなかった。前回の韋駄天ブーツ分をオフィーリアに返したらなにも買えなくなってしまったぞ。しばらくはお金を貯めて、防具に回していきたいところだな。以上だ。

サツキ:(なんかメルの様子が変わったような……気のせいかな?)

メルクリウス・バーン 18歳♂ PL/メル

リルドラケン/戦士 身長221cm

能力値ダイス:技5 体14 心6 A6 B2 C10 D14 E5 F5

最終能力値:器用度12 敏捷度7 筋力24 生命力29 知力12 精神力11

生命抵抗力8 精神抵抗力5 HP41 MP11

保有経験点:640

所持名誉点:45

合計名誉点:45

冒険者技能:ファイター4 エンハンサー1

戦闘特技:かばう、防具習熟/金属鎧

修得練技:ビートルスキン、マッスルベアー

装備:ヘビーメイス、チェインメイル、カイトシールド

アクセサリー:ロングマント(フード付き)、韋駄天ブーツ

所持品:冒険者セット、保存食(7日分)、ヒーリングポーション×2

所持金:302G

器用度も上がり、マッスルベアーの習得も相まって攻撃面でも強化されつつある我らが要塞。

今日もGMの悩みの種である。

カケル:最後は俺だな。ラン、上がったのは筋力。それに合わせて剛力の腕輪を買って、ボーナスをブレイクさせた。

マサミ(GM):なんでこの兄妹はそんなに固めてくるんや……。

メル:兄妹じゃない。

カケル:で、ファイターを4に上げたのとエンハンサーを取った。覚えたのはキャッツアイ。大分戦闘面の安定感が増した感じだな。買い物はさっきも言った剛力の腕輪と、馬を二回目のレンタル。そんなところだな。

ラン 8歳(外見年齢:22歳)♂ PL/カケル

ルーンフォーク/戦士 身長177cm

能力値ダイス:技9 体12 心5 A11 B2 C8 D6 E4 F3

最終能力値:器用度20 敏捷度11 筋力22+2 生命力19 知力9 精神力8

生命抵抗力6 精神抵抗力4 HP28 MP8

保有経験点:90

所持名誉点:45

合計名誉点:45

冒険者技能:ファイター4 ライダー1 エンハンサー1

戦闘特技:武器習熟/スピア、全力攻撃

修得騎芸:攻撃指令

装備:アールシェピース、プレートアーマー

騎獣:リベアル(ホース/残り22回)

所持品:冒険者セット、栄養カプセル×2、騎乗証、騎獣縮小の札I、リペアパッチ

所持金:482G

前回から合流したリリーの従者。安定的な火力と命中力を求めた結果、GMの悩みの種になりつつある。

<導入>

マサミ(GM):さて、前回から三日が経った。生活費を減らしてくれ。

サツキ:大分生活に余裕が出てきたね。

カルミン:レベルが上がったおかげで報酬も増えてきたしな。よかったよかった。

ユリカ:ランの分は私の方で出しますわ。

カケル:え、なんで?

ユリカ:従者にお金を出させるわけにはいかないでしょう。主君たる者、そのくらいの甲斐性がなければ。

カケル:かっこいいなぁ、お前。

ユリカ:あなたのためではないわ、勘違いしないで!

マサミ(GM):はいはい、喧嘩しない。

ユリカ:喧嘩なんてしていませんわ。二人分で300Gを減らしました。

他のメンバーの生活費

クロムウェル→45G

アザレア→45G

オフィーリア→90G

メルクリウス→30G

マサミ(GM):前回のおさらいといこう。前回、人族が捕らえられていた場所から持ち帰った資料で、蛮族たちが人族を捕らえて出荷していたことがわかった。出荷先は蛮族国家“ミゲルグ”。地図からルートも割り出せ、場所も特定ができている。さらに、商品リストの中にはリリーの恋人と思われるドワーフも存在していた……そこから、三日が経った今。何している?

ユリカ/リリー:もちろん、今すぐにでも彼を探しに行きますわ。でも三日経ってるのは、きっと止められているんでしょうね。「もういい、お前たちの助けがなくとも私一人で行く! ラン、来い!」

カケル/ラン:「うす、お嬢!」

カルミン/クロ:「待てよ、別に行かないとは言ってないだろ。でも俺たち程度じゃ行っても逆に捕まるだけだって!」

サツキ/アザレア:「そうだよ、ここでミイラ取りがミイラになってどうするのさ。他のグループにも声かけたりとか、やることはいくらでもあるじゃないか」

メル/メル:「しかしやつらの目的が読めんな。人族を生け捕りにするメリットはなにかあるのか、あいつらに?」

オーカ/フィー:「食用だとすれば、現地で捌いた方がいいというだけかもしれません。……なんか言ってて嫌になってきました」

マサミ(GM)/メイア:そんな風に争っていると、お前たちのテーブルに一人が近付いてくる。リリーとさほど年の変わらなさそうな容姿と、鮮やかな赤い髪の少女や。ドワーフの女の子やな。「すまない、立て込んでいただろうか」

ユリカ/リリー:その人に気付いて飛び出そうとした足を止めます。「なんだ?」

マサミ(GM)/メイア:「依頼をしに来たんだが……」

カルミン/クロ:お、ついに指名で来るようになったのか! 「なんだなんだ、とりあえず聞くよ。なっ、リリー。座ろうぜみんな」

ユリカ:ではそれを聞いて不満げに座りましょう。

カケル:俺はリリーに続くかな。

サツキ/アザレア:「指名だなんて珍しい……どうしてあたしたちに?」

マサミ(GM)/メイア:「三日前、あたしもあの蛮族に捕らわれていたんだ。助けてくれたあんたたちなら、お願いできるかと思って」そう言うと、彼女はメイアと名前を名乗る。

オーカ:彼女に見覚えがあるか、判定できますか?

マサミ(GM):それなら見識判定かな。目標値は15で。

オーカ/フィー:うーん、12ですね。あまりにたくさんいたので覚えていられなかったのでしょう。「なるほど……。それで、お願いって?」

マサミ(GM)/メイア:「以前、別の場所でも蛮族の出入りを見たことがあるんだ。それを報告する前に、あいつらに捕まってしまって……。他にも拠点があると思うと落ち着いて過ごせないから、調査してほしいんだ」

メル/メル:「ふむ。それはどのくらいの距離だ?」

マサミ(GM):聞けば、ここから歩いて半日、馬車で3時間ほどの距離にあると言ってくれる。報酬は前金で2000G、成功報酬で8000Gを出すという。

メル/メル:「……私はそれを受けることに異存はないが、お前一人でそんなに出せるのか?」

マサミ(GM):「舐めるんじゃないよ、これでも100歳を超えているんだ。貯金くらいあるさ」

オーカ/フィー:「えーっ、100歳!」

サツキ/アザレア:「いいなぁ、ドワーフやエルフは年を取らなくて……」

オーカ/フィー:「別にエルフは取らないわけじゃないですよ、成長がすこぶる遅いだけで……」

カルミン/クロ:「……よし、わかった。その依頼受けるよ!」道中にはなにかありそう?

マサミ(GM)/メイア:ああ、道中にはなにもないぞ。「ありがとう、助かるよ。これはそこまでの地図だ、これを頼りにしてくれ」そう言ってメイアは地図を渡してくれる。それから、目当ての場所は魔動機文明時代の遺跡だと教えてくれる。

カルミン/クロ:「ああ、任せてくれ」魔動機文明の遺跡好きだな、あいつら。

マサミ(GM):というわけで、メイアは2000Gを渡すと帰って行くぞ。

カルミン:よし。じゃあ馬で3時間くらいなら馬車頼むか。

カケル:ん? でも俺じゃあキャリッジは乗れないぞ?

カルミン:運転手も雇ったらいいんじゃないか? キャリッジは5人までだから、リリーだけランの後ろに乗ったらいいと思う。

ユリカ:まぁ、そうかしらね。3時間も乗るのは面倒だし。キャリッジと運転手を手配するにはいくらくらいですの? 前金で間に合うかしら。

マサミ(GM):うーん、キャリッジだけで2000Gいくぞ?

カルミン:あ、無理だ(笑) 歩くか(笑)

ユリカ/リリー:「では行くか。ラン、運転は任せたぞ」

カケル/ラン:「了解っす、お嬢」

サツキ:一人だけ歩かない気だな~!(笑)

<かつての戦の跡>

マサミ(GM):歩くこと半日。着いた頃には既に陽が傾きかけている中、殺風景な場所にそこはあった。入り口とその他一部だけが地上に出ており、覗けば地下に続いているのがわかる、魔動機文明の無機質な様子の遺跡だ。

カケル:中に騎獣は入れるのか?

マサミ(GM):天井が低いので入るのは難しいな。

カケル/ラン:「馬はここまでっすね、お嬢」

ユリカ/リリー:「ああ。ご苦労だった、リべアル」

カケル:馬を縮小の札でしまいます。今回は馬なしか、ちょっと寂しいな。

オーカ/フィー:「陽も暮れてきましたし、地下は暗そうですね。ライトを付けておきます」成功しました。

カルミン/クロ:「ありがとう。隊列を組んでいくか」何人くらい横に並べる?

マサミ(GM):入り口は一人、中に入れば二人並べる。

カルミン/クロ:「俺が先に進むから、気をつけて来いよ」蛮族の気配がないか危機感知判定したいんだけど。

マサミ(GM):やるなら目標値は10やな。

カルミン:うーん、7だった。

ユリカ:11だけど、どう?

マサミ(GM):リリーは人気のひとつも感じられないことに気付く。

ユリカ/リリー:「……? ここに本当に蛮族が出入りしているのか……?」

カケル/ラン:「お嬢?」

ユリカ/リリー:「なんでもない。お前は前の方に行け、後ろは私が守っている」

マサミ(GM):中に入ると、部屋は7つ見える。左右に3つずつ、それから奥に大きな部屋が。コンクリート作りの建物は無機質で冷たく、そして魔動機文明の遺跡とは思いにくいほど、装飾の一つもない。土の匂いが充満しており、少なくとも居住区とは思えないだろう。

カルミン/クロ:「うーん、とりあえず近くから行くか?」

サツキ/アザレア:「それでいいんじゃないか? どうせ全部見るんだし」

カルミン/クロ:「じゃあ、入ってすぐ左側の部屋に入ろう」

マサミ(GM):左側の部屋に入ると、いくつかの死体に陽の光が落ちているのが見える。たくさんの薬莢が転がっており、窓はなく、外を覗けるようにロフトのような構造になっている。

メル:……トーチカ?

マサミ(GM):……。……そして、全員が入ったところで、死体が動き出す。

サツキ:ひっ!?

マサミ(GM):肉が腐り、骨ばかりになり、あるいは焼けて形を止めてしまっているもの。三体の死体は、生者であるお前たちも引きずり込もうと襲いかかってくる!

サツキ:やだー!!

<戦士たちの亡霊>

マサミ(GM):と言うわけで、7/12と6/13で魔物知識判定どうぞ。

オーカ:17と15でどちらも弱点を抜きました。

マサミ(GM):うむ。ゾンビが2体とスケルトンマギテックや。マギテックの詳細はこれ。

スケルトンマギテック Lv4 6/13

先制値8 移動速度18 生命抵抗力5(12) 精神抵抗力8(15)

攻撃方法:銃 命中力5(12) 打撃力2d+3 回避力3(10) 防護点3

HP28 MP30 弱点:回復効果ダメージ+3

「魔動機術4レベル/魔力6(13)」

魔動機術を4レベルまで行使できます。

「精密射撃」

乱戦に飛び道具を撃ち込んでも、誤射しません。

「骨の体」

刃のついた武器からはクリティカルを受けません。

「精神効果無効」

精神に影響を与える効果や、幻覚などの影響を受けません。

カルミン:うわ面倒くせぇっ!?

オーカ:物理でも魔法でも攻撃しにくいじゃないですか、嫌だなぁ……。

マサミ(GM):はっはっは。というわけで、先制判定といこうか。目標は8。

ユリカ:あ、ピンゾロ。

カルミン:12で取った。やるだけやるぞ!

■1ラウンド

マサミ(GM):相手との距離は5m。ゾンビ二体が前にいて、その3m後ろにスケルトンマギテックがいるで。

サツキ:制限移動3m下がって全員にフィールドプロテクション!

オーカ:こちらも3m下がってクロ、ラン、メルに3倍プロテクションです!

カルミン:さんきゅー。5m前進、キャッツアイを使用してゾンビAに必殺攻撃。……うわ、キャッツアイなかったら外してた。ダメージは11!

カケル:俺も5m前進してキャッツアイ……はMP少ないからいいや。ゾンビAに全力攻撃。達成値15、ダメージは20。これでAは落ちたな。

メル:わたしも5m前進してゾンビBに攻撃。達成値は15でダメージは……少ないな、9だ。クロを「かばう」で終わり。

ユリカ:これで落ちるといいけれど。達成値16、ダメージ……ゾンビなら回るわよね?

マサミ(GM):……ゾンビなら回るな。

ユリカ:1回転して25ダメージどうぞ。

マサミ(GM):一人でワンターンキルしようとすんなや(汗)

マサミ(GM):スケルトンマギテックは補助動作でターゲットサイトを使用。目標は……クロやな。メルに当たるからそのままダメージ13点、これは魔法やから防護点は無視や!

メル:2点減らして30まで減った、あと3回までしか受けられないな……。

■2ラウンド

オーカ:あとは前衛だけで大丈夫ですよね。僕は下がっています。

サツキ:あたしも様子見てるね。

カルミン:じゃ、スケルトンマギテックに接近して攻撃。……う、同値回避。

カケル:えーと、全力攻撃。12で当たって、ダメージは15、低いな。

マサミ(GM):最低値で15出しておいて低いってなんや……?

メル:わたしも攻撃しよう。15で命中して、メイスは……あ、12じゃないと回らないのか。15ダメージで1残っちゃうな。

ユリカ:なら石でも投げますか。13で当たって終わり。

カルミン:出目が……出目が低すぎる……!

サツキ/アザレア:「うわぁぁあ、動いても気持ち悪い、動かなくても気持ち悪い、怖い、やだやだ、こんなのがいっぱいいるのここ!?」

カルミン/クロ:「なんだよ、怖いのか?」

サツキ/アザレア:「怖いに決まってるじゃん!」

カルミン/クロ:「まったくしょうがないやつだなぁ」

オーカ/フィー:「まぁ遺跡ですしねぇ。こんなこともありますよね」

メル/メル:「眼球が4つと骨が1つ取れたぞ」

ユリカ/リリー:「……やはりおかしくないか? ここは蛮族の出入りしている場所なはずなのに、なんでアンデッドが湧いているんだ」

カケル/ラン:「と、言うと?」

ユリカ/リリー:「私たちは担がれたんじゃないか?」

カルミン/クロ:「そんなことして何になるんだ? あのドワーフに」

ユリカ/リリー:「なにか違和感が……」

メル/メル:「どちらにせよ、放置するわけにもいかないだろう。アンデッドは湧いているし、今から帰っても深夜になるから近くで野宿なんだ。なにもいないならここで風を防ぐためにアンデッドも始末しておかなければ」

ユリカ/リリー:「……そうだな」

カルミン/クロ:「よし、向かいの部屋に行こう。順番に見ていけばなにかわかるだろ」

マサミ(GM):向かいの部屋も同じような構造になっている。入ってすぐにまたゾンビとスケルトンマギテックが湧いてくるぞ。

カルミン:先制8だっけ? なら取った。軽く行くか。

■vsスケルトンマギテック

消化戦なのでダイジェスト。

1回目で魔法がなくても特に痛くないことがわかったので、アザレアは下がって、オフィーリアがクロにファナティシズムだけ行使。

その後、クロ、メル、ラン、リリーの攻撃でゾンビDを落とし、ゾンビCが微妙に残ってしまったので2ラウンド目でゾンビBはリリーが石で落とすことに。

スケルトンマギテックはクロを庇ったメルに13ダメージを入れるも、クロに13ダメージ、メルに7ダメージ、ランに18ダメージを受けてあえなく撃沈。

戦利品はゾンビの眼球×3と魔力を帯びた骨が1つ。

カルミン:なんだ21ダメージって……!

カケル:いやー、全力攻撃強いな。行使判定で2回も6ゾロ出るのはもったいなくてしかたないが。

メル/メル:「すまない、そろそろ回復が欲しいんだが……」

サツキ/アザレア:「はいよー、お疲れ様」やば、6しか回復しなかった。救命草2つ使って14回復して。

メル/メル:「助かった。魔法はさすがに痛いな」

サツキ/アザレア:「あたしはあの弾2つもくらったら即死だけどね……本当に頑丈で助かるよ」

カルミン/クロ:「よし、休憩も終わったし次の部屋に行くか。ここは見張りみたいな部屋だったけど、他もそうなのかな……」

マサミ(GM):隣の部屋に行くと、そこは弾薬庫のようだ。いたるところに木箱が置いてあり、弾薬や銃、あるいは魔晶石が入れてある。そのほとんどはもう効力をなくしていたり、さびたりして使い物にならないが探せばまだ使えるものもあるかもしれない。探索判定10に成功するといいものが手に入るぞ。ただし、屋内だからレンジャー技能は使えないから注意や。

ユリカ:駄目ね、9だわ。

カルミン:俺も。

サツキ:誰も10出せてないみたいだね……。

マサミ(GM):あれ、高かったか?

オーカ/フィー:「古い銃や弾丸がたくさんありますね。倉庫でしょうか」

メル/メル:「ここは戦争で使われていたようだな。さっきの二部屋は見張り部屋だろう、あそこで敵を迎撃して、ここで補充をしていたんだ」

ユリカ/リリー:「まさに、姿を隠すにはちょうどいい場所というわけだな。……それにしては、気配の一つもないが……」

サツキ/アザレア:「じゃあさっきのスケルトンは、魔動機文明時代の兵士ってことかい?」

メル/メル:「そうだろうな、だから魔動機術を使ってきたんだろう」

カルミン/クロ:「ここにはなにもなさそうだな。向かいの部屋に移動するか」

マサミ(GM):向かいの部屋も同じように弾薬庫になっている。探索判定10に成功すればまだ使えるものが見つかるが……。

カルミン:お、今度は出たぞ、15。

ユリカ:こっちはクリティカルですわ。

マサミ(GM):お、じゃあ1D6を3回振ってくれ。クリティカル報酬ってことで。

カルミン:えーと、俺は2。

ユリカ:3が2つ。

マサミ(GM):では魔動部品が1D6個と弾丸が4D6個出てくる。

カルミン/クロ:「まだ生きてる魔動部品が4個見つかった!」

ユリカ/リリー:「こっちには使えそうな弾丸が18個だ。マギテックがいないから、帰ったら売るか」

サツキ/アザレア:「お、いいじゃないか。でも不思議だね、フェンディルからこんなに近いのに、随分放置された遺跡だ」

オーカ/フィー:「フェンディルの周りは遺跡も多いですし、見回り切れていないだけかもしれません」

カルミン/クロ:「とりあえず、先を急ごう。いつ蛮族に襲われるかもわからないんだ、油断はするなよ」ということで、隣の部屋に移りたい。

マサミ(GM):隣の部屋には雑多に物が積まれている。人族とは違う様式の武器が多くあった。中には宝石などもあるようだ。どれもあまりに古びており価値がなくなっているものばかりだが、その中でも一部に関しては歴史資料になりそうだ。宝物鑑定判定をしてくれ。目標は12。

オーカ:14、成功です。

マサミ(GM):ではオフィーリアにはそれらが大破局時代に蛮族が使っていた武器だろうと推察できる。形がはっきり残っている綺麗なものならば持ち帰ると3000Gになるだろう。

大破局…ゲーム時間より300年前にあった、人族への蛮族による大攻勢。これにより魔動機文明が滅び、人族の文明は再び退化し、ゲーム時間では中世ヨーロッパレベルの文明までなんとか復興をしたところである。ディアボリック・トライアンフと読む。

オーカ/フィー:「み、見てくださいこれ! おそらく蛮族たちの使っていた武器ですよ。この様式は人族では見ませんし、なにより……これは製造年数でしょうか。大破局の頃のものです!」

カケル/ラン:「それのなにがすごいんだ?」

オーカ/フィー:「これだからルーンフォークは情緒のない!」

カケル/ラン:「なんだと」

オーカ/フィー:「貴重な歴史資料ですよ! これらを調べれば現在の蛮族の武器様式も推察できるわけです。持ち帰って売ればかなり高値になりますよ」

メル/メル:「なるほど、ならそれも持って帰るか」

カルミン/クロ:「興奮するのはいいけど、持って帰るなら全部調べてからだぞ。まだここの安全を確保したわけじゃないんだから」

オーカ/フィー:「わ、わかっています。わかっていますとも」

サツキ/アザレア:「ここでもなにもなさそうだね。じゃあ向かいを調べて、さっさと奥まで行っちゃおうか」

マサミ(GM):向かいの部屋は多くの不可思議な機械で埋め尽くされている。魔動機文明時代のなにかの機械のようだが、お前たちにはわからない。壁はたくさんの突起物があったり、棒が下げられていたりするが、武器の類いは見当たらない。中央に置かれた机には山のように散らかった紙がある。

カルミン/クロ:「なんだぁ、この紙」

カケル/ラン:「読めるのか?」

カルミン/クロ:「いやぁ、さっぱり。ラン、お前だったら読めるんじゃないか?」

マサミ(GM):紙に書いてあるのは魔動機文明語や。ランとオフィーリアなら読めるな。

カケル/ラン:ならちらっと見て、「さっぱりわからん」(笑)

カルミン/クロ:「さては頭悪いなお前」(笑)

ユリカ/リリー:「その脳筋男に古文書の解読ができるものか」

カケル/ラン:「お嬢は読めもしないじゃないですか!」

オーカ:読んでみますが、なにが書いてありますか?

マサミ(GM):多くはかすれていたり、紙が劣化したりして読める状態にない。その中の読めそうな部分を見ると、どうもこれは戦争の資料であることがわかる。大破局時代、蛮族との戦いに挑んでいたフェンディル兵たちの言葉がその中には鮮明に残されていた。ここは司令室だったようだ。文明が破壊された渦中の言葉は非常に貴重で、持ち帰れば5000Gはくだらないとわかるだろう。

サツキ/アザレア:「なにが書いてあるんだい、それ」

オーカ/フィー:「……戦争の記録です。ここは大破局の頃、蛮族との戦争の最前線だったようです。司令室で、錯綜する情報の中、勝つ方法を考えていたのがわかります」

サツキ/アザレア:「戦争の……」

オーカ/フィー:「おじいちゃんから聞いたことがあります、フェンディルの防衛戦のこと。でもこんなにはっきり資料が残っているだなんて……。これも持ち帰りましょう。かなり高額な資料になるのが予想されます」

ユリカ:(おかしい、この時点で出されたものが既に報酬の額と並ぶ。やっぱりこの仕事、なにか裏があるのでは……?)

カルミン:(こりゃなんか噛ませてあるな?)よし、次が最後だな! 行くか。

<本当の目的>

マサミ(GM):最奥の部屋は、ぱっと見ると牢獄が並んでいる。中にはいくつもの朽ちた骨が落ちており、暗く陽の光を知らないそのフロアはどんよりと空気が停滞していた。そこに全員が入り終わった瞬間、ダン! と大きな音を建ててシャッターが閉まった。

カルミン/クロ:「なんだ……!?」

サツキ/アザレア:「や、やだクロ。なに!?」

マサミ(GM):そして響き渡る警報音と共に、二機の巨大な機械が現れた。一体は両腕が機械になっており、もう一体は砲塔と四本の脚部からなっている。さあ、魔物知識判定と行こうか。

オーカ:ああっ、ピンゾロ!? 大きい方は弱点まで抜きました、ドゥームです!

カルミン:俺がギリギリ抜いた、もう一体はガーウィか!

ユリカ:まずいわ、本当に後衛に弾が飛んでくる!

サツキ:2D6+10って即死がありえるんだけど……!!

マサミ(GM):さあ、ボス戦と行こうか!

■1ラウンド

マサミ(GM):部屋の大きさは通路だけで縦30m、横15m。牢屋はいくつか扉が開いていて入ることは可能だが、そこに避難する場合遮蔽と見なして《鷹の目》なしでは魔法や弓は撃てないぞ。牢屋の壁の耐久力は防護点18、HP60。

カルミン:アザレアとオフィーリアはきつくなったらすぐに牢屋の中に逃げ込んでいいからな。1ターン目だけ補助くれたら、それだけでいいから。

サツキ:了解。

オーカ:わかりました。

マサミ(GM):敵との距離は15m、ガーウィが前にいてドゥームはさらに5m後ろや。牢屋までの距離は10m。先制判定の目標は12や。

カルミン:13! 勝つぞ!

サツキ:制限移動3mで牢屋側に移動して、まずはフィールドプロテクション!

オーカ:こちらも制限移動3m移動してさらに6倍プロテクション! これで2点は止められますよ。

カルミン:よし、15m前進して補助動作でキャッツアイを使用、ガーウィに攻撃!

達成値 9(4,5)+5+1=15

回避 5(4,1)+5=10 HIT!

ダメージ 6(5,5)+7=13

カルミン:くそー、出目は回ってるのになー!

マサミ(GM):4点弾いて9点貰う。剣のかけらほとんど持ってかれた……。

カルミン:ガーウィにも入ってんの!?

メル:全力移動で15m前進、クロにかばうを宣言してわたしは終了。

カケル:俺も11m前進して終わりかな。馬乗ってないし今は槍両手持ちでいいよな?

マサミ(GM):ええ、大丈夫です。

ユリカ:5m前進してガーウィに攻撃。

達成値 7(3,4)+8=15

回避 7(6,1)+5=12 HIT!

ダメージ 8(6,2)+8=16

マサミ(GM):12点貰う。ただの弓がめちゃくちゃ痛い……まぁいい、反撃の時間や!

マサミ(GM):まずはガーウィの攻撃、クロに2回攻撃や。1回目はメルに当たるで。ダメージは12点。

メル:これはたしか、物理ダメージでいいんだな? なら防護点で9点、プロテクションで2点弾くからもらうのは1点だな。

マサミ(GM):はあ……。これでかばうの効果が切れるから次はクロや。

達成値 2(1,1)ファンブル!

マサミ(GM):えぇ……。

カルミン:やったぜ、弾詰まりかな?

マサミ(GM):腹たつ-。次はドゥーム。胴体の攻撃は……10m内にいるのは前衛4人か。(コロコロ)クロに攻撃、もうかばうはないしファンブルもせんからな!

達成値 3(2,1)+9=12

回避 3(1,2)+5=8 HIT!

ダメージ 10(5,5)+5=15

カルミン:ええと、7点と2点弾いて6点貰う! いってぇ!

ユリカ:出目が低レベルすぎますわ……

オーカ:兄さん、今日出目悪いね?

マサミ(GM):お祓い行こうかな……。砲塔は(コロコロ)サツキや!

サツキ:ひぇぇぇ

達成値 6(4,2)+9=15

回避 5(4,1) HIT!

ダメージ 2(1,1)+5=7

サツキ/アザレア:うわわわわ、命拾いした! 5点貰います! 「きゃー!」

カルミン/クロ:「大丈夫か、アザレア!」

サツキ/アザレア:「な、なんとかー!」

メル:マサミの出目が死んでて助かった、回復がやられると困るんだぞ。

マサミ(GM):くそ、絶対に殺してやる。お前だけは殺してやる。

■2ラウンド

サツキ:うーん、フォース撃とうにも15m離れてるから難しいな。やれることないし、牢屋まで1m離れたところに移動して終わろうかな。

オーカ:制限移動3m牢屋側へ移動して、前衛4人にファナティシズム! これで攻撃面は安定すると思います。次にファイアウェポンを使ったら僕の仕事は終わりですね。

カルミン:よし、ガーウィに攻撃だ! 回らないのが本当にきついな……。

達成値 9(6,3)+5+1+2=17

回避 8(5,3)+5=13 HIT!

ダメージ 4(4,3)+7=11

マサミ(GM):クロですら安定して当てに来るとあっさりやられそうで嫌やな……。

カルミン:ねえ、クロですらってなに(笑)

メル:ビートルスキン、マッスルベアーを補助動作で使用。これで13点まで止まるようになる。さらにガーウィに攻撃。

達成値 5(3,2)+7+2=14

回避 11(6,5)+5=16 回避!

メル:ん、出目が回復してきたか?

マサミ(GM):ただでやられてなるものか。お前だけは止めるからな。

メル:GMに逆恨みされるんだぞ……。クロにかばう。

カケル:じゃ、俺もさらに4m前進してキャッツアイを使用、ガーウィに全力攻撃!

達成値 10(5,5)+7+1+2=20

回避 9(3,6)+5=14 HIT!

ダメージ 4(4,1)+9+4=17

マサミ(GM):なんやその桁!? 20とか6ゾロ出さないと避けれないやんか!?

カケル:お、調子いいぞ。14ダメージ与えたか? そろそろ死ぬだろ

ユリカ:んー、剣のかけらが9点でほぼ吹き飛んだってことは10点追加されてるとして45・・・・・・残り3点くらいかしら? 石投げても固定値で沈むわね。石投げます。

達成値 5(2,3)+8+2=15

回避 9(6,3)+5=14 HIT!

ダメージ 5(4,6)+8=13

マサミ(GM):石でとどめ刺されるのめちゃくちゃかっこ悪いな・・・・・・。

ユリカ:追加ダメージが8あるから、ファンブルしないかぎり終わりなのよね。弓を無駄遣いしないですみましたわ。

マサミ(GM):あとはドゥームでどれだけ暴れられるかやな・・・・・・。よし、胴体は・・・・・・砲塔が装填でこのラウンドは使えないか。なら、5m前進して乱戦エリアを形成。対人兵器を使用、半径6m以内にいるクロ、メル、ランを対象に金属片をまき散らして攻撃する! 達成値は15、生命抵抗/消滅で判定しろ。

クロ→6(3,3)+5=14 失敗

メル→5(4,1)+8=13 失敗

ラン→6(4,2)+7=13 失敗

全員:ええーっ!!

オーカ:期待値が5ってどういうことですか・・・・・・?

サツキ:まぁ7出しても成功するのメルしかいないけど・・・・・・。

マサミ(GM):よし、かかったな。全員に15点の物理ダメージや!

カルミン:うーん、16になった、ちょっときつくなってきたかな。

メル:2点か、大したことはないな。

マサミ(GM):魔法ダメージ出せるやつ出すんやったわ・・・・・・。プロテクションで加工されすぎとる・・・・・・。

■3ラウンド

サツキ:キュア・ウーンズ・・・・・・は起点指定か。クロを起点に指定して回復させるよ。10点回復して。

カルミン:さんきゅー。

オーカ:制限移動3m横にずれて、ファイアウェポン・・・・・・あ、4人に撒くにはMP足りないですね。魔法収束があればダークミストを使っても良かったんですが・・・・・・。では、4倍エンチャントウェポン! 僕はもうエネルギーボルトしか撃てないです(笑)

カルミン:おっけー。えーと、ドゥームとは接敵してんのか、移動する手間が省けたぜ。キャッツアイはまだ効いてるから・・・・・・胴体に攻撃!

達成値 5(4,1)+5+1+2=13

回避 5(3,2)+7=12 HIT!

ダメージ 2(1,3)+7+1=10

メル:わたしも続くぞ。胴体に攻撃。

達成値 9(3,6)+7+2=18

回避 4(2,2)+7=11 HIT!

ダメージ 5(2,5)+8+2+1=16

マサミ(GM):こ、このゴリラめ・・・・・・。

メル:ドラゴンだぞ。

マサミ(GM):やかましいわ!

カケル:まぁまぁ。俺も行くぞ、全力攻撃!

達成値 6(5,1)+7+1+2=16

回避 6(5,1)+7=13 HIT!

ダメージ 4(4,1)+9+1+4=18

マサミ(GM):19!?

カケル:お、いい感じに削れたな。やっぱり火力出すならダイスに頼らない方がよさそうだ。

カルミン:お兄ちゃん固定値信者かー。

ユリカ:さ、私も行きましょう。胴体へ。

達成値 6(2,4)+8+2=16

回避 8(2,6)+7=15 HIT!

ダメージ 8(3,6)+8+1=17

マサミ(GM):うわ……1ラウンドでもう5分の1しか残っとらん……。

オーカ:……これダイスの目さえよければこのラウンドで胴体落ちてたんじゃない?

ユリカ:7以上をほとんど見ないものね。メルとランは7を超えれば20ダメージ出せたでしょう?

メル:9が出れば。

カケル:6が出れば。

カルミン:固定値ってすごいなー。

マサミ(GM):なんとか一人くらい持って行きたいが。胴体はクロに攻撃するからメルに当たるな。

カルミン:さっきから俺狙われすぎじゃない?

マサミ(GM):ダイス振ってるんやぞ、ちゃんと。ダメージは(コロコロ)……きたきた! 16点や!

メル:うむ。3点だな。

マサミ(GM):こいつ……。

メル:喜ぶといい、わたしのHPは今回よく削れている。

マサミ(GM):……。砲塔はオーカを狙うぞ!

オーカ:ええーっ!!

達成値 7(4,3)+7=14

回避 3(1,3) HIT!

ダメージ 9(3,6)+10=19

オーカ:あああああ待ってください、2点引いて17でしょう、ー1だからピンゾロしなければいいんですよ!

カルミン:やめろそれはフラグだ(前科者)

サツキ:マサミさん、まだ死んでないですよ、大丈夫ですよ、落ち着いてください。

マサミ(GM):なんで俺はこういうところばっかり……。

オーカ:行きます! (コロコロ)あー! やったー! 6ゾロだー!!

全員:よかったー!!

オーカ:6ゾロだったので一瞬砲塔に吹き飛ばされ意識を飛ばしますがなんとか体を起こします。

サツキ/アザレア:「オフィーリア、大丈夫かい!?」

オーカ/フィー:「だ、だいじょうぶです……ふふふ……みらいのだいうぃざーどであるわたしはこのていどじゃやられないんですよぉ……」

サツキ/アザレア:「やばい、なんか言ってる。早く治さないと」

オーカ:あれ? そういえば僕薔薇のチョーカーしてるんでした。それ壊せば死ななかったですね・・・・・・すっかり忘れてました。

■4ラウンド

サツキ:オフィーリアにキュア・ウーンズ! 8点回復して!

オーカ:ありがとうございます。これで半分回復してしまうのも悲しいものですね。僕は暇なのでエネルギーボルトでも撃ちましょうか。胴体へ。

達成値 10(5,5)+4=14

精神抵抗 7(4,3)+8=15 抵抗!

ダメージ 4(4,4)+4=8÷2=4

オーカ:うーん、ソーサラーは上げてないからやっぱり抵抗されてしまいますね。魔晶石は残っているので、まだ苦戦するようならブラントウェポンなり前衛巻き込んでスパークなり撃ちますね。

メル:抵抗低いからあまり巻き込まないで欲しいぞ。

カルミン:よし、胴体もあと少しで落ちるな。キャッツアイをかけ直して切り込むぞ!

達成値 8(2,6)+5+1+2=16

回避 5(3,2)+7=12 HIT!

ダメージ 4(1,6)+7+1=12

マサミ(GM):え~と……ギリギリ耐えたな

カルミン:まじで俺見せ場ねぇんだけど……

ユリカ:残りは私が処理しましょうか。石で。

達成値 10(6,4)+8+2=20

回避 5(2,3)+7=12 HIT!

ダメージ 5(6,6)+5(6,4)+8+1=19

ユリカ:あら、回してしまったわ(笑)

マサミ(GM):石でそんなダメージ出すやつがおるか!?

カケル:どんだけでかい石だったんだろうな、この石(笑) よし、これで砲塔が空いたな。このラウンド砲塔はなんもできないしたっぷり壊してやるか。全力攻撃!

達成値 5(1,4)+7+2=14

回避 6(2,4)+8=14 回避!

カケル:あれ(笑)

メル:最後はわたしか。相手も回避が増えてちょっと厄介かもしれないな。

達成値 7(5,2)+7+2=16

回避 6(4,2)+8=14 HIT!

ダメージ 3(3,2)+8+2+1=14

メル:そんなことはなかった。

マサミ(GM):11点もらう。これは……次のターンには潰れるんじゃ……。

オーカ:そうか、砲塔の方が防護点ないんだね。

ユリカ:このままさっさと次で終わらせましょう。嫌だわ、また後衛が死にかけるのを見るのは。

■5ラウンド

オーカ:ふむ、では……抵抗抜ければ確定9点入るんですよね、スパーク。試してみましょうか。クロ、メル、ランはがんばって抵抗してくださいね(笑)

カルミン:俺自信ねぇよ……。

オーカ:ドゥームに起点指定し、3点魔晶石2個を潰してスパーク、半径3m以内にいる人は抵抗判定してください!

達成値 10(6,4)+6=16

抵抗判定

ドゥーム 10(6,4)+8=18 成功

クロ 6(2,6)+6=12 失敗

メル 7(2,5)+5=12 失敗

ラン 10(6,4)+5=15 失敗

オーカ:……あれ(笑)

カルミン:抵抗できるかそんなの!

マサミ(GM):残念、もくろみは外れたようやな。

オーカ:すみません、ダイスは各自回してくださいね、恨まれるのも嫌なので(笑)

ダメージ

ドゥーム 2(3,4)+6+3=11÷2=6(四捨五入)

クロ 1(3,3)+6=7

メル 2(2,5)+6=8

ラン 1(4,2)+6=7

カケル:今日で一番ダメージ受けたんだが……。

オーカ/フィー:「ああっ、すみません、わたしが偉大なウィザードなばっかりに皆さんに抵抗できない威力を出してしまって!」

カルミン:偉大なウィザードなら魔法収束くらい取っとけ! ま、まぁとにかくこのラウンドで落とすぞ!

達成値 5(3,2)+5+1+2=13

回避 8(3,5)+8=16 回避!

カルミン:ああくそ、命中力が低すぎる

メル:ふむ、ビートルスキンをかけなおして砲塔に攻撃するぞ。

達成値 6(3,3)+7+2=15

回避 9(3,6)+8=17 回避!

メル:急に出目がよくなりすぎじゃないか? クロにかばう。

マサミ(GM):黙ってやられてたまるか!

カケル:ええー、これ当たるかなぁ。キャッツアイをかけ直して全力攻撃!

達成値 5(1,4)+7+1+2=15

回避 4(3,1)+8=12 HIT!

ダメージ 2(2,1)+9+1=12

カケル:うーん、もう少し行きたかったな。お嬢、17点出せるか?

ユリカ:まぁやってみましょう。私も今度練技取ろうかしら……。

達成値 10(4,6)+8+2=20

回避 7(2,5)+8=15

ダメージ 9(4,6)+6(2,4)+8+1=24

ユリカ:あら余裕でしたわ。弓は刃がついたとは書かれていないもの、クリティカルしますでしょう?

マサミ(GM):せやな……なんや、その火力……。

カケル/ラン:「さすがはお嬢、弓の腕で右に出る者はいねぇぜ!」

ユリカ/リリー:「当然だ、我が家系は弓の名家、この程度できなければ」

カルミン/クロ:「かっこよすぎる……」

サツキ/アザレア:「みんな、お疲れ様! 大丈夫かい、回復する?」

メル/メル:「いや、……大丈夫だろう。このレベルがまた来たらお願いするが」

オーカ/フィー:「それにしても酷い目に遭いました、後ろまで弾が飛んで来るだなんて」

サツキ/アザレア:「フィーが無事でよかったよ。また誰かさんみたいなのはごめんだからね」

カルミン/クロ:「悪かったな、軟弱者で」

メル:とりあえず剥ぎ取るか。ガーウィが粗悪な魔動部品、ドゥームが……む、なにも取れなかったぞ。しけたやつめ。

マサミ(GM):ちなみに剣のかけらは7個手に入るで。

<なにもない遺跡>

カルミン/クロ:「しかし……蛮族の出入りなんかなんもねぇな?」

ユリカ/リリー:「やはり私たちは騙されたんだ、あの女に!」

カルミン/クロ:「そうは言っても、なんで俺たちを騙すんだよ」

サツキ/アザレア:「そうだよ、ここをもう使ってないだけかもしれないだろう」

マサミ(GM):そう議論しているところで、せやな、オフィーリアはドゥームの後ろに一つの人形が無残に打ち抜かれているのを見つけるだろう。ただの人形にすぎないが、大破局時代のトーチカであるここにそれはあまりにも不自然に映る。オフィーリアにはわかるはずだ、それが――

オーカ/フィー:操霊魔法……? そうか!「皆さん、見てください。こんなものが落ちていました」

カケル/ラン:「人形がどうしたのか?」

オーカ/フィー:「これはおそらく、操霊術師がコマンドドール、そしてドールサイトに利用したものではないでしょうか」

カルミン/クロ:「コマンドドール……?」

オーカ/フィー:「わたしたちは人形を動かすことや、動かした人形と視界を共有することが可能です。わたしたちをここに連れてくるため、これで遺跡を下見していた可能性があります」

サツキ/アザレア:「でも、操霊術師がなんで……あっ」

オーカ/フィー:「前回逃がしたディープグレムリン。あれは操霊魔法を使います。メイアの正体は――ディープグレムリンかもしれません」

マサミ(GM):そう話していると、牢屋に隠れていた人形が一匹、密やかに出て行こうとするのが見える。

カルミン/クロ:「! 術者が近くにいるぞ、追うぞ!」

全員:「おう!」

マサミ(GM):全員、急いで遺跡から走り出す。一番足の早いオフィーリアが全員を抜き去って遺跡を出たところで、遠くに逃げるディープグレムリンの姿が見えるだろう。その距離はおよそ60mを越え、オフィーリアが全力で追いかけても間に合わない。

カルミン/クロ:「くそっ、逃げられたか!」

ユリカ/リリー:「……私たちはもう敵に目を付けられているぞ。やはり攻め込むべきだ、敵に先手を打たれる前に!」

サツキ/アザレア:「クロ。……どうする?」

カルミン/クロ:「……どちらにせよ、物資はいる。今日はここで休んで、夜が明けたらフェンディルに帰る。そのあとどうするかは……アドミランと相談だ」

ユリカ/リリー:「何故!」

カルミン/クロ:「行かないとは言ってない! ただ、俺らはまだひよっこだ。敵陣に突っ込んで、恋人助けられないまま死んだら無意味だ。今日オフィーリアが危なかったのも見てただろ!」

オーカ/フィー:「……」

ユリカ/リリー:「……!」

カケル/ラン:「お嬢。俺はあなたに着いていきます。ご命令を」

ユリカ/リリー:「……二人ずつで見張りをローテーションをしながら寝ることにしよう。今日は疲れた」

カケル/ラン:「わかりました」

カルミン/クロ:「……リリー、焦るなよ」

ユリカ/リリー:「……わかって、いるさ」

<余談>

全員:お疲れ様でしたー!!

メル:そういえば、あのディープグレムリンはどうやってわたしたちを騙していたの?

オーカ:それがわからないんですよね。レッサーオーガですか?

マサミ(GM):いや。依頼人もディープグレムリンや。操霊魔法のディスガイズで、ディープグレムリンの見たことがある捕虜の一人に化けてただけやな。

カルミン:つまり……あのディープグレムリン、メスなのかよ!?

サツキ:でも、次どうなるんだろう? 一応敵の位置はわかってるけど、あたしたちだけで突っ込むの?

マサミ(GM):ま、それは次回のお楽しみやな。

カケル:しかしあれだな。楽しいけどこれ……酒が呑みたくなるな! ねぇ?

マサミ(GM):いや、未成年なんで……。

カケル:いやそれくらいの歳なら飲んだことくらいあるでしょ

オーカ:兄さんはカケルさんより5歳くらい下ですよ。お酒は飲めません。

カケル:はぁ!? 嘘だろそりゃ

メル:そもそもカケルさんもまだ未成年だろう。

カケル:いいんだよ、もうすぐ誕生日なんだから。

マサミ(GM):子供に変なこと教えないでもらえます? とにかく今日はここまで!

全員:お疲れ様でしたー!

リリーの敵に目を付けられ始めた一行。

焦るリリーと、それをいさめるクロの間に少しずつ意見のずれが見えてきている?

そんな感じで、オフィーリアが無事で安心した作者でした。

報酬:2000+5000+3000+1880=11880G

経験点:1250+α

名誉点:7個→23